『グラスリップ』全13話の簡易解説

>>> ※10/2現在、深水透子の解釈について致命的な読み違えをしていたと思われること他、諸々含め訂正を途中から入れ続けてまとめを拡張し続けているところです。 既にどこがどう「簡易」なのか、当人にもまるで分かりません。 いずれ、ブログ記事にでもまとめたいとは思います。 <<< 続きを読む
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tacker10 @tacker10tw

例えば、ゲームでも、今度発売される『アサクリ』の新作は、容量の半分くらいが光の描画に関するデータらしい(出典忘れたけど、検索すれば出てくるはず)し、或いはフォックス・エンジンもライティングを強調してたり、次世代機の新作がTGSなどで記事にされる場合、概ねライティングの話題が多い。

2014-10-14 01:30:37
tacker10 @tacker10tw

実際、『けいおん!』でも、窓から射し込む光の話題をしていた人がいたしね。

2014-10-14 01:34:34
tacker10 @tacker10tw

@boss_yoshi_t この話題では、主に撮影処理のほうに寄った話題になるように思われます。ただ、イマイチ現場でどのような工程を辿っているのかに対する理解が乏しく、京アニから出ている撮影編の教本も買ってみたのですが、まだちゃんと読めてなくて、その辺をもっと調べてみたいですね。

2014-10-14 01:38:46
tacker10 @tacker10tw

(ただ、色彩設定の特殊効果と、撮影の特殊効果は違う、と何処かで読んだ気がする)

2014-10-14 01:45:32
tacker10 @tacker10tw

ともあれ、ランサーとアーチャーの戦闘は、赤と青の光跡がメインなように思う。夜の暗闇に瞬くそれらが、見慣れた街を、そうではないものとして彩る訳だから。それ以外でも、遠坂邸の壁やアンティークには、高級感があるじゃない。個人的に印象に残っているのは、そういう画面の質感のことなんだよね。

2014-10-14 01:57:13
橡の花 @totinohana

「ライティング」を制作論としてではなく、作用論でかんがえるなら近作で無視できないのは『グラスリップ』の「ダビデの“光線”」だと思いますよ(1話の透子と駈が出会う場面からつづく「ハーモニー」“発生”の主題と、最終話Cパートを参照されるといい。またその発展的描写が、「月が綺麗」の場面

2014-10-14 03:04:26
橡の花 @totinohana

そこから、淡く方円上に(“満遍なく”の換喩だと思ってください)空間に広がるufoさんの明かりを考えるのも面白いのではないでしょうか。例え話ですが、あの照明を選択する以上は、動画は“ぬるぬる動く”以外ゆるされないでしょ、みたいな。

2014-10-14 03:12:25
tacker10 @tacker10tw

う~む、『グラスリップ』の「地球照」は、例えば光源(太陽)を背負った駆の「ダビデ像」(月)の見えなかった(欠けた)部分が透子(地球)の照り返しで見えるようになることだと個人的に捉えていたのですが、あの「ハーモニー」はそういう「反射」の位置関係(=「特別な場所」)の瞬間でしょうか?

2014-10-14 05:44:27
tacker10 @tacker10tw

例えば、透子はメガネちゃんの好意を知らなかった(見えていなかった)けれど、あそこの切り返しでようやく自覚する、ような時に「ハーモニー」が起動する。 そういう「特別な場所」は、ここしかないというカメラ位置なのに対して、ufo的な光源と質感はカメラの位置を絶えず動かす、というような。

2014-10-14 05:50:59
橡の花 @totinohana

@tackerx そういう現象(透子の視界に「ダビデ」として“映る”駆)をさそう位置関係(構図)の抽象が「地球照」という解釈は、わたしも同じです。「ハーモニー」は、「月が綺麗」と同様、そういう系譜を“記す”ものなんですよ。「テクスト」や「音楽」のような、形式として。

2014-10-14 05:57:49
tacker10 @tacker10tw

日ノ出浜が彼らにとって「特別な場所」だったことを自覚して(或いは、それを探して)行くのに対して、先に述べたように冬木市はそれ自体が「特別な場所」になるのではなく、それを彩るための英霊(光源)が四方八方で召喚され、それに合わせてカメラが動き回る、というか。

2014-10-14 05:59:22
橡の花 @totinohana

@tackerx 「テクスト」を引き写したような瞬間が現実にあり、「音楽」に予感したようなことが未来に起こる―のと同じで、これまで「ハーモニー」であったような「画」に、これから出会っていく(その“光線”に晒される)―それがたとえば“押絵と旅をする”ということだと思うのですね。

2014-10-14 06:05:10
tacker10 @tacker10tw

@totinohana 毎度のことながら、本当にありがとうございます、またちょっと考えてみますm(_ _)m

2014-10-14 06:05:12
橡の花 @totinohana

@tackerx そうやって“ダビデの光線”にさらされ続けることがわかれば、自分の馴染めない異界を旅するような遍歴の中にも、なにか確信をもてるかのような感覚が持てるようになって、そういうものの延長に、最終話、最後の「光線」をみると、なかなか味わい深いと思いますよ。以上、余談まで。

2014-10-14 06:10:20
橡の花 @totinohana

んで決定的な確信が持てたらそのとき「告白」があると。透子の両親の馴れ初めようにね。最後のあれがそういう瞬間かはわからないけど、それを暗示するものではあるでしょうと。

2014-10-14 06:16:07
tacker10 @tacker10tw

「テクスト」を演じる身体が起動する。 例えば、雪哉(月)の日課だったランニングを引き継いだやなぎ(地球)。 その照り返しとして、合宿中に送られてきたメールがあって、彼はそれを実際に(まるで未来視だったかのように)視る訳だよね。 その中で日ノ出浜や、やなぎが見出される、というか。

2014-10-14 06:16:25
橡の花 @totinohana

本当は「花火‐球体パース‐フローチャート(ハーモニーのレイヤー)‐ふたつの球体‐地球照(…)」とつなげて行きたかったんですけどね、あれ。

2014-10-15 14:48:10
橡の花 @totinohana

ああっ、「フローチャート」っていうのは、透子の幻視(飛び交う光‐花火の火‐パース線の抽象‐物語線の抽象)のことです。

2014-10-15 15:00:45
橡の花 @totinohana

余計ついでに描きますと、フローチャート的に未来視の幻覚のなかを舞う光に、“ダビデの光線”は差しますし、“grass‐lip(「月が綺麗」)”は触れるのです。そのときに、彼/女らのこの世界での居場所(scene)が決まる。

2014-10-15 15:07:30

○設定資料集「カゼミチアルバム」関連

相楽 @sagara1

自宅に帰ると『グラスリップ設定資料集 カゼミチアルバム』が届いていた。おお……とりあえず、でかい。厚い。重い。

2014-11-25 20:10:05
相楽 @sagara1

『グラスリップ設定資料集 カゼミチアルバム』とりあえずひと通り読んだ。p48も五話のニワトリ……ジョナサン、真葛、フッサール、ロジャー、孔子と外見の対応が分かるキャラ表があって、お、と思った。(続く #glasslip

2014-11-25 22:26:47
相楽 @sagara1

ただ、スタッフインタビューで、(堀川)「ニワトリのジョナサンは駆を象徴していますが」(p203)と明言。個人的には透子で、駆は鳶だと思ってた。togetter.com/li/724041 鶏5羽と駆以外の5人で1対1対応ではないんだね。じゃあ、 #glasslip

2014-11-25 22:26:55
相楽 @sagara1

透子を中心に、駆も含めた主要キャラ残り5人と鶏5羽という対応なのかな。 あと、「エッシャーの「昼と夜」など隠喩」については西村純二監督、堀川憲司プロデューサーでなく、シリーズ構成の佐藤梨香さんが答えていた。 #glasslip

2014-11-25 22:27:12
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