Gレコは、富野監督が基本的な勘違いと、設定に酔って道を間違えた作品

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許せないのに！絶対！でも時々、私ってバカだから、うかつにしていると、この男の言葉を気持ち良く感じてしまうこともある……カーヒル、助けて、あの男を殺して。でもアイツも、まるであなたのように優しいの。許せないけど私、少しずつ変わっているわ、アイツのせいで元気が出るのよ。とても憎いわ。

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こういう元気のテーマなら分かるが、コロっと忘れる元気は、作家作品として良いのかと。まあこれだと恋愛モノで、姉弟にならないけど、それならシャア、セイラのように引き裂かれた敵味方の業にした方が良いよね。なんで二人一緒にさせたのかと。

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「この少年（アイツ）を海賊の法で裁きましょう！」なんて言ってたけど、あれ、どこまで本気だったのかも伝わって来なかったし、好きな女に「裁判にかける！」と脅される、少年の気持ちも描けてなかったな、と。飛び級生だから何も感じてなかった？それは無しでしょ。

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以上Ｇレコについてはここまでです。以下は補足です。 先に言った、「1stガンダムは桃太郎の漂流記」について。 ガンダム：桃太郎、キャノン：猿、タンク：犬、Gファイター：キジ サイド７島を、緑の鬼に追い出されて、ジャブロー島に向かう。赤鬼こわい、追ってくる。

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まっすぐジャブローに着くはずが、赤鬼に邪魔されて地球を漂流、青鬼や黒いモンスターが現れる。海に行くと、カニの化け物も出る。ジャブローに着いたらサイド６へ、また赤鬼が追ってくる。 おとぎ話のロードピクチャだね。

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話外れてZ～逆。 1stはシャアが、NTはオールドタイプの道具に利用されるだけだ、と絶望したが、 シロッコとハマーンは逆に、NT能力を道具にして人類を支配しようとする話。 そしてシャアは絶望したままNT能力を道具に隕石落としをする。

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アムロにも散々言われてたし、そこの所をパトロンに道具として利用されちゃったとも言えるが、出自が名門とは言え、あの若さで軍艦10隻建造して器用に米軍（連邦軍）に殴り込みするてのは、当時はしびれました。今の若い人にはテロリストｗかもしれませんが、例え現在であっても、

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軍艦10隻で米艦隊とマジでドンパチやるのは正気の沙汰ではない。 パトロン（後援者）とは、アクシズを譲渡する会談にシャアと一緒に来た交渉係（の更に後ろの人）。パトロンにはシャアがもし、あっさり負けたとしても、それでも何らかの利益を得られる仕組みを持って居たのでしょう？

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交渉とは（アクシズ譲渡する訳ねーだろアホ金やるから信用しろ）何か、 金塊や軍資金は誰が出したか？、シャアと一緒に居る連中の正体は何か？ そんな事を教えてくれた富野さんには感謝しています。 ただＧレコもう少し頑張ってくれれば、中学生も喜んだと思います。

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映画だからあの交渉一回で終わったが、事前の内通を数ヶ月前からやっていたとしても、5thルナ落としが決定打だとしても、それでも連邦側が引き延ばし作戦をやる事もある。その方が利益あるなら。連邦内でも妥結派と、引き延ばし派が出るはずで、アデナウアーは妥結派。彼は金塊の一部を貰えるだろう

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若い人はズルイと言うかも知れないが、当然の報酬だ。弁護士と同じで政治家もビジネスだ？。倫理的には受け取るべきでは無いにしても、日本の坊さんだってビジネスしてるしね？ ただＧレコもこのくらい頑張って（以下略）

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先に言った批判、批評はしたくないだけど、批判というモノは自己への不満から出てくるモノだから、大抵ブーメランになってる。もうガンダム卒業してるし、中学生向け作品はそもそも自分は対象外だから、批評さえ対象外だし。

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前に書いた事で、誤解を受けた部分だが、原作ナウシカについて、 　＞書いてある事が理解できないけど、重要な事が書いてあると思う、だから詰まらなくはないし興味はある これは私の感想では無くて、数年前、有名人が原作ナウシカ面白いとツイートした影響で原作本が売れた時の、一般女性のもの。

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＞原作ナウシカもただのマンガとして見たら落第みたいな面白く無さだと思う。 これは私の考えだが、「いや、面白いだろ、こういう所とかさ」と意見をもらいました。 それは私も理解できます。ただ主旨としては、「ただの漫画」として観た場合、の事で、ここが説明不足でした。

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「ただの漫画として面白い」、とは「マンガの見せ方が技術的に良く出来てる」、という意味。例えば高橋留美子の「うる星やつら」など。誰でも楽しめる、テンポの良さがある。「物語とかの事は抜きにして」、単純に「読者に伝える技術」が完成してるという意味で。アニメに例えるなら「カリ城」です。

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一方、ただの漫画として（つまり基本的技術において）ダメなのが、安彦良和の「アリオン」とかだと思う。（例えが古いのは勘弁して頂きたい）

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なぜダメか、アニメの演出法をそのまま漫画に持ち込んでいるので、コマ割などのテンポがかなり悪い。高橋作品と比べれば、読んでいて苦痛になるだろう。 原作ナウシカもそのタイプではないか、という意味。

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また一方で、漫画原作者がアニメ監督をやると、これまた退屈な演出だなあという 感想を持った人は少なくないと思う。 例えば、寺沢武一が自ら、監督・脚本・絵コンテをつとめる「COBRA ザ・サイコガン」など。（個人的には原作、旧アニメは好きなのですが）

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ルパンでもモンキーパンチが監督やったけど、物語が動き出す前の序盤でテンポの悪さにアウト。これは「カリオストロの城」と段違いと言わざるを得ないかな。 「ただのマンガ」という言葉には、物語性とかは含まれていなかったんです。すいません。

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今回かなり書いたけど、なるべく簡潔にしたくて、これでも相当省いています。この為にまた誤解が生じるとは思いますが、ご容赦願いたい。 例えば先の漫画原作者が監督やると退屈だ、てのは「アキラ」は例外になる訳です。ここを省きました。

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「アキラ」は「ガンダムⅠ～Ⅲ」のようにダイジェストになったから退屈する間が無かった、 重要なテーマだけを抜き出す事に成功した。しかしもしTVアニメだったら、可能な限り原作を再現するほど、抑揚とか緩急の無いアニメになっただろうな、と。原作者はこだわり過ぎて、演出テンポを無視すると。

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他、カットした主なモノ 富野さんの勘違い２・終末思想（ナウシカ、エヴァ含む左翼的）時代の移り変わり Gレコ枝葉末節 アイーダとセイラ（怖い物見たさ女の馬鹿さを美しく描く） クエスとハサウェイ（昔は今ほど嫌われていなかった、理解されていた）

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ガンダムが西洋で受けない訳（「千と千尋の神隠し」と比べ、アニメーションとしての芸術性の欠如） ガンプラ、昔はガンダムよりザクが人気（偶像）だった、主役交代の理由（ザクは兵器、ガンダムは軍神）

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以上でお終い。春まで休む予定です。