2010.11.22東大安田講堂/公開シンポジウム「大学教育と職業の接続を考える〜第1回 大学生の就職をめぐる諸問題と当面の打開策」
- Yamamot_nobhiro
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【安田講堂101122】勝間氏「社会にリスクが増しているのに教育が追いついていない。リスクを回避するのでなく、リスクに向き合いマネジメントする力、なぜこれをとれないのか」出井氏「同感、会社がつぶれるのはどれほどのリスクだ?徳川が潰れたら食いっぱぐれるなんて封建的じゃないか」
2010-11-22 16:23:17【安田講堂101122】コーディネーター山上氏「学生個人に全てのリスクを追わせるのはどうなのか」出井氏「もっとも変わりやすいのは個人。社会や国はなかなか変わらない。フットワークよく世の中に応じて生きていけるはずだ。たとえば海外に目を向けるとか」
2010-11-22 16:24:54【安田講堂101122】山上氏「みんなが出井さんではない、そういう能力、そういうやり方をきちんと教えたり、気づかせたりしないうちに就職活動にはいるのが、1つの大学側の問題かな、と思うわけですが、児美川さんにうかがいたい」
2010-11-22 16:26:30【安田講堂101122】児美川氏「確かに個人がリスクを追わねばならない面はあるが、今のシステムのまま、はい頑張ってね、は何かもう少しやる事あるのかなと。たとえばキャリアガイダンス、教育で先ほどの話のような視野を身につけさせる、大企業にすがるだけがいい仕事じゃない、と気づかせたり」
2010-11-22 16:28:28【安田講堂101122】大橋氏「どうしてこういう自体になっちゃったかな、と。500倍の大企業を50社うけても仕方ない、でも企業の側はCSRだので公平性をアピールせねばならないから差別はしません、ってあるじゃないですか…公正という名の下に歪んでしまった採用を、」
2010-11-22 16:30:35【安田講堂101122】大橋氏「もっと顔の見える距離の採用に戻せないものかと思うのです。そのためにはお話にも出てきたコネ?みたいのも見直してもいいかなと。 もうひとつは評価の問題。この人がどういう経験をしていたのかを見極める力が雇う側にないと」
2010-11-22 16:32:22【安田講堂101122】大橋氏「既卒3年新卒扱いってのは悪い方にもはたらく。いい方向にはたらくとすればその3年で何をすべきかという話なのだ。ただ3年の猶予期間があるというのではマイナスしかない。一番いいのはそうですね、自衛隊で3年鍛えてみるとか」会場笑
2010-11-22 16:34:27【安田講堂101122】卒業後3年の猶予、リスクを追う事への評価について。牧原氏「NECはずっと既卒採用枠ありますので、確認まで。卒業後何をしていましたか?と聞くと居酒屋バイトとかすごく多いけど、システムやりたかったら居酒屋バイトよりいいバイトとあるでしょ、って。」
2010-11-22 16:37:31【安田講堂101122】牧原氏「リスクはチャンスだと考えてほしい。大企業にはいる事が本当にリスク回避かは状況による。また長期化についてはむしろ1年生のときから働くことを意識してほしいくらい。」
2010-11-22 16:38:46【安田講堂101122】勝間氏「自己主張する能力と、自己責任リスクの問題を提案したい。例えば雨で電車が遅れて面接できなかった話ってのありましたけど、15分遅れ程度はよくある、リスク管理するレベルの話。そんな小さな話でなく、大学には大学にできる学生支援のセーフティネットがあるはず」
2010-11-22 16:41:29【安田講堂101122】出井氏「企業は新卒、中途問わずに本気で働きたい人、優れている人を雇う姿勢、あると思うんですよ。新卒だからって甘えるなと言いたい。」
2010-11-22 16:44:09【安田講堂101122】最後に総括。寺岡氏「なんで学生が就活に駆り立てられるかといえば、不安だからだと思うんです。社会人になったあと、どういう生活が待っているのか。その不安を解消するためのことをしてほしい。例えば労働法を教えてくれるなど。」
2010-11-22 16:45:54【安田講堂101122】児美川氏「一方で学生を甘やかしたらいかん、リスク負える責任を、というのと、大企業にはいれば安定と煽られる、という両極端の議論ではダメだと思うんですよ。」
2010-11-22 16:47:32【安田講堂101122】大橋氏「我々の本業は学生を責任持って育てて出す、ことなのですよ。教育の質を守らねばならない。就職が決まらない、という悲鳴を学生が上げる、それを助けねばという気持ちになるうち、我々の本業を忘れてしまっていないかという気持ちがあります」
2010-11-22 16:50:06【安田講堂101122】吉川氏「全体の印象としては、学生の元に「ここで勤めるとどんな働きかたが…」という「本当の情報」がなかなか届いていないのかな、という印象があった。Webには口当たりの良い情報しかないのでw、学生にはもっと仕事の、会社の情報に触れてほしいと感じます。」
2010-11-22 16:58:05【安田講堂101122】シンポジウムが終了しました。聴講の皆様お疲れ様でした。講師、パネリストの方々、ありがとうございました。 …以上、東京大学安田講堂より(*´∀`)。
2010-11-22 17:00:29