メルテザッカー:シナゴーグで歓待されたドイツ人

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mygunner @mygunner98

メルテザッカーはロンドンに来るまでユダヤ人と会ったことがなかった。ある金曜日の夜、ユダヤ教の安息日前の夕食に夫婦で誘われて以来、コミュニティに落ち着くようになった。その日集まった人たちがドイツに縁があることを知りドイツ語を話せるか尋ねたところ、答えはノーだった。(テレグラフ)

2014-11-22 01:15:44
mygunner @mygunner98

彼らの祖父母達はナチスから逃れてイギリスについた時から家の中でもドイツ語を禁止されたのだという。「自分達は過去の出来事に責任がある。ドイツの新世代は正直に、事実から逃げず、次世代にもきちんと伝えていかねばならない。」メルテザッカーは言う。(テレグラフ)

2014-11-22 01:15:51
mygunner @mygunner98

水曜夜にStジョーンズ・ウッドのシナゴーグで開かれたチャリティイベントに参加したメルテザッカーは、その場に足を踏み入れた初のドイツ軍隊経験者だった。兵役では彼は精神病院で奉仕した。「自分は戦車に入るには大きすぎるだろうと言って、ソーシャルサービスを選んだんだ。」(テレグラフ)

2014-11-22 01:15:57
mygunner @mygunner98

ほとんどがユダヤ人の大聴衆の前でメルテザッカーは学童期にアウシュビッツに行ったことを話した。「ホロコーストから目をそらしてはいけない。あそこで何が起こったか想像できる。もちろん理解できない。でも我々がやったことは将来絶対に繰り返されてはならないとわかる。」(テレグラフ)

2014-11-22 01:16:05
mygunner @mygunner98

シナゴーグの青年部Tribeの活動ビデオを見た後、今後W杯優勝以上の経験ができると思うかと聞かれたメルテザッカーは、すかさず「簡単だよ。来年の夏はTribeのキャンプに参加しよう。」と言った。途端にホールに歓声が沸き起こった。(テレグラフ)

2014-11-22 01:16:10
mygunner @mygunner98

この出来事はスポーツ、特にサッカーに人々をつなぐ力があることを示している。親類をホロコーストで殺された人達が、家族を壊した国の代表を温かく迎えている。なぜか?彼が彼らが応援するサッカークラブでプレーしているからだ。ラビすら「敬虔なグーナー」と公言しているのだ。(テレグラフ)

2014-11-22 01:16:16
mygunner @mygunner98

質問タイムにも、誰一人イスラエルの状況や戦争中父親がしていたことを聞く人はいなかった。誰も過去を責めない。彼らの質問は寧ろ、アーセナルは守備練習をしてるのか、ヴェンゲルはなぜ選手を適性ポジションで使わないのか、過去交換したユニでベストなものは何か、だった。(テレグラフ)

2014-11-22 01:16:21
mygunner @mygunner98

それらに対する答えはそれぞれ、「イエス」「怪我人が多いから」「相手が自分のユニには興味がなかった」だった。でも、W杯準決勝で彼はフレッジとユニを交換した。「彼はあの試合で引退だったんだ。すごくがっかりしてたよ」(テレグラフ)

2014-11-22 01:16:25
mygunner @mygunner98

一人が長々とアーセナルの戦術について質問した時、メルテザッカーは賞賛しながら「あなたはいいマネージャーになれる。控え室に来て、どうしたらいいか教えてくれ。」 これがユダヤ教の安息日前のディナー歓迎されるドイツ人なのだ。(テレグラフ)

2014-11-22 01:16:29