20141025第11回若手教育勉強会SEN

「持続可能な教育」をテーマに、教育に興味のある若手が集まって勉強会を行っています。今回は東大情報学監特認教授の池尻先生に博士論文「歴史の応用を学習する方法の開発」についての解説を発表していただきました
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しょーご𝕏 @showgo

弱点は、未知の社会問題には対応できない #sen11

2014-10-25 19:11:32
しょーご𝕏 @showgo

実験の対象は偏差値60以上の学生、50台のこたちでももちろん対応可能 #sen11

2014-10-25 19:13:10
しょーご𝕏 @showgo

人物史的な人物の特殊性に着目しない。その人物が生まれた背景などを考えること、それから50年などのスパンで考える #sen11

2014-10-25 19:18:23
しょーご𝕏 @showgo

カード10枚で時間的にちょうどいい、もう少し増えたほうが戦略性が出る。12〜3枚がいいのではないか。解決法生成ゲームは2枚で十分。3枚でもパンクする #sen11

2014-10-25 19:33:46
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

今日参加した研究会のテーマは、平たく言うと、歴史を応用して役立てる話でした。それが歴史を学ぶ意味全てだとは思わないけれど、うまくアレンジして取り入れたい部分が多く、刺激になりました。 #sen11

2014-10-25 22:20:04
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

歴史を教えていて、強調することは3つ。現在の問題の原因や起源となることなど、現在に繋がる歴史的事象。現在の問題を考えるのに参考になる事象。歴史上の大きな変化の原因となるような事象。この3つが重要だと生徒には言っていますが、今日出てきた話は主にその2つ目。#sen11

2014-10-25 22:24:36
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

マルク・ブロックが、歴史について、時間における人間たちを対象とする学問、みたいなことを言っていたと思う。今日の報告もマルク・ブロックから始まっていたが、結局のところ、そこに行き着くんじゃないかな。#sen11

2014-10-25 23:02:44
いとうのIPさん @V___IP

今回の研究会、博論ベースだったのでいろんな意味で刺激的だった。歴史学習という発表内容、博論の流れや観点の2点が(自分の)振り返りの大枠。自分なりの言葉で言えば「歴史は繰り返す」観のこととその観の学習について、一歩開拓しましたよ、という話。#sen11

2014-10-26 01:48:33
いとうのIPさん @V___IP

「歴史は繰り返す」観は、既存の歴史学習ではほとんど認識されていないか、単線的な認識が一般的。それは、歴史の繰り返し(観)が現在まで接続していないことに原因があるのではないか。そこで、歴史を現代に「転移」する力のための教材開発を試みた。以上が発表内容の自分なりの把握。#sen11

2014-10-26 01:58:41
いとうのIPさん @V___IP

歴史学習の「穴」を歴史(観)の議論から導き出し、そこで終わらず具体的な教材開発を試みて、その効果測定までした上で、総合的な考察に至る流れ。抽象と具体の両方を含むのは論文に一般的と思うが、実践や開発を取り入れることはある意味で新鮮で、その取り入れ方も大変勉強になった。#sen11

2014-10-26 02:11:08
いとうのIPさん @V___IP

教育工学の仕事を見れて、自分の分野でどのように「転移」が起こるのか楽しみ。ただ同時に違和感や差異も見えてきた。教材が人を選ぶこと(教員も生徒も)などは出ていた質問とも重なると思う。教材を使いこなすスキルは、現場に「負担」と受け止められうるし、そうなれば双方とも残念。#sen11

2014-10-26 02:20:56
いとうのIPさん @V___IP

具体的には、歴史的事象と現代の事象との「類似」の発見・判断は難しそうだなと。レイヤーという言葉が多様されていたが、その「レイヤーの合わせ方」は教材をめぐって教員も生徒も「調整」が容易ではないと予想(階層が選ばれてしまう)。ただ「調整」を楽しむ位の動的な教材なのかも。#sen11

2014-10-26 02:29:03
いとうのIPさん @V___IP

最後に個人的な連想や興味を書き残すと、歴史(観)を解体していくと「学習」が要素として含まれているのではないかと考え中。伝達とか物語性とかの次元か。アルバックス『集合的記憶』などが連想された。あと「学習」の語られ方が分野によって違うなあと(社会教育との比較など)。#sen11

2014-10-26 02:37:54
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

#sen11 昨日投げかけられなかった論点を備忘録的にいくつか。歴史の価値を、「役に立つ(と解釈される)」という部分に限定してしまうと、そうでない(ように見えてしまう)ものが切り捨てられてしまう。あんな研究、何の意味があるの?重箱の隅つついて何の価値があるの?と。→

2014-10-26 12:53:54
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

#sen11 しかし、一見それが重箱の隅であっても、その研究の積み重ねが、いずれ大切な価値を持つ重箱に仕上がっていくのかもしれない(もちろん、研究する側は、自分がつついているものが「どんな重箱」の隅なのかを示すべきだが)。逆に言えば、今歴史教育上役立てることができる史実や解釈も、

2014-10-26 13:01:52
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

#sen11 (続き)それだけでは価値の見えにくい地道な研究の積み重ねのおかげで価値を持っている可能性がある、ということ。その地道な積み重ねが歴史学研究で、そこから教育という観点で相応しいものを選んで相応しい形で扱うのが歴史教育。歴史の価値を論じる際に、研究と教育の役割の→

2014-10-26 13:10:43
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

#sen11 (続き)その役割の違いをはっきり意識した上で議論しないと、今の教育で役に立たない歴史の研究は意味がない、という話になりかねない怖さがある。と感じた。しかし、昨日の池尻さんの報告自体に、実はそれに対する反証とも言えるものが含まれていると思う。→

2014-10-26 13:18:03
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

#sen11 池尻さんの方法により、今まで教育上何の役に立つのかわからなかった歴史的事象が、役に立つ教材として生まれ変わる可能性が出てきた。逆に言うと、本当は役に立つのに、私たちの気付きが足りないために役立たせられていない歴史的事象もある、ということ。→

2014-10-26 13:21:32
野良猫ジャガー伯爵 @jaguar_h_p_1983

#sen11 それが何の役に立つの?という問いは、それが役立たない可能性とともに、それが役立つことを理解できていないだけ、という可能性もあることにも注意しなければならない。我々は、役に立つものを何でも見分けられるほど賢くはない。池尻さんには理解できて、私に理解できないものもある。

2014-10-26 13:26:42
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