@b_a_doctor 「失礼、リック・パーカーって先生はいらっしゃる?」診察所の扉をくぐり、肌も髪も服さえも真っ白な少女がキョロキョロと中を覗いている。
2014-06-21 20:23:02@b_a_doctor 「ふふ、ありがとう。頼みたいこと自体は簡単なことだと思うわ。わたしの血を抜いて日持ちするように保存したいの。お願いできるかしら?」
2014-06-22 00:29:37@applex002 「……え、ええ。構いませんが…」特異な申し出もあるものだとでもいいたげな顔をし、困惑を浮かべながらも了承する。
2014-06-23 02:01:42@b_a_doctor 「ふふ、ドクター、わたしは献血をしにきてるわけじゃないのよ。危険なのは重々承知の上だから、何も聞かないで施術してくださる?(法外な金額の入った封筒を相手の手に握らせて)」
2014-06-23 21:07:09@applex002 「しかし………」言いかけ、手にかかるずしりとした重みに目を瞠る。困ったようにこめかみを掻くと、小さく溜息を吐いた。「……わかりました。こちらへどうぞ」机に散らばっていた書類をまとめると受付を抜け、少女を手招きする。
2014-06-24 00:26:48@applex002 ついた先は廊下の奥の一室で、様々な器具が立ち並び、寝台がいくつか置かれている部屋だった。そのうちのひとつを指すと横たわるよう促し、自身は棚に向かう。
2014-06-24 22:17:22@applex002 「少しチクっとするかもしれませんね」先程までとは打って変わった少女らしい様子におかしそうに笑う。いくつかの器具が乗せられたワゴンの上から布を取り出すと少女の腕にきつく巻きつけ、消毒液を塗布すると、ぷすりと針が突き立てられた。
2014-06-25 13:35:25@b_a_doctor 針が刺さる瞬間には体をかたくし眼を瞑り「っ…お医者さまも病院も嫌いなんだもの」相手の様子に拗ねたように頬を膨らませ
2014-06-25 15:37:04@b_a_doctor 「言われなくてもそうするわ。…ねえ、なにか面白い話でもしなさいよ。そうねえ、艶聞とかないの?」
2014-06-26 13:15:18@b_a_doctor 「ふふ、大人は子供を相手にするとすぐに年齢に託けて逃げ道を作るのね。あら、お若くないのに素敵な人の一人や二人おいでないのかしら?」くすくすと相手をからかうように笑い
2014-06-26 15:09:49@applex002 「参ったなぁ…ううん、そうですね…もう恋なんて5、6年近くしてませんから…」眉を下げて照れたように頬を掻く。
2014-06-26 15:32:00@b_a_doctor 「ふうん?お医者さまって寂しいのね(きょとんとし)。五、六年前はどうだったのかしら?」相手の様子を興味心身と言った様子でみやり
2014-06-27 11:56:25@applex002 「医者が皆そうというわけではないと思いますが」言いながら苦笑する。「好きな人はいましたし、恋人だったこともありましたが……振られちゃいました」
2014-06-27 12:34:52@b_a_doctor 「えー!ちょっと、気になるじゃい!キスはした?初デートはどこに行ったの?(キラキラと目を輝かせ)」
2014-06-27 14:23:54