働けば負けです ~ 19世紀の英国女性と現代日本の関西山手女性

ジェイン・オースティン、ブロンテ姉妹の作品を通して、19世紀英国社会における女性間ヒエラルヒーを読み取る。 それは現代日本の関西の一部地域に似てはいないか?
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Eiko Yamashita🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿🕷 @Eiko_Yamashita

「エマ」に出て来る牧師の妻エルトン夫人がウェストン夫人を「レディそのものねえ、元家庭教師には見えないわ」と見下し、エマが激おこになるという場面がある。因にエルトン夫人は成金の娘で、当時は牧師夫人は一種のステータス。そして家庭教師をした事があるというのは一種の黒歴史なのである。

2014-05-20 19:28:21
T.K. fukushimaタグ付けよう @aizujin_k

@Eikoyamashita 前から疑問なんですが、牧師さんが亡くなった後、未亡人や子供は牧師館を出なければなりませんよね。その後どうやって生活したのでしょう。

2014-05-20 19:35:04
Eiko Yamashita🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿🕷 @Eiko_Yamashita

@aizujin_k ジェーン・オースティンは牧師の子ですが、母と姉と共に兄エドワードの邸宅近くに一軒家を与えられ、兄達による資金援助とジェーンの原稿料で暮らしていました。貧しい暮らしをした人も多いかも知れませんが、どこかから遺産が舞い込むケースも多かったようです。

2014-05-20 19:39:30
Eiko Yamashita🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿🕷 @Eiko_Yamashita

@aizujin_k 例えばジェーンの母カサンドラはリー家という資産家の娘で、リー家に跡取りがいなかったため、牧師だったジェーンの兄が遺産相続しオースティン・リーと改名しています。別の兄は子供のいない父の従兄弟ナイト家の養子になり、後に妹と母のメインの支援者となります。

2014-05-20 19:42:04
T.K. fukushimaタグ付けよう @aizujin_k

@Eikoyamashita ありがとうございます。階層的にある程度資産がある一族がバックにいるから、何とかなる感じなんですね。同時代の日本と似てるのかな思いました。

2014-05-20 19:47:22
Eiko Yamashita🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿🕷 @Eiko_Yamashita

@aizujin_k 当時中流の女性は子だくさんでしたから、身内に高い教育を受けた独身女性や未亡人は世話役として需要があり、現にジェーンや姉、母は甥や姪の養育を一手に引き受けていました。ただ、全ての牧師家庭がオースティン家のように恵まれていはいなかっただろうとは思います。

2014-05-20 19:44:18
T.K. fukushimaタグ付けよう @aizujin_k

@Eikoyamashita なるほど、運次第のところもあったわけですね。以前TVで見た「ラークライズ」で老牧師がなくなりかなり歳のいった娘が、次の牧師一家のガバネスになるか結婚相手を見つけるかの瀬戸際に立たされる話があったので、えー、そんなに大変だったのかと。

2014-05-20 19:54:48
Eiko Yamashita🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿🕷 @Eiko_Yamashita

@aizujin_k あー、あれ結局どうなったんでしたっけ?学校の先生になった気がするんですが、どうだったかな。日本にも「ラークライズ」ファンがいて嬉しいです♪

2014-05-20 20:24:46
T.K. fukushimaタグ付けよう @aizujin_k

@Eikoyamashita 面白かったですが、尻切れトンボで放映が終わったような。牧師さんが弟?の教育に全財産をつぎ込んで挙句にぐれて出奔、で、割を食ったハイミスの娘というよな話だったと思う・・彼女に純愛をささげる郵便配達のトマス君と結婚にこぎつけたとこまで見た記憶があります。

2014-05-20 20:34:17
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