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といった所。キャラクターの個性、作画辺りは前半と比べると控えめだが、作戦、戦闘面のバリエーション、ハード描写の点は前半よりレベルが上がっている。世界観が維持されている中ではなかなか上手くいっている路線展開ではある。改めて見るが完成度が高い
2014-11-16 09:52:09![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
テッカマン無印を見終わったが、この作品の欠点は打ち切られてしまった事に尽きてしまうと思う。借りに打ち切られていなかった場合はどのような可能性が存在していたか……。
2014-11-24 18:39:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
それはともかく、鳥海監督時代の後半については19~23話、24~26話とで2つのスパンに分かれるかと思う。無論どちらとも作風として戦いが激しく、甚大な被害を被っていく点は同じではあるが……。
2014-11-24 18:41:22![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
第19話の宇宙ランド計画はブルーアース号とペガスのオーバーホールネタをカモフラージュするかのような、宇宙ランド大要塞でワルダスターを追い詰めていく策略が面白い。天地局長の戦略眼は終始脅威的なものだった。
2014-11-24 18:42:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
第20話ではもしかすればペガスのライバルポジションになるはずだったロボット・ガニラが登場する。ここら辺ももし続いていたならばどうなっていたのだろうか
2014-11-24 18:43:30![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
また前半のガニラを駆使しての防衛軍基地の破壊工作→ビームコーティング加工したペガスをぶつける→やられたペガスは囮→水中からペガスが現れる→その戦い自体が陽動であり、水爆ミサイルが地球へ向かって行く……などとバトルの応酬がすさまじい。テッカマン後半戦の醍醐味かもしれない
2014-11-24 18:44:55![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
第21話は少女ユリとスペースナイツの交流、活躍と言ったやや子供向けのストーリーといった所だが、ワルダスター側がエネルギー研究所を制圧して、月面の反射衛星砲へエネルギーを照射して地球を攻撃する作戦描写はポイント高し。
2014-11-24 18:46:01![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
第22話は第11話を彷彿させる城二とアンドローの間の絆に焦点が置かれたり、第5話頃のサンノー星ネタを再利用するなど笹川時代の前半のテイストが強い一本。やむを得ずテッカマンに敵対したアンドローを前に戦い終わって気にするなとばかりの姿勢の城二の描き方が二人の絆の変化を感じさせてくれる
2014-11-24 18:48:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
この第22話の脚本は第11話の酒井あきよし氏(堀田史門名義)とアンドローと城二の絆に関係のあるエピソードを手掛けている点はともかく、今回のワルダスターの作戦は北極をボーリングして氷山を溶解させる作戦が繰り広げられるが……あれ、もしかしてライター繋がりでバルディオス?
2014-11-24 18:50:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
なお、この話で初めてテックランサーが折れる事態が発生。第20話でほぼ死にかけた状態でのボルテッカで水爆ミサイルの軌道をそらす活躍も含めてテッカマンの激戦模様が高まっていく事を感じさせる事態。そして次回……。
2014-11-24 18:51:58![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
第23話……個人的にラスト1話前を彷彿させるようなエピソードだった。最終回に続いてテンションの高い激闘描写が繰り広げられる。
2014-11-24 18:52:50![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
今回は壮絶だ。見えない敵シャングリラーを前に天地局長も一時お手上げ発言をしてしまったり、シャングリラーの目的を知るや否や、宇宙開発センターの建築物を全て宇宙へ避難させる(Z作戦)でシャングリラーの攻撃をやり過ごしたりと相当追い詰められている。
2014-11-24 18:53:46![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
無論テッカマンは戦うもテックランサーを早くも溶解させられ、一か八かのボルテッカ三段返し(三連発)でどうにかシャングリラーを仕留めるも、彼の攻撃を脳天に食らってテックセッターが破壊されて城二が仮死状態へとも追いやられてしまう。
2014-11-24 18:56:57![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
@ut_ken 何か当時の玩具として発売されていたようですね、ガニラ。その後度々登場はしていましたので再戦模様は描いて欲しかったですね、やはり。
2014-11-24 18:58:33![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
城二が仮死状態で生身のまま宇宙空間を浮遊する姿はなかなかショッキングであろう……その後ペガスに収容されてどうにか一命を取り留めるも、彼を救う代償にペガスが半壊状態へ追いやられてしまう pic.twitter.com/gSfYiLMwTm
2014-11-24 18:59:11![](https://pbs.twimg.com/media/B3MsJZqCUAAJar-.jpg:medium)
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……とここまでが1つの区切りになるかとも思う。後半の路線は若干対象年齢を下げつつも激しい戦闘、被害描写の存在と共に前半の作風を保てていた時期であり、第23話はハードな戦いとしてはピークに達した瞬間かと思う。
2014-11-24 19:00:20![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
そして24~26話までになるのだが……ここ辺りは打ち切りが決まってしまった時期が遅かった事も関係があるのだろうか。勝少年が中途半端な時期にレギュラー入りしてしまった点は運が悪かったと言わざるを得ない。
2014-11-24 19:01:07![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
テコ入れか当初の予定かは分からないが、少なからずフライングボンバーたる愛用のラジコンメカを操って戦う弟分というキャラ付け、北斗勝という南城二と対をなすネーミングからすると4クールの予定ならレギュラーで活躍させるつもりだったのだろう。
2014-11-24 19:04:17![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
彼もまた父の帰りを待っている設定があり、城二親子を彷彿させなくもない。勝が第24話だけのゲストキャラクターとして変更されて留まっていれば左程気にならないが、本当に運の悪いタイミングで勝は登場してしまった。終盤で発生したアクシデントの1つかとも
2014-11-24 19:05:35![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
また打ち切りが決まってしまった関係もあったのだろう。第24話以降はやや作画面に低調な所があり、尺を伸ばすような試み(第24話)や今までのカットを流用したり(第25、26話)などといった弊害もあったかもしれない。ただ23話の予告が過去の話の流用との時点で何らか危なかったのかも
2014-11-24 19:07:06![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
単にスケジュールが危なかっただけかもしれないが。終盤の4話中3話が須田正己さん、2話が二宮常雄さんが連続して登板している所もやや終盤の体制が危なかったと思わせる点かもしれない。
2014-11-24 19:07:54![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
とはいいつつ24~26話のストーリーの本筋は左程慌てた印象はない。第24話でペガスがあっさり修理されてしまうネタは少し拍子抜けだが、第25話でリープ航法メカによる移住計画の最終決定をかけた会議が行われ、最終回でリープ航法テストといった形で本筋は左程慌てていない
2014-11-24 19:10:47