自らの失敗の歴史を赤裸々に初公開してみた。

今後も、真のプロフェッショナルを目指して前進を続ける所存です。
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福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

実は私は当時、ホームページを実名公表で公開していた。臨時的任用教員をやりながら。そして、日々思うことを積極的に書いていた。個人情報等々には最大限配慮していたから、子どもに対しての問題は起きなかった。ただし、他の教師への批判的言説が、問題を呼んだ。

2014-12-31 03:29:14
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

誰かが、教育委員会に通報したらしいのである。おそらく、私が批判した教師のクラスの子の親だろう。で、ある日、校長室に呼ばれ、言われた。「自主的に削除することを勧める」云々。その後、削除した。じゃないと、次の臨時採用もないはずだから。

2014-12-31 03:31:54
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

素直に削除したこともあり、また、管理職が私の働きぶりを高く評価してくれていたこともあり、次の臨時採用はつながった。しかし、正規採用は得られなかった。その理路、書かなくても、わかりますよね。

2014-12-31 03:33:31
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

そんなわけで、これ以上横浜市の採用試験を受け続けてもダメだろうと認識。今度こそ、塾を成功させよう! と決意して、2006年春に、小学校教師を辞したわけである。

2014-12-31 03:36:12
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

しかし、なぜ、当初は1年で怒りとともに辞めてしまった男が、半年後から3年半の勤務に耐え得たのか? それは、TOSSがあったからである。TOSSと言うと、twitterではオカルトがどうのこうのと好き勝手な解釈をされている団体だが、あんなのは瑣末な話。本質は全く異なる。

2014-12-31 03:40:11
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

私はあるTOSSサークルに所属していた。月1回の例会のほかにも、数多くの大小のセミナー等々に参加し、また、企画側に回ることも多々あった。TOSSで学んだ知識と技術があったからこそ、自信を取り戻し、学校での勤務を続けられたのである。

2014-12-31 03:44:00
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

私がどのTOSSサークルにいたのかは、プロフィールページをつぶさにチェックすればかなり簡単に分かる(笑)。

2014-12-31 03:44:41
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

2006年春、私が小学校教師をやめるとき、そのサークルの先生は言ってくださった。「別に、学校をやめてから続けてもいいんだよ?」と。しかし私は、TOSSとのつながりも終わりにすることにした。

2014-12-31 03:45:37
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

TOSSは今でも心から尊敬する団体であり人々である。あの団体を率いている先生方の力量には到底かなわないと今でも思う。彼らは、確実に日本の教育を良くしている。そこは間違いない。

2014-12-31 03:48:23

3:50:30
ではなぜ、やめたのか。そのきっかけになったのは、TOSS授業技量検定で28級認定されたこと(笑)。28級というのは、相当な下のレベルである。

3:52:09
なんで28級なの? なんで、(同じサークルの)あの先生のさっきの模擬授業より下なの?? と、不満がわいたのである(笑) まあ、謙虚さが足りなかったと言えばそれまでだ。

福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

まあ、そんなこんなで、TOSSにはもう関わるまい。自分は自分のやり方でやっていく。そう思ったのも、2006年春だったのである。

2014-12-31 03:53:38
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

プロフィールページ等々の公的な場に一切TOSSの名を入れていないのは、そこにTOSSと書くことによって、逆にTOSSに迷惑が及ぶのを避けるためなのである。だって、私は独自の道を行くことにしたのだから。

2014-12-31 03:55:06
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

ありがとうございます。でも、まだ「成功」しているとは思えません(笑) RT @kattibu: @FukushimaKokugo なぜか、起きてしまい、寝れずにTwitterを開いたら、ふくしま先生の告白に出会えた。ご苦労あっての、ご成功。言葉になりません。

2014-12-31 03:55:28
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

2005年秋、採用試験に落ちたあとから、私は吹っ切れていた。そして、勤務校に通うバスの中で読んでいたのは「本を出すための本」。どうすれば自分の本を世に出せるかについて書かれたハウツー本。そこに書かれたとおり、2006年春、教職をやめた次の日から、満を持してメルマガを発刊したのだ。

2014-12-31 03:59:22
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

その本には、こう書いてあった。まぐまぐからメルマガを出せ。そうすれば、3ヶ月後、遅くとも半年後には、出版社から連絡が来る――と(笑)。たしかに、来た。メルマガを読んだ編集者からの連絡が。ただし、3ヶ月後ではなく、3年後であった(笑)。

2014-12-31 04:00:37
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

それまで、私は数多くのメルマガを書いた。自ら締め切りを決め、それを死守した。そうやって書いたうちの1つが、「小学校教育が危ない!」である。でもこのメルマガ、最終号配信時の読者数は、500だった。今思えば、恐ろしく少ない。

2014-12-31 04:02:29
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

同時に書いていた「子どもの知力を高める100の方法」が、今も配信しているメルマガの前身である。そして、このメルマガを見て連絡をくださったのが、のちのベストセラー『「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』の編集者だったのである。

2014-12-31 04:04:17
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

と書いてめでたしめでたし、ではないのである(笑)。2006年から始めた「ふくしま国語塾」は、半ば家庭教師、半ば私塾という形態だった。正式名称は、「国語専門プロ家庭教師」だった。あの古い一軒家は離れ、別の家に移ってはいたが、やはり自宅を使うしかなかった。

2014-12-31 04:06:52
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

週の3分の2は自宅で1対1指導。3分の1は家庭教師として各家庭へ。そういう日々だった。メルマガがまぐまぐ大賞にノミネートされるなどしてだんだん検索ヒット率も上がっていったおかげもあり、生徒数は、「旧・ふくしま国語塾」の頃よりは増えた。でも、まだまだ金銭的余裕はなかった。

2014-12-31 04:08:17
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

そして、2006年夏から、私は(できたばかりの)横浜ベイクォーターの駐車場誘導員のバイトを始めた。そのバイトの勤務中も休憩中も、私の頭のなかは、今後どうしていくかで一杯だった。まだまだ不安定な仕事。続けるか。どうするか。そういう瀬戸際は続いていた。

2014-12-31 04:10:26
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

人間、暇があるときほど悩む。だから、私は悩んだ。そして、2つの行動に出た。ここからが面白い(笑)

2014-12-31 04:11:25
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

だんだん疲れてきたので、手短に書く。

2014-12-31 04:11:33
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

驚くなかれ。私は、「日能研関東」の正社員の中途採用に応募したのだ。そして、落ちた。今思えば、あのとき受けた読解テストも面接も全うな成果は出せていなかったから、致し方ない。しかし今思えば、落ちてよかった。落ちたから今がある。(続く

2014-12-31 04:14:00
福嶋隆史@ふくしま国語塾 @FukushimaKokugo

続き)なぜこれを今まで書かなかったのかというと、私は日能研を批判しまくっているからである(笑)。つまり、心理学で言うところの「酸っぱいブドウ規制」で批判していると思われたくなかったので、書かなかったのである(笑)。(続く

2014-12-31 04:16:15

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