日本発達障害ネットワーク第10回年次大会2日目

2日目、いわば本チャンの一日のまとめです。取り急ぎのまとめになるので編集などまださっぱりしておりません。また、身体がひとつしかない関係上、ばじるが参加したプログラムについてのみのつぶやきとなっていることをご了承ください。あとから、参加できなかったプログラムの資料だけでも貰ってくればよかったと少し後悔。
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ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

まとめ。 乳幼児健診の持つイメージ(障害の発見など)という問題もあり、育てにくさなど困難を抱える子どもの親にとってはハードルが高いかもしれない。従来の健診のみでは発達障害の早期支援という点からは難しく、親の思いに寄り添いつつ関係各機関との連携が重要。 #JDD10th

2014-07-06 11:03:48
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

支援センター等での療育やフォローについて。対象児を「卒業させられずケースが溜まって行く」現象は、丁寧にやろうとしている自治体では共通の課題という印象。就学まではきちんと関わりたいと思えば、どうしても“回転“は遅くなる。 #JDD10th

2014-07-06 11:15:34
考え中 @donbe3289

#JDD10th 他の方の感想聞きたいな 実社会での“コーチング“、“リーダーシップ研修“と、こういった“支援研修“で、いわれることの ギャップに違和感がありすぎで 私でさえそうだから、 “実社会“のみを味わっている一般の方にどう理解できるのか

2014-07-06 10:38:05

11:30~ランチョンセミナーが行われました。
近くの席に座っていた方から突然「お昼が出るって聞いてました?」と尋ねられ、「えーーーと、ランチョンセミナーなので…」と答えるのが精一杯でした。
ちなみに、同時進行でヤンセンファーマ社さんのものも行われておりました。こちらの演題は「発達障害~診断の先へ~」で、やはり興味深いテーマ!
ああ、身体がふたつあったらなあ。

ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

これからランチョンセミナー開始。リリー社のセミナーは「成人ADHDへの精神療法的接遇」。お話は田中康雄先生٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ しかしお話聞きながらツイートしながらご飯食べるの、大変そうだw #JDD10th

2014-07-06 11:32:11
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

近年はASDの方への支援が大きく注目されているが、ADHDの特性を持つ人の生活上の困難もやはり大きい。青年・成人 期においては基本症状のみならず、失敗体験の積み重ねなどを経て孤立感や不信感、無気力、抑うつなどが認められるようになる。 #JDD10th

2014-07-06 11:41:29
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

田中先生「これはランチョンセミナーで、お昼ご飯を食べる場を提供しているということなので、ご飯に集中してください。ぼくの話はBGMくらいに思って、あまり真剣に聞かないでください」(笑) #JDD10th

2014-07-06 11:43:35
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

DSMの診断カテゴリー変更により、ADHDはようやく発達障害に組み込まれるようになった。また「7歳まで」が「12歳まで」に変更。4歳までの多動て判断をくだすことは難しいと明記されている。 田中先生「幼児期の仕事は走り回ること」. #JDD10th

2014-07-06 11:46:53
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

今回のDSM改定の目玉のひとつは、成人例を見逃さないこと。診断基準の表記もそこに配慮したものとなっている。ADHDとASDなどの診断併存が認められるようになったことも大きい。過剰診断の懸念もあるが、むしろ過少診断により生活の困難を見過ごされることが心配。 #JDD10th

2014-07-06 11:50:32
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

成人期で診察を求めるケースは少なくないが、自主的に来院する場合は「もともと特性を持ち、まわりとの違和感を抱えつつもやってきたが、生活における負荷や困難さが強調された」結果が多い。一方、情報の広がりにより上司や家族から指摘されて受診するケースも。 #JDD10th

2014-07-06 12:09:48
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

ADHDの場合、本人はその特性ゆえに苦労し、大変さを抱えてはいても案外その特徴(そそっかしい、せっかち、忘れっぽい)自体を実は大きく嫌っていなかったり、ちょっと“愛しく“感じていることもままある、と。 #JDD10th

2014-07-06 12:12:08
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

大事なのは本人の「生活の質」。 どの方も「ADHDの人生“だけ“を生きてきたわけではない」。 従って、 ・症状のチェックではなく「生活の中身」を尋ね、これまでの人生を一緒に振り返る ことが大切。その上で生活環境を整備する。 #JDD10th

2014-07-06 12:22:50
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

あくまで生活という視点から、具体的な支援を行っていく。本人の努力や頑張りを認めつつ、自分に合ったやり方を見つけていく手伝いをする。なぜそうなるのか?ではなく、何をどうするとよいか?という発想で。原因追求はあまり実質的ではない。 #JDD10th

2014-07-06 12:25:47
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

田中先生「脳の機能がどうとか、ドーパミンがどうとか、神経伝達物質が実際に走ってるとこ、僕見たことないですからねえ」「消しゴム一個で家の中が暗くなるくらいなら、100均で365個消しゴム買っておきましょ、くらいのおおらかさでがあってもいいのでは」 #JDD10th

2014-07-06 12:28:21

ここ、誤解なきようにお願いしたいのですが、田中先生は脳機能や伝達物質の研究が無意味だとおっしゃっているわけではありません。成人で「今、生活にリアルに困っている方」に対して、原因やメカニズムについてくどくど説明するより先に、生活の不便さを少しでも軽減することの方が優先度が高い、という主旨です。
消しゴムの話はまったく文脈が異なる話題です。困りごとへの対処にはこういう角度でのやり方もあるよね、ストレスは少ない方がいいよね、という話でした。混乱した方すみません。

ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

具体的な生活支援をしていく。家庭や職場の環境調整が必要になる場合もあるし、本人の生活の工夫で少し生活しやすくなることも。ビジネス書なども案外参考になる。段取り、時間管理、気持ちのコントロール、ツール活用など。ひとりですると挫折しやすいのでコーチ役を求める。 #JDD10th

2014-07-06 12:31:30
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

大人の場合は特に、発達障害というよりも生活障害へのリフレーミングを。連続した生活から逸脱しないこと、本人にとって取り組める、取り組みやすいことを生活の中で模索していく。但し、そういった困難を知るためには子どもへの支援を知っておくことが大事#JDD10th

2014-07-06 12:35:31
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

田中先生、ものすごくスピーディに話されたので、追いきれなかった…お弁当も食べてたし。でも、いつも通り愛に溢れ、笑いに溢れたお話でした。面白かったし、元気出る! #JDD10th

2014-07-06 12:36:41

ちなみに、この間の時間にもプログラムはありました。
「発達障害の支援を考える議員連盟の国会議員の皆様と保護者との対話」という演題で、これから新たな法制度もできていくことも含め非常に興味深かったのですが、連ツイ疲れと移動の面倒さで(^^;ここは断念…。


乳幼児健診についてのあとは、幼児期の親子支援についての分科会に出席しました。同時進行プログラムは、
''「成人後の生活をどう支えるか」
「障害者権利条約後の発達障害支援を考える~北海道の施策からの展望~」
「多職種で展開する発達障害支援~北海道での連携を考える~」''
でした。実は、多職種連携の話は個人的にとても興味のあるテーマだったのですが…なんか、北海道限定のお話のようだったのと開催会場が広くなさそうだったため、ニーズの高いかたが出席された方がいいのかなと思い遠慮しました。

ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

もうすぐ次のプログラムです。「幼児期の親子支援を考える」。話題提供は、旭川市の保育士岩崎さんと札幌市の幼稚園教諭中村さん。もうすぐスタート。 #JDD10th

2014-07-06 13:25:52
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

幼児期の親子支援について、座長の田中先生より。われわれが行うことはあくまで「生活のしやすさの応援」であり、障害の有無を判定することではない親に対しては労いや励まし。支援者に必要なのは、親子の育ちを見続け共に悩み揺らぐ存在であるということ。 #JDD10th

2014-07-06 13:34:08
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

早期発見・早期対応とは「早く診断をつける」ということではない。早めの気づきにより、ゆっくりと継続的に子どもの育ちを応援していくことができる、と考えたい。 #JDD10th

2014-07-06 13:36:53
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

最初の話題提供は旭川市の保育士、岩崎さんより。子どもの成長発達にとっての最大の環境要因は保護者であり、気になる子への支援はすなわち保護者への支援でもある。保護者と情報共有をする中で信頼関係を構築していくことを考えていると。 #JDD10th

2014-07-06 13:40:02
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

旭川市では、北海道上川教育局管内のプロジェクトチームが作成した支援ツール「育ちと学びの応援ファイルすくらむ」を活用し、保護者・保育者・支援者で共有することで適切な支援につないでいく。担任が観察した行動の記録については、ベテラン保育士が観察ポイントの助言も。 #JDD10th

2014-07-06 13:43:59
ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

(事例を挙げて支援の実際についての具体的なお話。個人情報を含む資料は回収の対象なのでツイートも控えます。ご了承ください) #JDD10th

2014-07-06 13:48:43