アメリカ・モダンアートで最も影響力のあった美術批評家の一人、クレメント・グリーンバーグとは何者だったのか?
【第9回美読会】このグリーンバーグの受け入れがたさ、不人気ぶりというのは日本だけの事例ではなく、フランス、イギリスでも同様で、50年代から60年だにかけてローゼンバーグの批評のほうが関心を集めていた。
2014-07-28 21:49:54【第9回美読会】フランスでは支配的な美術批評に対するカウンターとしてグリーンバーグ(フォーマリズム)理論が若手評論家の間で受容されていった。イツにいたっては、90年代までグリーンバーグが受容されることはほとんどなかったんだって。
2014-07-28 21:50:27【第9回美読会】フランスでは支配的な美術批評に対するカウンターとしてグリーンバーグ(フォーマリズム)理論が若手評論家の間で受容されていった。イツにいたっては、90年代までグリーンバーグが受容されることはほとんどなかったんだって。
2014-07-28 21:50:27マイケル・フリードもグリーンバーグに諭されて(?)美術批評から足を洗ってからはずっと19世紀リアリズムをやっていたようだし…そこに狙いを定めることにはやはり一定の普遍性があるのだろう。
2014-07-28 23:37:10マイケル・フリードもグリーンバーグに諭されて(?)美術批評から足を洗ってからはずっと19世紀リアリズムをやっていたようだし…そこに狙いを定めることにはやはり一定の普遍性があるのだろう。
2014-07-28 23:37:10【グリーンバーグ批評選集/クレメント グリーンバーグ】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4326851856 #bookmeter
2014-07-31 01:12:49【グリーンバーグ批評選集/クレメント グリーンバーグ】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4326851856 #bookmeter
2014-07-31 01:12:49グリーンバーグ→クラウス / “ポストメディウム | 現代美術用語辞典ver.2.0” htn.to/NrX1Lk #art #artworld #aesthetics #terminology
2014-08-01 02:42:08グリーンバーグ→クラウス / “ポストメディウム | 現代美術用語辞典ver.2.0” htn.to/NrX1Lk #art #artworld #aesthetics #terminology
2014-08-01 02:42:08でも、その前にグリーンバーグ論をまとめないと。あと、ようやく終わった博論のカラーフィールド絵画論を本にしたい、というかする。
2014-08-01 19:10:27でも、その前にグリーンバーグ論をまとめないと。あと、ようやく終わった博論のカラーフィールド絵画論を本にしたい、というかする。
2014-08-01 19:10:27モダニズムとアヴァンギャルドを考える上で、この二つを同等なものとして考える思考(アングロ・アメリカ系批評)と連続的なものとして考える思考(カリネスク、ビュルガー)と敵対的なものとして考える思考(バーマン、クロー)の三つの思考があるということを押さえておくのは重要だと思う。
2014-08-01 20:02:32モダニズムとアヴァンギャルドを考える上で、この二つを同等なものとして考える思考(アングロ・アメリカ系批評)と連続的なものとして考える思考(カリネスク、ビュルガー)と敵対的なものとして考える思考(バーマン、クロー)の三つの思考があるということを押さえておくのは重要だと思う。
2014-08-01 20:02:32モダニズムとアヴァンギャルドには、「内向き」のモダニムズ(いわゆるモダニズム)と「外向き」のモダニズム(こちらはアヴァンギャルド)を対応させれば、より一層わかりやすいのではないだろうか。内向きのモダニズムとは、いってしまえば「引き篭もり」みたいなもので、
2014-08-01 20:33:52モダニズムとアヴァンギャルドには、「内向き」のモダニムズ(いわゆるモダニズム)と「外向き」のモダニズム(こちらはアヴァンギャルド)を対応させれば、より一層わかりやすいのではないだろうか。内向きのモダニズムとは、いってしまえば「引き篭もり」みたいなもので、
2014-08-01 20:33:52自己の存立に一切関わりなのないものは徹底的に排除していき(還元主義)その本質を見極めようとするのに対し、外向きのモダニムズとは引き篭もっている家を破壊し、芸術的規範を疑い拒否する。その破壊の行為は、社会的価値にまで及び誰にも拘束されない自由な表現を謳歌する。
2014-08-01 20:34:00自己の存立に一切関わりなのないものは徹底的に排除していき(還元主義)その本質を見極めようとするのに対し、外向きのモダニムズとは引き篭もっている家を破壊し、芸術的規範を疑い拒否する。その破壊の行為は、社会的価値にまで及び誰にも拘束されない自由な表現を謳歌する。
2014-08-01 20:34:00(参照)「自律と疎外の構造──モダ二ズム芸術論の再編成へ向けて──外山紀久子」 d.hatena.ne.jp/araiken/201312…
2014-08-01 20:36:40(参照)「自律と疎外の構造──モダ二ズム芸術論の再編成へ向けて──外山紀久子」 d.hatena.ne.jp/araiken/201312…
2014-08-01 20:36:40モダニズムとアヴァンギャルドは別々に生み出されたものというよりも、象牙の塔に引き篭もり社会と隔絶したところで孤独に生きようとするモダニズムに対する反省として、積極的に社会に関わり、「生」の力を取り戻そうとするアヴァンギャルドが生み出されたということができる。双子の兄弟だといえる。
2014-08-01 22:29:20モダニズムとアヴァンギャルドは別々に生み出されたものというよりも、象牙の塔に引き篭もり社会と隔絶したところで孤独に生きようとするモダニズムに対する反省として、積極的に社会に関わり、「生」の力を取り戻そうとするアヴァンギャルドが生み出されたということができる。双子の兄弟だといえる。
2014-08-01 22:29:20ビュルガーによれば、「19世紀の唯美主義において芸術が完全に生の実践的連関から自らを解き放った後にはじめて、美的なものが〈純粋〉に展開することができたのである(モダニズムの引き篭もり)。しかし、同時に自律性の裏面である社会的無帰結性(芸術が社会的インパクトをもたないということ)が
2014-08-01 22:31:16ビュルガーによれば、「19世紀の唯美主義において芸術が完全に生の実践的連関から自らを解き放った後にはじめて、美的なものが〈純粋〉に展開することができたのである(モダニズムの引き篭もり)。しかし、同時に自律性の裏面である社会的無帰結性(芸術が社会的インパクトをもたないということ)が
2014-08-01 22:31:16はっきりと認識可能となる(モダニズム的ニート)。芸術を生活実践のなかへと取り戻すことを目指したアヴァンギャルドの抗議は、自律性と無帰結性の関係を暴いてみせる(やっぱり自分で働いて稼いだ金で生活することこそが本当に自律するだ)。」と語っています。
2014-08-01 22:31:32はっきりと認識可能となる(モダニズム的ニート)。芸術を生活実践のなかへと取り戻すことを目指したアヴァンギャルドの抗議は、自律性と無帰結性の関係を暴いてみせる(やっぱり自分で働いて稼いだ金で生活することこそが本当に自律するだ)。」と語っています。
2014-08-01 22:31:32