「本が変化する」フェア選書一覧(3/20~5/7 ) リブロ・Cartgrarhia

またまたたくさんの本。 つぶやかれている間、リアルで読んでいましたが、まとめて読みたくなった。 ちょっと重複している部分もありますが、すみません。
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リブロ・Cartographia @books_power

こんばんは。昨日からスタートしました「本が・変化する<未来を拓く本の力・3>」。今日からフェアの選書をご紹介いたします。まずは、1回目から連続で参加頂いている三名の方の選書から。

2014-03-21 18:40:54
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大澤真幸・選/ 『経済の未来』ジャン・ピエール・デュピュイ(以文社)/経済についての思考の中に、「未来を変える断固たる選択」ということを組み込むためにはどうしたらよいのか。このように問うことを通じて、経済によって完全に愚弄されていた政治の復活を目指す。

2014-03-21 18:41:08
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宇野常寛・選/『ITビジネスの原理』尾原和啓(NHK出版)/タイトル通り、この20年で大きく進化を遂げたITビジネスの基本的な考え方を、著者の豊富な現場経験を交えながら解説する。 平易な語り口が油断を誘うが、情報化以降の価値の源泉を問うテーマ設定は極めて野心的。

2014-03-21 18:41:16
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石川直樹・選/『ペドロ・パラモ』フアン・ルルフォ(岩波文庫)/世界とはこういうものかもしれないな、と思う。

2014-03-21 18:41:50
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次に、複数の方から選書に上がっていた、『あかんやつら 東映京都撮影所血風録』春日太一(文藝春秋)。

2014-03-21 18:42:16
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水道橋博士・選/『あかんやつら』春日太一(文藝春秋)/圧倒的なタイムマシン!映画を超える興奮を一気に体感。柔な現代っ子よ、今こそ『東映』全盛期の「あかんやつら」に想いを馳せろ!在りし日の活動屋の昭和浪漫と侠気と狂気が滔々と湧き、感涙にむせ返るはずだ。

2014-03-21 18:42:26
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細馬宏通・選/『あかんやつら』春日太一(文藝春秋)戦後の東映時代劇の栄枯盛衰を、聞き取られた語りのもつ熱気もそのままに、臨場感あふれる映画人たちの群像活劇として著した好著。緊張感漲る時代劇の制作現場に読者を導き入れる、切っ先鋭い語り口。

2014-03-21 18:42:37
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フェアは、池袋本店と福岡天神店にて開催中です。みなさまよろしくお願いします。

2014-03-21 18:42:46
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おはようございます!東京はよいお天気です。今日もフェアのブックリストをいくつかご紹介します。

2014-03-23 10:59:08
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福嶋亮大・選/ 『時間と自己』木村敏(中公新書)/ハイデッガーやビンスワンガーを手がかりに、鬱病や分裂病などの精神病理を「時間の病理」として位置づけた哲学書。私たちの線的な時間認識を劇的に「変化」させてしまう名著です。

2014-03-23 10:59:18
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クラフト・エヴィング商會・選/『城』カフカ(新潮文庫)/未完に終わったこの測量師の物語は、どこまでも「変身」しない。それゆえ、変身の可能性を常に秘め、読者は「次のページ」の可能性を測量する愉しみを得られる。可能性を断つような変化は、本当の変化ではないのかもしれない。

2014-03-23 10:59:28
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想田和弘・選/『独立国家のつくりかた』坂口恭平(講談社現代新書)/「匿名化したシステム」によってがんじがらめにされたこの社会は、ともすると窒息しそうになるほど生きにくい。だが、本書を読んで世界の見方を変えるだけで「なんだ、どうとでも生きていけるな」と気が楽になり(続く)

2014-03-23 10:59:33
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(続き)息がしやすくなるのではないか。古くて新しい生き方の提案。

2014-03-23 10:59:38
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山内マリコ・選/『メロスのようには走らない。 女の友情論』北原みのり(ベストセラーズ)/「女同士の友情」について、著者の実体験を織り込んで率直に描いた友情論。男の友情と女の友情って質の違うまったく別物で、なぜか後者は「もろい」と吹聴されてきた……けど、全然そんなことないんです!

2014-03-23 10:59:44
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光嶋裕介・選/『国のない男』カート・ヴォネガット(NHK出版) /自由さを手に入れた作家は、ユーモアに溢れる物語で人々に感動させる。自分の限界と戦いながら、変化し続けた希有な作家であるヴォネガットの文章は、なにかポンと背中を押してくれるような清々しさに包まれている。

2014-03-24 23:15:51
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待鳥聡史・選/『大阪 大都市は国家を超えるか』砂原庸介(中公新書)/大阪が直面する課題が日本の大都市に通底するテーマであることを、歴史と制度を知悉した著者が鋭く論じる。都市政治論の復権を告げる名著。

2014-03-24 23:15:55
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待鳥さんからは、「今、あらゆるレヴェルの政治に起こっているのは「権力」の内実の変化である。それに対する政治学者の応答を認識させる3冊を選んでみた」とのコメントも頂いています。

2014-03-24 23:15:59
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寄藤文平・選/『アート・スピリット』ロバート・ヘンライ(国書刊行会)/かつてアメリカには自分たちの国のアートがなかった。著者は、ポップアートが花開くより以前のアメリカで、アートの重要性を説き、表現者を激励しつづけた学校の先生。ゼロから何かを作り出すとき、(続く)

2014-03-24 23:16:01
リブロ・Cartographia @books_power

(続き)アイデアやマーケティングよりも、もっと最初に大切なものがある。それを教えてくれる名著。

2014-03-24 23:16:07
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古市憲寿・選/『月とゲットー 』リチャード・ R・ネルソン(慶應義塾大学出版会)/なぜ人類は月に行けるくらい豊かになったのに、地上から貧困が消えないのはなぜなのか?今でも相変わらず僕たちを悩ませるジレンマを問題提起した古典。

2014-03-24 23:17:16
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木村草太・選/『謎の独立国家ソマリランド』高野秀行(本の雑誌社)/ 「国家を作るとはどういうことなのか」を具体的に考えさせる一冊。当たり前に思っている「国」というものへの見方が変わります。

2014-03-26 21:40:22
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いとうせいこう・選/『ドゥルーズの哲学原理』國分功一郎(岩波現代全書)/ひとつの文法から語り出されるドゥルーズ世界。現在『精神看護』で連載している「中動態の世界」も共に注目。

2014-03-26 21:40:32
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國分功一郎さんの本は、もう一冊おすすめ頂いています。

2014-03-26 21:40:39
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想田和弘・選/『来るべき民主主義 』國分功一郎(幻冬舎新書)/著者は哲学者だが、小平市の住民投票運動に飛び込む中で感じた素朴な疑問を出発点に本書を書いているため、具体的、実践的かつ建設的だ。(続く

2014-03-26 21:40:48
リブロ・Cartographia @books_power

続き)本書を読むと、民主主義のイメージそのものが変わる。行き詰まった日本の民主主義に風穴を空けたくなる。

2014-03-26 21:40:55
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