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表現規制が少年犯罪を生んだのか――1990年代の少年犯罪政策(文責:後藤和智)

「表現規制をしらべる:少年凶悪犯も携帯インターネット急増後に減少した」http://sightfree.blogspot.com/2010/11/httphakusyo1.html への疑問として書きました。主に1990年代後半の少年犯罪をめぐる刑事政策の推移からです。
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後藤和智@既刊のご購入はBOOTHから @kazugoto

たぶんない。当該時期の少年犯罪「急増」の原因は厳罰化でしょ。とりあえず罪種別に分けてみて。強盗が結構不自然な動きをしてるはずだから/これも悪しき擁護論じゃないかねぇ / 表現規制をしらべる: 少年凶悪犯も携帯インターネット急増後に減少した http://htn.to/ik4oj9

2010-11-16 23:41:56
後藤和智@既刊のご購入はBOOTHから @kazugoto

1990年代後半~2000年代前半の少年による凶悪犯罪「急増」をメディア規制、そしてそのあとの減少をモバイルインターネットの普及に結びつけるのは、当時~現在に至る警察などの少年犯罪及び青少年問題関連の政策の動向をかえって見誤らせる可能性があるのではないかと思う。(続く)

2010-11-16 23:51:10
後藤和智@既刊のご購入はBOOTHから @kazugoto

(承前)件のグラフは犯罪者の年代別になっているのでわからないが、罪種別で描くと、平成7年から平成9年の間に、少年による強盗の検挙件数は873件から1,701件と2倍程度に増えているのに対し、それ以外の検挙件数はそれほど増えていない。(続く)

2010-11-16 23:55:40
後藤和智@既刊のご購入はBOOTHから @kazugoto

(承前)これにより、同時期の少年凶悪犯罪の検挙件数も1.6倍くらいにふくれあがる(詳しくは、拙著『「若者論」を疑え!』(宝島社新書)pp.55-57を参照されたい)。そしてこのようなことが起こった背景には、(続く)

2010-11-16 23:59:04
後藤和智@既刊のご購入はBOOTHから @kazugoto

(承前)強盗罪の適用範囲が広がったことが指摘されている。具体的に言うと、以前は恐喝として処理されていた「カツアゲ」が、強盗罪として処理されるようになったとか(浜井『犯罪統計入門』(日本評論社、2006年)pp.264-265)。(続く)

2010-11-17 00:01:50
後藤和智@既刊のご購入はBOOTHから @kazugoto

(承前)もう一度言うけど、件のグラフを見て「表現規制が犯罪を誘発し、インターネットの広がりが犯罪を減少させる」と思った人は、とりあえず年齢別ではなく罪種別のグラフを見てほしい。なぜメディア規制及びインターネットが「強盗罪だけに」影響を及ぼすのか、という疑問が生まれるはずだから。

2010-11-17 00:03:43

コメント

adadjd @adadjd 2010年11月19日
少年による(強盗+恐喝)犯罪で集計すれば、強盗と恐喝の境界があいまい故のデータの不安定性が改善できる http://bit.ly/bRhHEb やはりインターネット普及が少年非行を減少させた蓋然性が高い
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