ハードカバーの小説は特装版戦略をとるべきか

出版不況に加えて電子書籍の普及が話題になってるので、「モノとしての本」自体がどう生き残るかを考えました
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おしょーごつ @showgo

.@kmyken1 1なぜ噴飯されるのでしょうか。2例えばインテリアになる本など本のモノとしての価値を問い直す形での付加価値はいかがでしょう。また本の売り上げの1%をチャリティに回すなどの商法持考えられます。3普通に考えて導入は損しない程度に実験や段階を経るべきでしょうね。

2010-02-26 00:22:28
神谷健一 @kmyken1

@showgo 1. 高みの見物とでも言いましょうか、お考えに重みが感じられないからです。まるで営業担当者が「我が社の新製品です。私は嫌いですが、買って下さい」とおっしゃっているような無責任が感じられます。そんな営業担当者からは何も買いたくないでしょう。

2010-02-26 07:11:56
神谷健一 @kmyken1

@showgo 2. 小説が有用かどうかという点において私と先生のお考えが異なりますから、ほとんど議論になり得ないのですが、私はむしろ作品に芸術性があるとすれば、その外見ではなく中身が担うべきであると考えます。

2010-02-26 07:19:42
神谷健一 @kmyken1

@showgo 3. 不況に苦しむ出版業界にはリスクが大きすぎると思います。「導入に損しない程度の実験」だけでも十分冒険的ではないでしょうか。著者との交渉だけでも余計な時間がかかりますし、材料費、製造費、宣伝費も相当かかりますよ。売れ残った場合の「断裁費」も高額になりますね。

2010-02-26 07:40:39
@hakusen

@showgo それは良いモノだと信じているからで、金と時間があれば買うという事とは繋がらない気もします。高級装丁の物が出たら買う人はいるかもしれないけど、そもそもそれが出来る(出したら買ってもらえる)作家にそういった措置が必要なのかどうか。それが本当に出版を活性化させますかね?

2010-02-26 08:19:41
@hakusen

@showgo また同じ作品を装丁違い等で二種出版するということはそれだけ出版出来る作品が減りますよね。そうすると新人と大作家なら計算の立つ大作家の作品が優先される訳で、大局的に見ればむしろ寿命を縮めかねないとも。小説好きとしてもやはりそのような状況は中々了承し難い。

2010-02-26 08:40:07
@hakusen

@showgo と、言ってみたが安いものは電子書籍で、という話でしたね!もし電子書籍がスタンダードになるのなら紙媒体の小説は単なるコレクターズアイテムに成り下がると思うし、特装版のような物しか出版されなくなるというのは大いにありえそうですね。

2010-02-26 08:47:51
おしょーごつ @showgo

.@kmyken1 1言及するのは当事者でないといけないのでしょうか?僕はあくまで生産を教える立場の人間です、僕個人がたまにしか読まないだけでクリエイターがその芸術を参照する事の社会的重要性位は熟知しているつもりですが。

2010-02-26 12:14:30
おしょーごつ @showgo

.@kmyken1 2それは全くその通りでしょう。ですがIT技術の普及により情報はより安く、ほおっておけばタダになろうとする。情報だけの価値で勝負していれば消費者はよりやすい情報で代替しようとする。それをどう解決するかというのが出発点ですよね

2010-02-26 12:17:04
おしょーごつ @showgo

そういうことでしょう RT @hakusen: @showgo と、言ってみたが安いものは電子書籍で、という話でしたね!もし電子書籍がスタンダードになるのなら紙媒体の小説は単なるコレクターズアイテムに成り下がると思うし、特装版のような物しか出版されなくなるというのは大いにありえ

2010-02-26 12:17:33
おしょーごつ @showgo

.@kmyken1 3しかし電子書籍はハードの問題といわれてきました。読みやすいハードが出れば普及し、出版社がそういう革新的な企画をしていかなければモノとしての本の売り上げはどちらにしろ落ちます。そのまま小さい出版社から消えていくのか本をプレミア化するのかは出版社の自由でしょう

2010-02-26 12:24:14
おしょーごつ @showgo

DVDなんて1枚100円くらいでできるのに特装版作るだけで2倍で売れる市場だしな。出版でなぜそれが起こらないのかというのはもう少し考えた方がいい

2010-02-26 12:36:57
おしょーごつ @showgo

今まで5000冊刷っていたものをコスをと2倍かけて500冊だけ刷るのにどうやって費用がかさむのか。またコンテンツとして優良であれば文庫版でペイできるぐらい売れるはず。そして例えば文庫版は酸化しやすい紙、特装版は保管用に長い間酸化しにくい紙を使うような差別化でもいい

2010-02-26 12:43:37
神谷健一 @kmyken1

@showgo 140字という制約はありますが、それを差し引いても先生のお考えには論点のすり替えが多く(携帯小説の話や電子書籍の話などが突然表れる)いまいちまともに反応する気が起きないのですが。 一度お考えになっていることをブログ記事か何かにまとめられてはどうですか。

2010-02-26 12:43:55
神谷健一 @kmyken1

@showgo 興味深いテーマですので私も文字数制限のない形でゆっくりコメントさせて頂きたいと思います。

2010-02-26 12:45:29
おしょーごつ @showgo

初版は文庫版だけ売って、増刷の見込みがあるものは文庫の増刷と特装版を限定販売するという戦略もありだろうな。というか現にラノベの世界じゃ特装版戦略は取られているわけで、あとは値段設定の違いか。最初は10倍でもいいくらいかなと思っていたが

2010-02-26 12:45:42
おしょーごつ @showgo

.@kmyken1 了解しました。ここまで突き放さずお付き合いいただいて感謝します。多分共有できていない前提として「良い作家、良い作品であれば売れるだろう」という先生のお考えと「良い作家、良い作品であって売れない環境」という僕の認識の違いだと思われます。

2010-02-26 12:54:38
神谷健一 @kmyken1

@showgo いえいえ、こちらこそ議論を楽しませていただきました。ありがとうございます。ただ「良い作家、良い作品であれば売れるだろう」とは考えていません(笑)せっかくですから先生のお考えを論文にまとめられたらどうですか。しかるべき所で発表されれば研究業績としても評価されますし。

2010-02-26 13:25:21