- sakana6634
- 19069
- 0
- 1
- 12
実物の出土例はともかく、埴輪だと一概には言えないんでしょうけど、以前教えていただいた「前期古墳の被葬者の多くは、生活していたのは弥生時代最晩期」を考えると…あ、これ、装身具にも言えますかね。はて…
2014-11-04 03:13:07@shima_nata @k_h_musume なるほど、参考になります。しかし、この胡録が遺跡から出土しても、単にカゴとしてしか報告できないですねえ。出土木製品の用途をその形だけで決めるのは、やはり難しいですね。
2014-11-04 06:06:02@gijyou おはようございます(´∇`*)、出土品だと胡禄かどうか見分けるのは難しいのですね、ありがとうございますm(__)m。 鈴ちゃんのお写真、いつも楽しみにしております。はつらつ鈴ちゃんもおねむな鈴ちゃんも可愛いです~。
2014-11-04 07:27:36@k_h_musume おはようございます!出土木製品のうちで用途が特定できるものは、まだまだ少ないです。特に組み合わせて使うものの部材や網カゴ類は、使用時の状況を示す出土状態でない限り、まず特定は無理ですね。 鈴ちゃん、わずか1週間でずいぶん成長しました。これからもお楽しみに。
2014-11-04 07:34:23@k_h_musume こんにちはm(__)m スタート(ネットの)が遅いもので、今頃参上です。 鉄鏃になりますと石鏃よりもかなり重くなるので、矢のバランスを考えても矢羽近くを持ったら弓につがえ難くなるはずです。 流鏑馬で見ていても、脇の下経由で帯に挟んだ矢を取ります。
2014-11-04 12:18:09@k_h_musume 騎兵にしても歩兵にしても、ロビン・フット見たいな事していたら、かなり効率が悪いのだろうと推測は出来ます。 そうなると、靫は儀仗用という事になるのだろうかと、あれから( ̄▽ ̄)。o0○と考えておりました。
2014-11-04 12:22:38@k_h_musume 思うに、靫のように矢柄がすっぽり収まってしまう深い矢筒では、どうあがいても鏃近くを持つ事ができないので、逆さまに入れる事になったのではないかと考えついた次第……中世以降、リュックサックみたいに負い紐の着くスタイルは無くなるのではないかとも思えますし。
2014-11-04 13:14:02@k_h_musume しつこくてすみません、ちょっと訂正?かな?? 武人君のリュックサックの中身、片刃の長茎鏃だろうと言われたので、現物を見て来たのですが……やっぱ、わからん(´・ω・`) まったく、変なところに凝るくせに、概ね雑なのが形象埴輪なんで……
2014-11-04 13:46:20@shima_nata わ、ありがとうございますm(__)m。石鏃と鉄鏃の違い、なるほどです~(´∇`*)。正倉院の矢で私が見たのは、長茎で頭の小さな鉄鏃でした。ハンサム武人埴輪さんのリュック、以前、どこかで靫は威嚇効果を兼ねていると読んだような…。→(続きます
2014-11-04 18:58:03@shima_nata →どちらも同時期に使われていたけれど、胡禄の方が実戦向きだということで、靫は時代を下るにつれてより儀杖的に…とかでしょうかねえ ( ゚д゚ )ホエー。
2014-11-04 19:03:10@gijyou @k_h_musume 確かに、雪野山古墳にしても鴨都波1号墳にしても、未盗掘の主体部から副葬品として出ているから、靫だと直ぐに分かったのでしょうね。 集落の溝辺りから出てきてくれても、変な形の籠状製品で報告されそうな気がします、残り悪そうだし(´・_・`)
2014-11-04 19:33:18@gijyou @k_h_musume うちのボスは長茎鏃だろうと言っていますが…… ちなみに池田古墳群の埴輪作者は、武器類の事を良く分かっていないで作っているようだと、御所市の藤田氏から言われていますσ(^◇^;)
2014-11-04 19:41:29@shima_nata @k_h_musume 実はこの図の右端に載せている「カゴ底板」が、靫の底板ではないかと木器研究者仲間で言われています。ほぼ同形のものが複数の遺跡で見つかっており、側面の孔からカゴを編み上げた可能性があります。 pic.twitter.com/3BVJ0oMZAR
2014-11-04 19:55:37さて、遅くなりましたが、福井市立郷土歴史博物館が所蔵する天神山7号墳(5世紀中)出土の胡籙をご紹介。ポシェット状のものに鏃が下向きに収納してあったものと思われます。ベルトのバックルも残っていました。 pic.twitter.com/bQlCOeIM0e
2014-11-06 21:20:06こちらが胡籙の解説パネル。もう10年以上前、新米ほやほやの学芸員だった頃に作ったパネルですので、いろいろ不備はありますが、恥を恐れず掲載。 pic.twitter.com/NxKEqqWAbf
2014-11-06 21:22:12胡籙のバックルの所のアップ。これほど残りのいいものは珍しいようです。 pic.twitter.com/MgqfIcbIKs
2014-11-06 21:24:17一方、こちらは鼓山古墳(5世紀)出土の靫。これ以外にもう1点同じようなものが出土しています。出土状況から鏃は上向きに装填されていたことがわかります。 pic.twitter.com/XTH109JLr1
2014-11-06 21:28:07ケースに入っている状況では撮影が困難でしたが(^_^;)、鏃の部分をアップで撮影したものはこちらです。 pic.twitter.com/WzcwsTEnav
2014-11-06 21:29:36靫に施された模様のようなものも一部に見えます。これもなかなか珍しいものかと。 pic.twitter.com/BUjTN4syAf
2014-11-06 21:31:27で、またこんな大雑把なパネルで恥を晒すようで申し訳ないのですが、靫の装着想定シルエットでございます・・・ pic.twitter.com/Hi1ubL0clQ
2014-11-06 21:36:07私自身、古墳の専門家でも武具の専門家でも無いのですが、有り難くも、靫も胡籙もどちらも展示できる資料のある博物館で働いておりますので、ここにこのように紹介させていただきました。何かお気づきの点ありましたらご教示いただけますと幸いです。
2014-11-06 21:40:30