【ラブライブ！２期】８話感想まとめ。―『奇跡』の『軌跡』を望んだヴィーナス
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いつもとは違う絵里の態度に、真姫は勘付いていました。「曲作りに大切なんはイメージや想像力」などともっともらしいことを言いながら、恐らくドキドキしながら自身の望みを初めて追求している希の様子には愛らしさすら感じます。#lovelive pic.twitter.com/GPq68Eecxn
2014-05-31 20:19:30
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ラブソング制作に向け穂乃果は「どうやってイメージを膨らませればいいの？」と問題提起します。恋愛経験のない彼女たち自身がラブソングを作る、というμ’sの課題はどうやったら乗り越えられるのか。その答えは最後に示されます。#lovelive pic.twitter.com/KhFjsIKa0a
2014-05-31 20:21:57
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カメラの向こうの虚構のチョコレート
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希が、みんなでラブソング制作計画としてまず着目したのは、もぎゅっとを彷彿とさせる、好きな相手にチョコレートを渡すときにふと出るひと言でした。メンバー１人１人の内側から湧く言葉に歌詞のヒントを見出そうとしたわけです。#lovelive pic.twitter.com/rKtFbB3CsI
2014-05-31 20:27:56
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チョコを渡す行為を、カメラを通して画面の向こう側の映像にすることで、それがフィクションであることが強調されます。真姫のツンデレな振る舞いを見て凛が「マンガで見たことある」と語るように、この恋愛っぽい風景は虚構です。#lovelive pic.twitter.com/pzoL5UeE3P
2014-05-31 20:32:05
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チョコを渡す風景が虚構であることを特に象徴していたのが、にこのシーン。１期６話でもにこは、虚構の素顔を演じるときに髪を解いていました。髪を解いたにこは、アイドルではないもう１人の私、というフィクショナルな存在です。#lovelive pic.twitter.com/yHpqeLN4bg
2014-05-31 20:38:48
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チョコを渡すときに湧いて出るひと言に期待した希の思惑は外れました。メンバーはフィクションの恋愛を演じることに終始してしまい、心の内から言葉が湧いてくることはありませんでした。ことりちゃんはちゃんと見てあげてください。#lovelive pic.twitter.com/oHrIrglNae
2014-05-31 20:43:50
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ただ、このチョコ作戦を提案した希の本心は「記録に残してあとで楽しめるし」にもあると思います。部屋にμ’sの写真を飾る希にとって、この映像も大切な思い出のひとつになるはず。いずれにしても、ラブソング制作は難航します。#lovelive pic.twitter.com/pFO73LWiEC
2014-05-31 20:47:30
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頑なな絵里、勘付く真姫
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難航するラブソング制作。海未が「最終予選はこれまでの集大成。今までのことを精一杯やりきる。それが一番大事な気がします」と語るように、「今のままでいい」という６話の結論へと、メンバーの意見は次第に一致していきます。#lovelive pic.twitter.com/uId3vodiGD
2014-05-31 20:51:33
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それでも絵里は「でももう少しだけ頑張ってみたい気もするわね！」と語り、頑なにラブソング案を推し進めようとします。驚くメンバー。現実的な判断を優先するいつもの絵里とは明らかに違う様子に、真姫の疑いの目はより深まります。#lovelive pic.twitter.com/P4Y2owxXe8
2014-05-31 20:57:16
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「おかしい…」「あんなにこだわるところ今まで見たことある？」と、理由は分からないけれど、他のメンバーが気付かない絵里の変化を察している真姫。μ’sに対する真姫の眼差しの成長が感じられる、２期の数多い描写の１つです。#lovelive pic.twitter.com/A6RFMhKZRy
2014-05-31 21:04:48
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椅子の上に立ち上がっちゃうやんちゃな行動の陰でも、靴をしっかり脱いでる凛ちゃん。ハンカチを敷いて階段に座る４話のシーン同様、ディティールにこだわってその人物の内面を語らせるフェティシズムに作り手さんの愛情を感じます。#lovelive pic.twitter.com/TRTApCKd1B
2014-05-31 21:10:36
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希の「やりたいこと」は、絵里自身の望み
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希も「強引すぎやない？」と、ラブソング案を頑なに擁護する絵里を諭します。しかし絵里は「いいの。私がそうしたいんだから。ずっとやりたかったことなんでしょう？」と態度を曲げません。そこには、絵里自身の望みがありました。#lovelive pic.twitter.com/aCNe5nVEZh
2014-05-31 21:15:38
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希は、絵里を「やりたいこと」へと導いてくれた存在。だから今度は、希の「やりたいこと」を叶えてあげたい。希の望みは、絵里自身の望みでもあったわけです。絵里の頑なな態度は、彼女なりの不器用な恩返しの表れでもありました。#lovelive pic.twitter.com/hv4X6IjQHf
2014-05-31 21:24:11
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アメを渡して「じゃあね！」と無邪気に駆けていく絵里の背中は、おそらく希にしか見せないものでしょう。「まったく、おせっかいやね」という希の言葉はまるで、これまで他人の幸せを願い続けてきた自分自身を指した言葉のようです。#lovelive pic.twitter.com/5joznPn4Dk
2014-05-31 21:28:59
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ラブソングへの意識は驚くほどにバラバラ
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穂乃果宅でラブソング制作会議。「好きだ！愛してる！」と、フィクショナルな恋愛しかイメージできない穂乃果。ストレートなのか単純なのかはわかりませんが、好きなら好きと言っちゃえそうな無自覚さもまた、魅力かもしれません。#lovelive pic.twitter.com/2CVuhudmFd
2014-05-31 21:33:57
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「ラブソングは結局のところ好きという気持ちをどう表現するかだから」という絵里の言葉に、難航するラブソング制作への大きなヒントが隠れていたと思います。恋愛経験はないけれど、「好き」という想いなら…。ラストに繋がります。#lovelive pic.twitter.com/FoZIOsxPR2
2014-05-31 21:41:40
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結局誰も歌詞に適する言葉が思いつかないラブソング制作。突破口として選ばれた作戦は、恋愛映画でした。ですが、むしろこの映画鑑賞会は、メンバーの「恋愛」に対する意識の差異をより顕在化させてしまう結果を生んでしまいました。#lovelive pic.twitter.com/2fAksEhJAn
2014-05-31 21:46:35
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号泣する者、爆睡する者、部屋の隅に隠れる者…。そもそも、μ’sの９人はそれぞれに個性的だからこそ良い、というのは６話の穂乃果の言葉でした。悪く言えば、あまりにもバラバラなラブソングへの意識が露呈してしまいました。#lovelive pic.twitter.com/sDYO9VDDH7
2014-05-31 21:55:53
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もはやピュアどころではないとてつもない拒絶感 #lovelive pic.twitter.com/OeL62LE56p
2014-05-31 21:58:27
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