- uchida_kawasaki
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ganjoho.jp/public/statist… 生涯でがんで死亡する確率は、男性 26 %( 4 人に 1 人)、女性 16 %( 6 人に1人)
2015-01-19 22:26:47平成 22 年( 2010 )人口動態統計(確定数)の概況 mhlw.go.jp/toukei/saikin/… 結果の概要
2015-01-19 22:26:52引用 : 悪性新生物の死亡数は 35 万 3499 人で、死亡率(人口 10 万対)は 279.7 であり、死亡総数の 29.5 %を占めて死因順位の第1位となっている。
2015-01-19 22:26:54こちらは 2010 年度の死亡統計で、 2010 年度に死んだ人の 29.5% はがんが 死因であると。これは上の 21% よりずっと多い。
2015-01-19 22:26:57この 2 つの数字はもちろん同じ基礎データから導かれているわけで ( がん情報サービスの数字は単年度からだしてるのではないかもしれないが、それほど急には変わらないので ) 、別に どっちかが間違ってるとかそういうものではない。
2015-01-19 22:26:59ないはずなんだけど、では何故 2 つが違うのか?といわれるとよくわからないのでなんだか気分が悪い。そういうわけで、解釈を試みる。
2015-01-19 22:27:02ほぼ明らかなことは、人口と死亡原因の年齢分布が時間的に定常であれば、単年度でのがん死亡率の全体に対する割合と、生涯でのがん死亡率は一致する、ということである。
2015-01-19 22:27:04死亡原因の年齢分布が時間変化するとなんだかわからなくなるので、これは一定としよう。「簡単のため」 ( これ書いてみたかっただけという話もある ) 、半分の人が 60 歳でがんではないなにかで死亡し、 80 歳で残りが皆がんで死亡するとする。
2015-01-19 22:27:09さらに、簡単のため ( ちょっとしつこい ) 、ある年までは毎年 100 万生まれるのが続き、ある年 ( 以下、これを 0 年とする ) からは 50 万に減ったとする。
2015-01-19 22:27:1260 年になると、その年の 60 歳人口は 0 年に生まれた 50 万人であり、この半 分ががん以外で死亡するので、がん以外での死亡が突然半分になる。 一方、がんでの死亡は 79 年まで 50 万のままであり、この 20 年間がん死亡は それ以外の倍になる。
2015-01-19 22:27:17つまり、出産率が変化している、というだけで、単年度でのがん死亡率の全体に対する割合と、生涯でのがん死亡率は一致しなくなることがわかる。
2015-01-19 22:27:21というので私はなんとなく納得した気分になったわけですが、これを読んだ人は納得したか、騙されたような気分になったか、どっちでしょうか?
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