2010年12月4日

モダンとかポストモダンとかってなんなの?

最近社会学をかじったんで、簡単にまとめてみました。今後の日本社会のあり方も少しだけ見えてくる気がします。こっちのまとめが長くなってしまったのでそのスピンオフです。→http://togetter.com/li/75279 「ニートとニーチェ:情報消費社会の経済と労働」
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メテオラシャワー @meteor_showr2

産業革命以後のものづくりの歴史を社会学的に整理してみたいと思う。なるべく厳密な言い方を心がけてはいるけど、厳密になるあまりに明快さに欠ける文は一般向けとしては機能的でないし、制作コストも高くつく。重要なのはアイディアなのであって。

2010-12-04 04:51:52
メテオラシャワー @meteor_showr2

で、ものづくり社会には、三つの段階がある。モダン、ポストモダン、そしてレトロモダンだ。

2010-12-04 04:55:14
メテオラシャワー @meteor_showr2

モダンとは画一製品ばかりの社会。モノは今ほど必要とされていなかった。たとえばTフォード自動車。これは、はじめて大量生産された自動車で、個人の都合どおりに高速で移動する、という機能を実現する道具だった。

2010-12-04 04:55:58
メテオラシャワー @meteor_showr2

それに対し、ポストモダンとはさらに生産消費規模=経済規模が拡大された社会。モノは物理的機能を備えた道具ばかりではなく、社会的意味が付随するようになった。自動車で言うと、Tフォードは飽きられ、毎年モデルチェンジをするGMのものに取って代わられた。

2010-12-04 04:57:16
メテオラシャワー @meteor_showr2

レトロモダンとは、ポストモダン後。私が勝手に提唱している社会観。日本では90年代後半くらいから広まってきた。過去(レトロ)をよりどころに行われる生産。モノづくりにおいてはリサイクル、あるいは過去に流行った製品のリメイク。http://togetter.com/li/66886

2010-12-04 05:01:28
メテオラシャワー @meteor_showr2

モダン時代は画一を生み、人間を代替可能な存在にしてしまった。工場でも決まりきった単調な労働をする。得た賃金で、私生活でもをみんなと同じモノを買う。

2010-12-04 13:13:31
メテオラシャワー @meteor_showr2

モダン社会は効率的ではあるが、ひとたび特定のモノが普及してしまうと、それ以上売れなくなった。結果、労働者は職を失い、不況になるという問題があった。

2010-12-04 13:15:12
メテオラシャワー @meteor_showr2

売り続けるには、モノに寿命を組み込む必要があった。これは、機能の寿命を縮めるのではなくて、所有する価値が減却されるという、目に見えない寿命。

2010-12-04 05:23:39
メテオラシャワー @meteor_showr2

所有価値の減却は、流行によって行われる。大量生産型企業はマスメディアのスポンサーとなって、計画的に新商品を広告する。新商品は、機能の向上もあるが、それ以上に新しいデザイン、新しい文脈で提示されることが重要。

2010-12-04 05:31:14
メテオラシャワー @meteor_showr2

流行を物質消費に組み込むことで、物質消費社会は拡大された。人々はモノを手に入れることによって幸福を感じられるようになった。いまやモノは、機能を実現するだけでなく、カッコよさ、かわいさ上品さなどなど、社会的価値が付随しているから。

2010-12-04 05:43:34
メテオラシャワー @meteor_showr2

新しい流行を手にするということは、手持ちのモノをジャンクにするということ。古いモノを手離すか、家のガラクタ置き場行きにするか。

2010-12-04 05:32:22
メテオラシャワー @meteor_showr2

ポストモダン社会の罪悪は、地球資源の浪費。そこで、貧しかった頃の日本の美徳のリバイバル、モッタイナイ思想が広まった。これにより、過度に流行を追うような物質消費のあり方が否定され、当然、ものづくり社会は不況、新卒雇用率の低下という形で立ち行かなくなってきた。

2010-12-04 13:19:07
メテオラシャワー @meteor_showr2

社会はすでに物質で満たされているにもかかわらず、いまだ教育機関でものづくり礼賛が行われている。農学や工学は地球資源をどう加工するかに関する知識体系だし、経済学はそれらを売るための学問だ。

2010-12-04 13:31:58
メテオラシャワー @meteor_showr2

人の物欲には限りがある。今後も社会の物欲を満たすために学び働くことで、自分の欲求を十分満たせるだろうか。別の仕組みをデザインし、実践するときかもしれない。

2010-12-04 13:33:21

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