- renmikumoju
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蝶「ちょっと買い物に行ってくるね」 華「いってらっしゃい…気を付けてね」 蝶「は~い」 蝶「さてと、買い物買い物…きゃっ」 鳳月「大丈夫ですか?」 蝶「は、はい……ぁ(綺麗な人)」 鳳月「お怪我は?」 蝶「い、いえ…大丈夫です」 鳳月「それはよかった」
2014-12-26 13:11:18華「蝶…あなたにご指名よ」 蝶「私に?」 蝶「あ、あなた…」 鳳月「ごめんなさいね、後をつけてました」 蝶「え?あの…男性ですか?」 鳳月「よく女性と間違われます」 蝶「す、すみません私」 鳳月「気にしないでください。慣れてますから……それにしても、おきれいですね」
2014-12-26 18:11:11蝶「え///あ、あの…」 鳳月「このお店は体の関係を認めてます?」 蝶「え?!だ、ダメです」 鳳月「それは残念…それじゃ、個人的にならどうです?」 蝶「いや、あの…」 鳳月「一度、いかがですかね?」 蝶「……///」 鳳月「一目惚れしました」 蝶「…一度、なら」
2014-12-26 18:13:15蝶「華…ちょっと、抜けるね」 華「あら?外で飲むの?」 蝶「え?あ、そうなの…だからしばらくいないから」 華「気を付けていくのよ」 蝶「は、は~い」
2014-12-26 18:14:25鳳月「蝶さん」 蝶「ほ、鳳月さん?!」 鳳月「今日も来てしまいました」 蝶「あ、それじゃこちらへどうぞ」 鳳月「昨晩はすいませんでした。突然押しかけて」 蝶「いいんです…この仕事をしている以上あり得ないわけじゃないので…」 鳳月「それじゃ、今晩もって言ったらどうします?」
2014-12-27 18:27:27蝶「え?」 鳳月「私、あなたのことが好きになってしまいました」 蝶「あ、あの……」 鳳月「…もしかして、もう心に決めた方がおられます?」 蝶「え?い、いえ…そういうわけじゃ」 鳳月「それじゃ、考えておいてください」 蝶「は、はい…」 鳳月「今日はそれじゃおいとましますね」
2014-12-27 18:29:45蝶「鳳月さん…」 華「……蝶、あなたもしかして彼に惚れたのかしら?」 蝶「え?そ、そんなこと……」 華「そうでなきゃあなたがお店を抜けてまで彼にあの日ついていった理由がわからないわ」 蝶「……」 華「私たちは商売で付き合うの…いいわね?」 蝶「…うん、わかってる」
2014-12-28 12:34:26桜花「また殺しですか?」 蒼雪「あぁ、手口はいつもと同じだった」 桜花「これで五件目…流石に見過ごせませんね」 蒼雪「何かで切ったのは間違いない」 桜花「何かでって刀じゃないんです?」 蒼雪「どうもちがうみたいだ」 扇舞「…なんだろうな」 蒼雪「とにかく警戒を続けるしかないな」
2014-12-28 12:50:29蝶「あの、鳳月さん…私」 鳳月「何もいわんでください…結論は急がなくていいんです。今のあなたからは焦っているような感じがします」 蝶「そんなこと……いえ、はい…すみません」 鳳月「私ここにいますから、その時に来てください。それまではあなたには無理に近づきませんから」
2014-12-28 17:26:30桜花「殺し?またですか?」 蒼雪「すぐそこでだ…出れるか?」 桜花「もちろんです」 蒼雪「扇舞は待機だ…何かあったら自己判断で動け」 扇舞「了解」 桜花「参りましょう」 蒼雪「行くぞ」
2014-12-28 18:35:04蒼雪「ここだ…」 桜花「切り傷がないですね」 蒼雪「別の犯人なのか?…それとも」 桜花「…?人影(走る」 蒼雪「桜花?」 桜花「待ちなさい!!」 ?「…っ?!」 桜花「こんなところで何をなさっているのですか?そのような刀を持って」 ?「あなたには関係ないでしょ?」
2014-12-28 18:39:42桜花「申し訳ありませんが、同行を願えませんか?」 ?「残念だけど…断るわ」 桜花「そうですか、では力ずくで参らせてもらいます」 ?「まったく、男勝りなことね…悪いけどあまり相手してられないのよ」 桜花「女性とはいえ、それも私よりも若い…あなた名前は?」 ?「言うわけないでしょ?」
2014-12-28 18:41:37蒼雪「桜花」 桜花「蒼雪さん」 ?「……」 蒼雪「殺人は起きていないんだ」 桜花「どういうことです?」 蒼雪「確かに血だまりに人が倒れていたな?だが、傷はない。しかも、息をしているんだ」 桜花「なっ?!しかしさっきは」 蒼雪「信じられないが事実なんだ」 桜花「しかし、あっ?!」
2014-12-28 18:56:36蒼雪「今のは?」 桜花「わかりません…しかし、あの現場で刀を持ってうろついていたので怪しく思いました」 蒼雪「なるほどな…とにかく、一度戻るぞ。扇舞も心配してるだろうしな」 桜花「私と扇舞さんはそんな関係じゃ…」 蒼雪「隠さなくても俺は知ってるぞ」 桜花「……」
2014-12-28 18:57:50蝶「華…もう、私」 華「ダメ、まだ足りないの…あなたがもっとほしい」 蝶「…今日は何か変だよ?荒いっていうか…焦ってる?」 華「……っ!!…そんなことないわ。さ、続きを」 蝶「そう?…んっ」 華「……(焦ってなんかないわ…焦る必要なんかないんだから)」
2014-12-29 00:39:55蒼雪「さて、それじゃ話を始めるか」 紅椿「昨日の事件の被害者…と言っていいのかしら?とにかく、桜花と蒼雪が斬られたと確認した人だけど、その人は「自分は確かに斬られた」と証言しているわ」 桜花「でも、切り傷は…」 蒼雪「俺が確認した時にはどこにもなかった」
2014-12-29 15:26:10扇舞「その人の自作自演は?」 蒼雪「ない…血だまりが出来ていたし、何より調べたら本人のだった」 紅椿「この不可解な事件が今までの連続殺人事件と関係しているかは不明よ…あと、桜花が昨日みた人についても気になるわ」 桜花「フードを被っていて夜ということもあり顔の確認できませんでした」
2014-12-29 15:28:11胡蝶「……不思議」 蒼雪「あぁ、不思議な事件だ。各自警戒をしつつ情報を集めてくれ…桜花、扇舞、胡蝶は三人でチームだ」 桜花「はい」 扇舞「了解」 胡蝶「……(コクリ」 蒼雪「…よし、それじゃ解散だ」 紅椿「みんな無理はしないでね」 楓香「おくれました~」 蒼雪「……」
2014-12-29 15:30:45蝶「華…私、彼のこと」 華「…あなた、自分がどういう仕事をしている人かわかっている?」 蝶「……うん。だから考えたよ、いっぱい…でも、それでも私は彼が好きなの」 華「蝶…私、あなたのことが好きだわ。だから、あなたを今まで抱いてきた」 蝶「うん」 華「……それでも、なのね」
2014-12-29 15:54:39蝶「華…私、あなたが好きよ。でも、彼も好きなの……好きの意味が違って来ちゃったの」 華「……」 蝶「彼に返事をする前に、華と話し合いたかった。だから…」 華「聞きたくないわ…これ以上」 蝶「華…」 華「悪いけど、今日はお店でなくていいわ…家に久々に帰りなさい…考えたいの」
2014-12-29 15:56:41@renmikumoju 藍鉄「蝶姫様こんにちは!お初にお目にかかります、自分藍鉄と言います! …あの、やはり今日は帰った方がいいと思います…嫌な予感がするのです。お一人で道を歩いて欲しくないです。家にいて、身を守ってください…家で何かあったときに連絡出来る相手は居るですか?」
2014-12-29 16:21:58蝶「…久々に帰るけど、街のはずれだと少し遠く感じるな~。華、わかってくれるかな?私は…」 ?「ひとりはあぶねーぜ」 蝶「…っ?!誰?!」 ?「別に名乗るようなもんじゃねーよ。お前…いいな」 蝶「な、なによ」 ?「いいエサになりそうだよな…この刀の」 蝶「…っ?!きゃっ!!」
2014-12-29 16:40:39