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マレビトを観て考えたことだが、表象不可能性と呼ばれる問題があって、ショアーとかディクテとか色々あるわけだが、これについては語れない、と語ること、語れてしまうことの、どうしようもない安易さということはあって、だから僕はその言い方が嫌いなのだ。なんだか狡い気がしてしまう。
2010-11-26 00:18:19F/Tの関係で、今月は舞台芸術を多く観ている。ここに感想はほとんど書いていなかったが、現在公演期間中のマレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON』は主題的にも方法論的にも衝撃だった。言ってみれば、大文字の「ヒロシマ」からはこぼれ落ちてしまうものをノンリニアに描き出す。
2010-11-26 11:16:05マレビトの会。個人的には、山口惠子の「ヒロシマガール」に見入ってしまいました。あれが時間と空間のパースペクティブを一気にひろげてくれた気がする。
2010-11-26 17:52:11マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』、当日パンフの演出助手・田辺剛さん @tana2yo による鑑賞の手引きがとても優しい。山口春美さんのあるセリフに胸を突かれる。松田正隆さんのユーモアに笑み。本日昼は12-17時の5時間Ver!
2010-11-27 02:31:49マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON』。広島と被爆韓国人の住むハプチョンを舞台にドキュメンタリー要素の入る展示形式演劇。「原爆を扱うと評価され易いが芸術評価とは違う」旨述べたのは筒井康隆だが、松田正隆は難しい主題を繊細に扱い観る者の胸に深く突きつける。 #FT10
2010-11-27 11:35:08RT @kanagawashingo: 昨日のマレビトの会やはりすごくよかった。一度目は目の前に演じる人間がいることに魅了されたが、二度目は圧倒的な演劇体験が立ち上がってきてびっくりした。舞台がないぶん目の前にいる役者が今まさに演技をしているということが余計に実感でき、そしてそのことに感動した。面白かったー。明日まで!
2010-11-27 14:17:14マレビトの会 展示を見るように演劇を見る 出演者はヒロシマを「レポート」する 観客はその「展示物」を選び取る それぞれの物語がふとひとつになり また放れていく 互いの「演出」がたったひとつだけの物語を紡いでいく
2010-11-27 17:02:14マレビトの会。自分くらいしか指摘しない点として、松田さんがここに行き着いた原点の一つに、時空劇場「野の果てのマリア」チラシ写真撮影の、あの体験があるのではないかと勝手に思う。あれは、松田さんがその後訪れた色々な都市と同じく、声にならないメッセージを街がもってるのを感じる経験だった
2010-11-27 17:13:16今日は午後は松田正隆マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』。素晴らしかった。3時間半ほど見てたけど全然あきず、というかむしろ時間が経過するにつれて演技や身体や声が重層化される+日が落ちてきてどんどんおもしろくなった。 #FT10
2010-11-27 22:23:48松田正隆/マレビトの会「HIROSHIMA-HAPCHEON」、展示/上演形式とテーマがどう関係するのかがよくわからなかったが、おもしろかった。形式自体は他のテーマでも追求できそう。しかし美術展としたらかなりの混み具合だった。閑散とした感じだったらもっと楽しめたろう。
2010-11-28 13:41:21マレビトの会『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』は凄かった。その形だけで涙が出た。70年代にロイヤルシェークスピア『真夏の世の夢』と天井桟敷『身毒丸』、80年代に自由劇場『クスコ』とシャウビューネ『アガメムノン』以来だ。空白の25年が飛んだよ!
2010-11-29 09:42:45FT/10は結局それとHIROSHIMA-HAPCHEONという展示をモチーフにした作品と2つだけ見た 展示の方はそのマレビトの会という劇団?の公演をテレビで見てとても気に入ったので楽しみだったけど、やはり最高だった ひとくちに感想が言えないのでつぶやきそびれ 後で感想を書きたい
2010-11-30 00:50:55RT @in_ruins: F/Tマレビト、気がつけば2時間半いてしまった。それだけ居てもすべてに立ち会いきれない、というのがまた象徴的。本音と演技、語りと騙り、記憶と事件、ストーリーというクッションを持たずに立っている役者、など考えつつ帰宅。
2010-12-01 23:28:47