東大寺東塔跡はイチョウの名所ですが
- sarukame999
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大仏殿や二月堂の参道から、ちょっと入り込んだ場所に、東塔の基壇跡はあります。
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2014-11-19 12:59:28イチョウの名所としてファンも多い東塔跡ですが、近年、ナンキンハゼの若木が目立つようになっています。
土曜日、気になっていた東塔跡のイチョウの様子を見に行きました。まずは、「二月堂前・手向山」でバス降りて、手向山八幡宮へ。このイチョウの鮮やかさ、既にどなたかが投稿されていましたね。今年の奈良公園の紅葉は当たり年のようです。 pic.twitter.com/CyWiHURpsN
2014-11-25 13:33:52そして、二月堂から下ってきて、東塔跡へ。このイチョウは、基壇の西北側に立っている木です。ぼくたちの子供のころ「ゴールデンデリシャス」という黄色いリンゴが流行りましたが、こんな色でしたねえ。 pic.twitter.com/9IrGoujc4Y
2014-11-25 13:39:35東塔跡基壇の東端の方にも、イチョウの木がありますが、ちょっと黄色に混じって赤い色が見えますよね。これが、どうも最近イチョウの楽園を脅かしてきているようなのです。 pic.twitter.com/KWZ2pOEkLQ
2014-11-25 13:44:43こちらのイチョウは、まだ葉が青い部分が残っていますが、それを覆うように伸びているのが、赤い葉のナンキンハゼです。紅葉する前は、あまり目立たないかもしれませんが、この時期になると目立ってきます。 pic.twitter.com/zENWKxxjwC
2014-11-25 13:48:21そして、そのナンキンハゼの実が落ちて、伸びてきた芽をせっせと引っこ抜いたものがこちら。この程度の伸び方なら、手で引っこ抜くことができます。これが他の木の実から伸びた芽の場合、シカが食べてしまいますが、ナンキンハゼは食べられません。 pic.twitter.com/KCQjzsGsIC
2014-11-25 13:52:09で、東塔跡の西側、日当たりがよく、湿気があって土の軟らかいあたりでは、すでにナンキンハゼの若木が「集落」を形成して、根を張ってしまっています。このぐらいになってしまうと、若草山同様に「手で引き抜く」ことはできません。 pic.twitter.com/N5A7SOKiUJ
2014-11-25 13:57:46シカも食べない中で、このぐらいに伸びたナンキンハゼになってくると、もはや手で引き浮くことは無理で、株から伸びている方向と逆向きに、足で折り曲げてボキッと折るぐらいのことしかできません。上手く向きがはまると、よく折れてくれます。 pic.twitter.com/00SSB330zl
2014-11-25 14:02:36もう少し先、黄色いイチョウの葉が落ちるようになると、東塔跡の基壇は一面に黄色一色の世界になります。というか、そうなっていました。いつのまにかナンキンハゼが紛れ込んで、その実を落して芽を出させ、シカが食べないために、たくさんの若木が蔓延り、赤い葉を見せるようになってきました。
2014-11-25 14:09:21東大寺では東塔再建という計画もあるようですが、何とかその場合にでも黄色いイチョウの世界は保ってほしいものです。できれば、その機会に外来種のナンキンハゼをきちんと駆除してもらえればとも思うのですが。
2014-11-25 14:13:11同じ時期、ボクの写真よりずっとキレイな東塔跡の写真をお二人が投稿されています。
いつまでも、奈良でイチョウを見るならあそこが一番といわれますように。
今日22日の東大寺境内。大仏殿の南東側、東塔跡の紅葉と銀杏と鹿。 #nara pic.twitter.com/QprgfHeqtv
2014-11-23 22:15:27今日23日の東大寺境内。大仏殿の南東側、東塔跡の紅葉と銀杏。先ほどとは別の角度から。 #nara pic.twitter.com/DO7oG0XMEV
2014-11-23 22:20:0723日の東大寺東塔跡の銀杏。真っ黄色の絨毯はもう少し後です( ´ ▽ ` )ノ #奈良 #nara pic.twitter.com/8R2OpptKy3
2014-11-23 23:21:15