- JYOBANNI999
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小野正嗣『九年前の祈り』読了。 佐伯の海、言葉、人間関係、地元だけあってとてもリアルにわかる。人がいないところにもいるところにも見てるところにも見たことないところにもどこにも光が降っている。他のも読んで、読み終わるたびに実家に送ろうかな笑
2015-01-12 16:11:30今年最初に読了した本は、小野正嗣さんの『九年前の祈り』。蓮實重彦さんや吉増剛造さんが絶賛しているが、今回こそは芥川賞を受賞できるのでは、と期待している。『浦からマグノリアの庭へ』を読んだ時の感動がよみがえる。
2015-01-01 23:39:36小野正嗣さんの『九年前の祈り』(群像・2014年9月号)を読了。 みっちゃん姉をキーパーソンに、現代と過去の出来事の場面がパチパチ切り替わるスタイルは、最近読んだ山下澄人さんの二作のようだった。あと、比喩がちょっと多いかな。 しかし、みっちゃん姉は、長く、何を祈っていたのだろう?
2014-11-28 21:55:01(承前)フロイト的なイメージの借り物(しつこいミミズの比喩)、後半のちょっとしたイベント的な出来事(それも少し控えめな)、現代的アイテム(不要なタブレット端末等の描写)などなど。総じて、今はあまり読みたい気分になるものではなかった。
2015-01-01 23:27:05(承前)とはいえ、中盤くらいからはさすがにぐっと引き込まれたし、気分が違う時に読めばまた新たな発見はあるのではないかと思うのでした。
2015-01-01 23:28:35「九年前の祈り」 小野正嗣氏 読了。母の娘であり、息子の母であること。“みっちゃん姉”と息子のこと。大地や海の上に存在する空(厳密にいえば航空機内)。大地と海の中間的存在となる島。母の故郷の島にある神社での現在の祈りと、モントリオールの教会での「九年前の祈り」…。(群像九月号)
2014-08-11 07:33:45小野正嗣さんの「九年前の祈り」のプルーフ読了。田舎町の閉塞感。人間の意地悪さ。どうすることもできない切なさと祈り。ひたすら苦しい。でも読むのを止められない。この世界にぐいぐい引き込まれた。
2014-11-20 09:49:33