鼻腔の被曝について

「空想ではなくて、ちゃんとした根拠となる文献を探してから来てください。その話はもうすっかり飽き飽きです。その話を言う人で、根拠を持ってきてくれた人はひとりもいません。ひとりもです」ということなのでそのようなものを。
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あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@tatsuro1982 それには被曝量がぜんぜん足りません。鼻で等価線量1Svに達するには100万ベクレル以上吸引しなくてはなりませんが、それはないです。また、放射線医は、鼻で局所的に1Sv程度では鼻血は出ないと言っています

2014-05-20 22:57:19
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@tatsuro1982 関係ありませんし、その判断基準も他の原因を排除できないので誤りです。というより、他の理由でどうしても説明がつかないときだけ被曝を疑ってください。ストレスでも鼻血は出ますから、その可能性のほうが圧倒的に高いです

2014-05-20 22:59:14
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@tatsuro1982 空想ではなくて、ちゃんとした根拠となる文献を探してから来てください。その話はもうすっかり飽き飽きです。その話を言う人で、根拠を持ってきてくれた人はひとりもいません。ひとりもです

2014-05-20 23:03:48
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

鼻の粘膜に放射性微粒子が付着して鼻血が出たんじゃないかと主張したいかたは、根拠を付けてくださいね。次から次と同じ話をされるので、もう飽き飽きしました。鼻血が出るには線量も放射性物質の量もぜんぜん足りません。おしまい!

2014-05-20 23:06:54
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

今となっては、鼻血の話は目くらましみたいなものなので、それに拘り続けるのは、むしろ問題の本質を見えなくしますね。「美味しんぼ」がいちばん主張したいのは「福島には住めないから逃げろ」ですよ。福島に住むことを選択した人たちをこれほど馬鹿にした話はないと思います

2014-05-20 23:44:40
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

「低線量被曝でも鼻血が多発する」というのは、「低線量被曝が原因で鼻血はでない」に比べて圧倒的に弱い仮説なので、主張するなら強い根拠が必要というのが科学の話としては当然。社会の話としては、鼻血はどうでもよくて、「福島には住めない」的な表現を問題にするべき。こちらがはるかに大きな問題

2014-05-21 10:48:51
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@simesaba0141 @NatsukiPydyhgfd @teammaruyu2gou @ryoFC @ut_ken 鼻粘膜に微粒子で鼻血は、ほんとにどうでもいい仮説ですよね

2014-05-21 20:58:25
あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco

@NatsukiPydyhgfd @simesaba0141 @teammaruyu2gou @ryoFC @ut_ken 鼻血なんか、2011年4月には終わってた話ですよね。ああいう、とっくに終わってる話を蒸し返すのは愉快犯

2014-05-21 21:02:44
Jun Makino @jun_makino

twitter.com/kikumaco/statu… それには被曝量がぜんぜん足りません。鼻で等価線量 1Sv に達するには 100 万ベクレル以上吸引しなくてはなりませんが、それはないです。

2014-05-22 11:18:28
Jun Makino @jun_makino

引用続き : また、放射線医は、鼻で局所的に 1Sv 程度では鼻血は出ないと言っています </a>

2014-05-22 11:18:30
Jun Makino @jun_makino

例によって TECDOC-1162 によるなら、 I-131 の吸入による実効線量は 0.011(mSv/h)/(kBq/m^3) である。大雑把に 1 時間の呼吸量が 1m^3 とすれば、 これは吸入 1kBq あたり 0.011mSv が実効線量である。

2014-05-22 11:18:32
Jun Makino @jun_makino

つまり 100 万ベクレルで 10mSv 。ここから、菊地さんの主張は、遠藤さん の ( というか ICRP モデルからでてくる )1um 粒子の I-131 では鼻腔 (ET1) の被曝は実効線量の 100 倍、という数字を 使ったものであることがわかる。

2014-05-22 11:18:34
Jun Makino @jun_makino

さて、では、 100 万 Bq 以上吸引が必要、という主張及びそれはない、と いう主張がどの程度正しいかを以下に検討しておこう。

2014-05-22 11:18:35
Jun Makino @jun_makino

I-131 において実効線量の 10 倍、というのは、あくまでも Type F, 1um という 1 タイプのダスト粒子だけを考慮したものであるが、これはちょっと古 い考えかたで最近は 5um 程度までを考慮する、とされている

2014-05-22 11:18:37
Jun Makino @jun_makino

この場合、鼻腔に残る量が 3-5 倍程度になるので、 3 倍としても 30 万ベク レルで十分ということになる。

2014-05-22 11:18:41
Jun Makino @jun_makino

また、 I-131 とベクレル数で同程度あった Te-132 は鼻腔への線量は 1.4 倍程度と評価されているので、 I-131 の量としてはさらに 1/2.4 、 12 万ベ クレル程度の吸入で鼻腔の被曝は 1Sv に達することになる。

2014-05-22 11:18:43
Jun Makino @jun_makino

では、 I-131 で 12 万ベクレル程度の吸入はありえないか、ということだ が、これは I-131 の実効線量で 1.3mSv 、甲状腺等価線量でも 26mSv に相当する。

2014-05-22 11:18:45
Jun Makino @jun_makino

何度か引用した JAEA 論文では I-131 による実効線量が 0.4mSv と見積 もられているので、東海村にいた場合の 3 倍程度の吸入で鼻腔の被曝は 1Sv に達しえることがわかる。

2014-05-22 11:18:46
Jun Makino @jun_makino

ダストサイズを考慮しなくても 3 倍しか変わらないので、やはり東海村の 10 倍程度の濃度のところであれば鼻腔の被曝は 1Sv に達しえる。そういうところにいた人がいない、という主張は明らかに間違いである。

2014-05-22 11:18:48
Jun Makino @jun_makino

特に、空間線量の最大値で 300 倍にもなる双葉町でもそういうことがあ りえない、という主張には科学的根拠がない。また、福島市でも空間線量の最 大値は東海村の「少なくとも」 4 倍である。もっと高かったエリアがある程度 の面積存在していた可能性は高い。

2014-05-22 11:18:50
Jun Makino @jun_makino

菊池さんが依拠しているのと同じモデル、仮定と実測データを使って、鼻で等価線量 1Sv に達するのは福島県内のそれなりの面積で十分ありえる、ということを議論してみました。

2014-05-22 11:18:52
Jun Makino @jun_makino

「また、放射線医は、鼻で局所的に 1Sv 程度では鼻血は出ないと言っています」についてはさすがにこれを科学的根拠のある発言とみなすのは無理でしょう。

2014-05-22 11:18:56