『グラスリップ』全13話の簡易解説
グラスリップ、一話の透子の浴衣は赤紫の地に黄色の帯そして白い蝶……未来、バタフライエフェクト、変化。やなぎは青の地に緑の帯、そして赤い薔薇……棘、華やかさ、かな?
2014-10-03 06:31:29グラスリップの「花火」はあと、拓が幸のために花火を買ってサプライズで集まろうという流れた企画、そして二人で拓の手元のささやかな花火を3D眼鏡を通して幸がみつめた、というのもある。
2014-10-03 07:03:40※以上のメモについて、以下、キャプチャーを交えて補足説明。
『グラスリップ』13話、例の場所にいる駆のところに透子が来て、座ってすぐの会話。 「今日、流星群が見られるらしい。花火みたいに見えたら最高かな」 「また一緒に、花火が見られたらいいね」 「この空じゃ無理か」 #glasslip
2014-10-03 17:08:36で、諸々のやりとりの最後に。 「星、見えない…そうだ!これ、星になるかな?」 「これ、全部君が?」 「うん」 「すごいな……」 から、彼らは蜻蛉玉を撒き、町に流星が降り……それは第三の「花火」。 13話のタイトル「流星」は、「花火(三度)」でもあるのかと思う。 #glasslip
2014-10-03 17:09:08蜻蛉玉。蜻蛉=カゲロウ⇒陽炎ということと思う。 で、それを二人で夜空に撒く画を一部キャプチャー。 絵付けも花火だし、放つ軌跡も花火が重ねられていると思う。 #glasslip pic.twitter.com/lmuu73Yy8C
2014-10-03 17:11:3913話Aパート、深水真理曰く「陽菜、あの子、ここに来て大慌てで夏休みの宿題やってるみたいだから邪魔しないのよ」と語った透子の蜻蛉玉制作。 スケッチには明確に「花火」という制作イメージが記されてる。 #glasslip pic.twitter.com/RukX42qHAQ
2014-10-03 17:13:5213話、夏休み明けの沖倉家。沖倉母の奏でる曲を再生するCDプレイヤーに寄り添って、11話での深水一家の手土産であり一話で透子がおそらくいつものように漠然と期待を込め「キラキラ」を見つめていたガラス瓶。 #glasslip pic.twitter.com/iQP7M1YgT3
2014-10-03 17:16:311話より、ガラス瓶の煌きと、それが見せるなにものかに見入る透子。 なお、11話、沖倉母の演奏の際には寄り添うような二輪の花が活けられてたので、やはり花瓶らしい。 #glaslip pic.twitter.com/VzilzymRro
2014-10-03 18:49:1113話、夏休み明けの幸の自室。『押絵と旅する男』を鞄に入れる直前。本(『ゲーテ詩集』『現代文学の世界』『文学入門』『歴史地図』、『有限群論』等々)が並ぶ棚の上に、花火を閉じ込めたかのような風鈴が光を放っている。 #glasslip pic.twitter.com/tFwHPF7T91
2014-10-03 18:53:3613話、「事情を話してもらうから」という8話日乃出浜での約束を果たさせに沖倉家を訪ねたやなぎ、駆が玄関を開ける。その背後にはエッシャー『ものみの塔』の版画。 #glasslip pic.twitter.com/zr4mFitTEg
2014-10-03 18:58:25※エッシャー「ものみの塔」について。 みどころ解説。 geocities.jp/sakushiart/fuk… 3Dで実現?(動画) youtube.com/watch?v=AZ0Atw… #glasslip
2014-10-03 19:00:35※↑補足説明、とりあえずここまで。
「小説版グラスリップ」1巻glasslip.jp/product/ 買って来て、約1/3、80ページ弱読んでみた。面白いな。 店舗特典で書泉は書き下ろしで祭りの日の雪哉/やなぎが割合しっかり描かれたSSが付くので、個人的にお勧めしたいところ。 #glasslip
2014-10-03 10:51:30「小説版グラスリップ」(作:内義盛 )1巻読んだ。原作アニメの描写を非常に丁寧に拾いつつ、読み易い文章で描かれていて良かったな、と。 なお、原作についての個人的な解釈togetter.com/li/724041とずれる所は多いのだけど、それも含めて面白い(続く #glasslip
2014-10-03 14:34:56例えば「負けたくねえ」と言った時の雪哉、その態度を受けて電話を掛けた時のやなぎ、雪哉の告白を巡ってやなぎが雪哉、透子それぞれに寄せる心配……そういうとこでは概ね、解釈を補強するような独自の過去エピソードが加筆されていたのには「ちょっとちょっと」とは思いつつ。#glasslip
2014-10-03 14:37:32全般的に小説版の二人、特にやなぎは自分の解釈より大分善良だな、良いな、と。 むしろ自分の方が"普通分かるべきこと(と自分には思えること)を分からない、知るべきことを知らない"ことについて相当攻撃的に苛立つ性向があって、それが解釈に偏って反映されているっぽい。#glasslip
2014-10-03 14:38:17作品の解釈というのは作品と共に、解釈する側の在り方、その性向、価値観、こだわり、好み……その他諸々を実によく映し出すものだなー、と当たり前の事なんだけど、改めて考えさせられる。
2014-10-03 14:40:26『グラスリップ』最終話もやっとみたことだし、明日には書けるな、ベスト。しかし、なんということをするのだろう、西村さん(敬称略失礼/もし、透子の母親が言うようにそれが十代によくある経験なのだとしても(同等の神秘体験ではないだろうが)、なぜ今、そこに"流星”が落ちてしまうのかという謎
2014-10-03 17:42:11つまり、あの日(透子と駆には当夜の体験)のように、その日、昔の自分たちをふたりに見る思いだった夫婦の天上に、どうして、おそらく「冬の花火」的なものはとうに失われている今、あの幻覚さながらの星が、夜空に踊るのだろうか? ―ということ。
2014-10-03 17:48:05漱石の時代から遠い現在、「愛している」の翻訳をここになじませる対象が、なぜ、まだ空に照っているのだろうか? あるいはここにマンダリンが…テクストが…。
2014-10-03 17:51:27そしてそういう風に物語を追っていけば、エンディングにあたって、あの光景をこう解釈することができる―ある「風景」に対して「伴奏」が流れる、"伴奏者”の胸にはきっと、"押絵と旅する男”と同じ思いが、"それ(「風景」‐モチーフ)にある―彼は鶏鳴のように彼女を呼ぶ、あるいはあの音のように
2014-10-03 17:59:14『Fate/UBW』を視ていて個人的に思うのは、ufotableの高級感の最たるものって、ライティングじゃないかなあ、ということ。
2014-10-14 01:15:44