2014年2月24日

【みづら祭】続・埴輪美豆良のまとめ

埴輪の美豆良を観察して、どんな髪型だったかを妄想し、イラストにしています。ブログ記事[http://t.co/PsbHb7ANJ9]のダイジェスト版になります。
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逆名🌈 @sakana6634

【続・種々の埴輪美豆良 解説(1)】 #みづら祭  埴輪美豆良を観察・妄想して書いた図解をダイジェスト版でお送りします。以下連投致しますので、お邪魔でしたらリムーブを。 詳細はblogへ http://t.co/PsbHb7ANJ9 http://t.co/bx2XTrfwWL

2014-02-09 21:15:09
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【続・埴輪美豆良(2)】 #みづら祭 ◆コトを弾く盛装男性埴輪 伝群馬県赤堀村出土◆ 埴輪の中には、楽器を携えているものがある。多いのはコト─現在も雅楽で使用されている和琴(わごん)の祖とされる、倭琴(やまとごと)。以下倭琴について http://t.co/tg0USDr2p0

2014-02-09 21:19:50
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【続・埴輪美豆良(3)】 #みづら祭  『コト』は元来、図に挙げたような楽器をさす固有名詞であったと思われるが、外来音楽の需要に伴って新しい楽器がもたらされると、『琴(きんのこと)』『箏((そうのこと)』『琵琶(びわのこと)』などと呼ぶようになり、弾き物の総称となった。

2014-02-09 21:24:46
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【続・埴輪美豆良(4】 #みづら祭 コトに琴の字が宛てられたように、古くは琴(主に七絃、琴柱はない)の方が楽器として趨勢があったようだが、現在では一般に『お琴』といえば箏(日本では主に十三絃、琴柱があり指に義甲を付けて弾く)を指すようになっている。

2014-02-09 21:25:04
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【続・埴輪美豆良(5】 #みづら祭  埴輪が持つコトの大きさは、人物との対比で40~60cm程、出土品では、モミ、ヒノキ製で150~160cm程度と長いものもあり、また正倉院蔵和琴残闕は190.1cm、伊勢神宮神宝の鵄尾御琴(とびのおのおんこと)は266.6cm。

2014-02-09 21:25:37
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【続・埴輪美豆良(6】 #みづら祭   板は頭部へ向かって細くなる物、絃孔のあたりでくびれ、頭部が末広がりになっているものが見られる。 これがさらにV字型に近くなり、伊勢神宮神宝として伝承されている鵄尾型の和琴へ繋がるともみられている。

2014-02-09 21:25:53
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【続・埴輪美豆良(7】 #みづら祭  絃の本数は四絃、五絃が主だが、六絃も見られる。 コトについては以上。  参照した弾琴埴輪写真、コトについての説明は「埴輪の楽器 楽器史からみた考古資料」(宮崎まゆみ/三交社)1993より。

2014-02-09 21:27:16
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【続・埴輪美豆良(8】 #みづら祭 ◆弾琴埴輪の特徴 コトを弾く・携えている埴輪は、主に男性で、盛装が多く、倚座(いざ、台座に腰掛ける)で膝に琴を置く形が多くなっています。倚座も高位のしるしとみられています。逆に衣服表現に乏しく、入墨をして琴を持つ埴輪も。専門の楽人か運び手か?

2014-02-09 21:28:10
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【続・埴輪美豆良(9】 #みづら祭 ◆美豆良の表現 美豆良はL字型で、突起部分は彩色され、下垂部がついて胸に接着し、突起部を支えるような形になっている。これは他の盛装埴輪でも見られる形で、前回の種々の埴輪美豆良でも同型のもの(群馬県太田市塚廻り3号墳出土)を扱った。

2014-02-09 21:29:20
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【続・埴輪美豆良(10】#みづら祭 ◆衣服表現 衣褌(きぬはかま)姿、演奏の便のため?胸の下で帯かたすきを結んでいる。(稀な表現)結び目は右脇に。背後で裾の端が突出しているので、短い上衣の裾と解釈。また、帯に入れた裾とたすきの間の布が余って膨らんでいる表現とも考えられる。

2014-02-09 21:30:01
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【続・埴輪美豆良(11】#みづら祭 衣褌/裳姿では、腰から下は男女ともに末広がり。これを上衣の裾とする解釈が多いが、腰の張り出し部分が上衣と異文になる例や、襟の表現が腰帯で途切れている例があり、上衣の上から腰裳を着用する場合もあったのではないだろうか。

2014-02-09 21:30:45
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【続・埴輪美豆良(12】#みづら祭 腰裳の下は褌。通常、膝周辺で足結をするが、足首にも結び目の表現があるため脛巾とした。足結+皮履(かわぐつ)の飾りという可能性も。 装飾品は耳環、後頭部束髪の上から懸けた頸珠(珍しい表現)、籠手、柄頭は欠損するが大刀を佩く。

2014-02-09 21:31:27
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【続・埴輪美豆良(13】#みづら祭 丹による赤彩が残り、顔には額、鼻の頭、こめかみから目尻、頬にかけて太い曲線が描かれる。同じく群馬県、前橋市朝倉出土のコトを弾く盛装男性埴輪も、よく似た彩色を施されている。 また首も塗っていたようだ。丹塗りは祭祀のための化粧と考えられている。

2014-02-09 21:32:18
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【続・埴輪美豆良(14】#みづら祭 過去ツイより再掲。埴輪の顔面彩色(丹塗り)と線刻(入れ墨) いくつか。 http://t.co/aMrLbIkjhI http://t.co/ZaA0S5ymlE 参考:『埴輪と絵画の古代学』辰巳和弘/白水社

2014-02-09 21:33:23
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【続・埴輪美豆良(15】 #みづら祭 ◆下垂部付きL字型美豆良の別解釈4種 ①②は突起部の丸みを無理やり鈴飾りと解釈したもの。髪に鈴飾りかわいすぎる…  実はこの埴輪美豆良で気になったのは、L字の突起部分が彩色されている点。 http://t.co/Uhus2sj0AG

2014-02-09 21:35:05
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【続・埴輪美豆良(16】 #みづら祭 その部分は髪であるはずだから赤くはならんと思うので。③④は突起部の彩色を考慮して、ここに紐を巻き付ける。ああ、かわいい(腰砕け) しかし髪型としてはあまり現実的ではない。けどかわいい。ううう。

2014-02-09 21:39:27
逆名🌈 @sakana6634

弾琴埴輪については以上。ちょっと休憩。

2014-02-09 21:41:14
逆名🌈 @sakana6634

自分で描いておいてかわいいかわいい言ってれば世話はないと、いえ、それは違うのです。美豆良がすてきだから当社比少しでも端正な顔を描かねばならないというよくぼーに負けてしまうのです。美豆良がうるわしいから!!美豆良が!! #みづら祭

2014-02-09 21:49:18
逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(17】 #みづら祭 【耳孔から美豆良を垂れてゐる人物像 常陸国筑波郡小野川村大字横場出土】   なぜ旧国名かというと、写真を参照した資料が古いから。 http://t.co/fsFfc622f1

2014-02-09 21:56:24
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逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(18】#みづら祭 『埴輪集成図鑑』(帝室博物館編)1944 国立国会図書館デジタルコレクショhttp://t.co/y8wCSA5FIg 戦前のものなので当然それ以前に発掘されたものしか掲載されていないが、正面だけでなく側面・背面写真掲載がありがたい。

2014-02-09 22:02:51
逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(19】 #みづら祭  埴輪に付けられた呼称も元資料に拠る。この埴輪は横から見ると、耳穴から美豆良が生えてるように見える。 紐を巻き付けるなどしてまとめている可能性もあるが、身分が低いなら耳のあたりで元結をとって流すだけということも有り得たのではなかろうか。

2014-02-09 22:05:31
逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(20】#みづら祭 ◆性差が不明瞭 呼び方が単に『人物像』としてあり慎重さが窺える。男性埴輪に珍しく乳暈表現があるためだろう。衣服表現は少なく、腰裳も頸珠も男女に共通する要素。  乳暈及び乳房の表現は、女性埴輪にたまに見られるが、男性に皆無という訳ではない。

2014-02-09 22:10:02
逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(21】 #みづら祭 そもそも埴輪には体格上の性差表現があまりない。胸は基本的に平坦で、女性の乳房の表現はちょっと粘土を足すくらい。女性なら細いあるいは丸みを帯びるだとか、男性なら角張って手足が太いなどという方向性が希薄。遮光器土偶などとは大きく違う点だ。

2014-02-09 22:13:11
逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(21】 #みづら祭 もう一つ性別の判断を難しくしているのは、髪型。 埴輪では普通、 美豆良があれば男性、 美豆良がなく頭頂部に髷(古墳島田)があれば女性、 と見ることができるが、この埴輪には美豆良があるのに、頭頂部に髷らしきものが載っている。

2014-02-09 22:15:38
逆名🌈 @sakana6634

【続・埴輪美豆良(22】#みづら祭 私は、この曲がった円筒状のものは (1)髷だが、盾持人埴輪などとも共通する結髪(後世の唐輪に似る)で、横に細く、女性の縦長で平坦な古墳島田とは別種のもの。額の環は冠である。 (2)髷ではなく、兜の装飾である。額の環は兜のふち。 と想定した。

2014-02-09 22:17:03
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