認知症介護実践者研修2014 at 倉敷物語館 振り返り

2014/7/14-17の四日間、倉敷物語館で開かれた岡山県老人保健施設協会主催の認知症介護実践者研修。コーディネーターとしてのコマ切れの気づきをメモしておく。
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大熊正喜 @ookumamasa

美観地区に通った4日間●月曜から木曜まで800過ぎに市営中央駐車場の地下に車を入れて荷物を持って大橋のお店の前のベンチで冷たい缶ココアを飲みながら資料を読んで900に倉敷物語館が開けば事務局スタッフの皆さんと入って準備。非日常の4日間 pic.twitter.com/BBIWdpt0Xn

2014-07-20 06:55:47
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践者研修a 倉敷物語館二階会議室で岡山県老人保健施設協議会が実施する認知症介護実践者研修4日間コース、月曜から木曜まで通った。美観地区、古いお屋敷を市が改装して観光資源にしている。美観地区ど真ん中でちょっと違った雰囲気 pic.twitter.com/19GIFJOp2F

2014-07-18 12:05:02
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大熊正喜 @ookumamasa

岡山県老健協・認知症介護実践者研修●忘れないうちにコツコツと振り返り。まず会場は四年使ったゆめの里の会議室より使い勝手は悪いが、交通の便はよく、観光地のど真ん中でもあり、ここはここでいいんじゃないでしょうか。初日冒頭の老健協会長挨拶 pic.twitter.com/e6rKJqG5bn

2014-07-19 14:31:53
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●今年度から新しい事務局メンバーと組んでの初研修。老健協会長施設が県北になって、そこの事務局スタッフ2名、倉敷の副会長施設の秘書スタッフ、そして、この研修のために採用されたスタッフの4名の方々とチームワーク。会場も事務局も初めてにしては上手く行きました。感謝!!

2014-07-19 14:39:57
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●4日連続研修のコーディネーターとしてはひとつひとつの講義演習からの学びもさることながら、4日間連続で職場から離れ初めての場所・人やモノの環境のなかで徐々に緊張がほぐれ6人のチームメンバーが近くなっていく・・・チームで学ぶ、体験すべてが学びというコンセプトの実現

2014-07-19 14:44:13
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●このコンセプト実現のための様々な仕掛けを数年前から開発してきた。初日事前課題レポートを使った自己紹介■座席マップ■初日夕方の偏愛マップ■3日目のグループメンバ1日限りのシャッフル■3日目夕の事業所種別交流■最終日フリップを使ったプレゼントほめ言葉のシャワー

2014-07-19 14:52:53
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●この4日間の流れを作るノウハウは何度かTogetterでまとめている●2011年度 togetter.com/li/200808 ●2012年度 togetter.com/li/388840 ●研修企画のヒントメモ togetter.com/li/388840

2014-07-19 15:01:20
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●今年度もこれまでの蓄積に付け加わったポイントをメモしてTogetterする。まず自己課題設定●事前課題レポート②でそれぞれの現場で困っていることを書き出し初日にそれをグループ内で共有=BS法。他のメンバーの話も参考に自分の課題を学びのキーワードシートの裏にメモ。

2014-07-19 15:08:25
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●初日ポストイットを使ったブレーンストーミングの入門演習を兼ねて現場での課題を書き出してフリップを作る。これを研修期間中教室のパネルに掲示しておくわけだが、今回、最終日の振り返りで各自の学びのキーワードメモからキーワードをポストイットに書き出して貼ってもらった。

2014-07-19 15:16:27
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●初日に出しあったそれぞれの現場で認知症介護に関して困っていることと4日間の学びの中からのヒントがどう結びつくかを意識していただく。ポストイットの色分けは、個々の課題=黄、そのまとめ=桃、学びのキーワード=緑or青 pic.twitter.com/sgeQZrU4OB

2014-07-19 15:19:45
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●このようなグループで1枚のフリップはグループ内で相談して、どなたかが持ち帰って、研修の報告などに活用していただく。一方、個人の演習成果物はその場で各自のバインダーにとじこんでいただくため、A3の白紙や各種のワークシート類は配布前から事務局に穴をあけてもらった

2014-07-19 15:33:39
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●細かいことだが演習器具材料の配布は休憩時間に各グループの代表が取りに来てもらうようにした。これもチームワーク体験。マジックは8色の太・細ツインタイプを使うがそれ以外に15色のサインペン、黒のサインペン一人一本。 pic.twitter.com/NULW39XoJG

2014-07-19 15:39:50
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●席は4日間を通してぐるぐるローテーションしていくようにグループごとの座席を毎朝指定。今回はホワイトボードに書かずにA3白紙に書いてそのまま記録に残している。どの受講生も前の方の席と後ろの方の席を4日間で経験 pic.twitter.com/hbMfsA6P3D

2014-07-19 15:58:47
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●ーネット環境。倉敷物語館内でWiFiサービスが使えるが事務局持ち込みのノートPCがセキュリティの関係でなかなか繋がらず3日目になってようやく繋がる。大熊のWiMAXホームルーターを持ち込んでマイPCでネットの接続。認知症介護情報ネットワークにアクセス、紹介した。

2014-07-19 16:03:21
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●今回ネットについては事前に出来るだけ基礎知識の学習としてDCネットのWeb学習『知ってなるほど塾』 dcnet.gr.jp/enkaku/index.h… を受講してくるようにと、もう一人のコーディネーターの提案で、事前連絡しておいたが強制力はなかったので三分の一程度。

2014-07-19 16:12:47
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●もうひとつネットで紹介したのが『続・はじめての認知症介護』2日目の午後の益岡氏の講義の冒頭で古いほうの食事・入浴・排泄編の介護チェック表を配布して紹介してもらい、3日目の午後の池田氏はご本人からのリクエストでBPSD編を画面に大写しして解説してもらった。

2014-07-19 16:23:16
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●続・初めての認知症介護(徘徊・興奮暴力・帰宅願望編)解説集 dcnet.gr.jp/support/resear… 今回、仙台センターの事業としてこのツールの開発に携わったお二人から直接解説していただくことが出来た。ネットから全編dl出来るが近々書籍として出版されるとの事

2014-07-19 16:26:36
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●僕はこのツールを2日目午前の『生活の捉え方・アセスメント』の科目で活用した。スキルとしては発想法のひとつで「マンダラート」を使って演習★食事、入浴、排泄など基本的生活ケアの場面での拒否の事例について考えられる原因=仮説とそれを確かめるために必要な情報収集=検証

2014-07-19 16:39:21
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●マンダラートの活用については、個人レベルで食事拒否事例の原因仮説とそれに対応する要収集情報を二つの対応するマンダラーとで個人記入してグループで共有。入浴拒否事例についてはA3白紙2枚に線を引いて真中に「なぜ?」「しらべる」と描きグループで話し合いながら埋めていく

2014-07-19 16:42:50
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●演習の後、介護チェック表を配布。これはエキスパートシステムで認知症介護のベテランが頭の中で展開する思考プロセスや全国の先進的事業所での成功事例を収集しているもの。平成21年度の仙台センター研究報告書からdl できる。 dcnet.gr.jp/support/resear…

2014-07-19 16:51:49
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●ここでは認知症介護の場面で困難事例に当った時、特定の「原因」に飛びついてすぐに対策へと飛ぶのではなく、一度「なぜ」とその背景に問いを発し、出来るだけ複数の原因仮説をチームで考えそれを検証するための情報収集をするという習慣づけ。その思考ツールとしてマンダラート

2014-07-19 16:55:47
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●この既製の「介護チェック表」はあまりにも網羅的で新人の教育にはいいかもしれないが、現場では「なぜ」と問いを発した時、原因仮説の「枠組み」が頭に浮かぶことが大切。そのためのアセスメント能力を磨くトレーニングにはなる。 pic.twitter.com/SLyLB9VTLL

2014-07-19 16:59:31
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●マンダラートが白紙へのマッピングと違っていい所は、少なくとも8つの項目について答えを絞り出すように空白枠がもうけられているところ。このスキル、チームでの実にカンファレンスでも活用してほしい。 pic.twitter.com/PO7gQIfjAZ

2014-07-19 17:08:30
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大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●映像教材が充実してきた。益岡氏は東京センターがセンター方式研修のために作成した「照子さん事例」の動画を昨年度から使っている。家族の会の景山氏は仙台センターと岡山の家族会が協力して制作した家族支援のDVDを使用した。 dcnet.gr.jp/carecare/kaigo…

2014-07-19 17:50:28
大熊正喜 @ookumamasa

認知症介護実践研●益岡氏が活用している「照子さん事例」の動画は熊本県の「いつでんきなっせ」という小規模多機能事業所で実際の利用者が本名で登場していてインパクトが強い。利用開始当初の興奮状態、職員のカンファレンスの様子、職員の取り組みプロセス、数カ月後の照子さんの落ち着いた姿が収録

2014-07-19 19:11:16