羽根っ娘とバーベキュー

くろつつき(R18.2指定) @kurotutuki

羽根っ娘とバーベキューしてて、うっかりビールを飲んでしまったお酒に弱い羽根っ娘がそのまま膝の上に頭を乗せて寝ちゃうとか。

CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

アメリカにはbeer can chickenという料理があるけど実にアメリカンでおいしそうなんですが羽根っ娘でやると少々刺激的になってしまう

ミィア @adlaster_hell

きれいに焼けた羽根っ娘を美味しくいただきます。性的に。

21gを背負った使い魔コリスノー🐱🌿C103日曜日(day2)_西と25bに代理人派遣 @nowtati

羽根っ娘のおっぱいをいただきたい(意味深

CK/旧七式敢行 @CK_Ariaze

「ねぇ、今週末バーベキューしよ？」「は？」俺の三歩前を歩いていた彼女は真っ白な翼をわさわさと揺らしながら俺の方を振り返った。「お肉と道具は用意するからさ、中央公園のバーベキュー広場でやろうよ。おじさんとおばさんも誘って」「なんでまたそんな急に」「わたしがバーベキュー食べたいから」

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「で、なんで俺は肉奉行をやらされてるんだ」「エプロン姿も似合ってるよ？」コーラを飲み干した彼女は幸せそうにエプロンを付けて肉を焼く俺に熱っぽい視線を送ってくる。「あーはいはい、ほら、豚肉焼けたぞ」「ありがと」あまりお上品とはいえない食べ方でぺろりと俺の持った肉を平らげた彼女が笑う

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こうして肉を食べている彼女の姿と、背中で揺れる羽を見ていると彼女が確かに猛禽の因子を持っていることを実感させられる。「あれ、なくなっちゃった」空になったコーラの缶をビニール袋に突っ込んだ彼女はクーラーボックスを物色し始める。さっきより品がない。これじゃゴミを漁るカラスじゃないか。

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焦げ臭い匂いに振り向くと、落ちた油に火が付き、網に乗ったバラ肉を焦がしていた。「わ、ととっと」「いいものみーっけた♪」背後から炭酸飲料を開封する「カシュッ」という心地よい音が聞こえた。おかしいな、俺のサイダーと彼女の分のコーラで炭酸飲料は最後だったはず。俺の悪い予感は的中した。

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「ぷはーっ！」彼女が折りたたみテーブルに置いた缶のラベルには大きく『お酒』と書かれている。「おまっ、それ酒じゃん！」「んえ？」彼女はゆっくりと首を傾げる。しまった、遅かったか。彼女たち羽根つきは人間よりも代謝が活発――簡単にいってしまうと、酒が人間より早く回る。

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「あ、すごい、あんた分身の術つかえたんだ」ゆらゆらと翼を揺らしながら彼女が折りたたみ椅子から立ち上がる。「れも、わらしの目はごまかせないよぉ？」「わ、危ないから座ってろって」おぼつかない足取りで近づいてきた彼女は俺に抱きつこうとして――「ありぇ？」盛大に空ぶった。

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「あれぇー？」そのまま彼女は足をもつれさせると俺を下敷きにして地面に転がった。「えへへ、転んじゃった」「笑ってる場合か」彼女の体重分まで受けとめた俺の背中はズキズキと痛んでいるが、それ以上に彼女との距離が近い。彼女の柔らかな胸が俺の腹に当たり、翼の羽毛が俺の頬を撫でている。

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「ねぇ、好きっていって？」とろんとした目を俺に向けながら彼女は頼んできた。「やだ」「なんでよー、ケチ」彼女は翼を広げて抗議の意思を見せる。「あんたっていつもそう、私のこと好きなのにどうして言ってくれないの？」「や、それは……」こっぱずかしいからとか、理由が頭の中でぐるぐると渦巻く

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「だから、俺はお前のこと好きだけど……おい！？」「くぅ、すぅ……」彼女は俺の胸を枕にして気持ちよさそうに寝息を立てていた。酔いが回るのが早ければ寝るのも早いらしい。「ちょ、おま、手を離せって」俺のシャツを掴んだ彼女の両手はきつく握り締められ、振りほどけない。

くろつつき(R18.2指定) @kurotutuki

バーベキューで寝ちゃった羽根っ娘 pic.twitter.com/vXzu7LwWig

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「これが鷲掴みか……」焦げる肉と彼女のわずかな汗、そして芝生の青臭い臭いに包まれ、俺はすべてをあきらめて空を見上げた。「空はあんなに青いのにな」視界の端を、飛行機が一機、横切っていった。

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おわっとけ #羽根っ娘とバーベキュー