大成功か大嘘か「キメラマウス」   ~STAP細胞よもやま話~

日経サイエンス3月号発売記念まとめ第2弾。 今回も、特集「STAPの全貌」の執筆者の一人である縞うさぎさんこと詫摩雅子さん@shima_usa96が解説してくださいました。 お題は「キメラマウス」。 多能性細胞がきちんと「多能性」であることチェックするためには「キメラマウス」を作るのだそうですが…。
科学 tcr再構成 多能性 胚盤胞 STAP細胞 ES細胞 キメラマウス 全能性
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縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
@Butayama3 たまたま昨日うかがった名言というのは「キメラマウスができたということは、大成功か大嘘か。このどっちかしかない」
縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
@Butayama3 これは、どういうことかというと、キメラマウスができた以上、何か多能性細胞は確実にあった。つまり、本当に新しい多能性細胞をつくることに成功したか、それともES細胞(かiPS細胞)だったか。後者だとすると、混入か捏造かはさておき、それまでのデータも真正ではない。
ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3
@shima_usa96 そうか、そういう意味!なるほど名言です。(今わかった)
縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
@Butayama3 あ、ごめんなさい。またこんな時間になってしまった。すみません。つい。
ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3
@shima_usa96 とんでもない。ありがとうございます。よくわかります。
縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
@Butayama3 えーと、だいたいこんなところかと思いますが、おわかりいただけました?
縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
@Butayama3 キメラづくりの手順は、話は伺っていたものの、書いたのは初めてです。こうやって書き出してみると、すべての準備が同じ日に整うようにする手間、そしてマウスの数……。やっぱり暗澹たる気持ちになりますね。
縞うさぎ/詫摩雅子 @shima_usa96
@Butayama3 私は生命科学の実験のためにマウスが犠牲になるのはやむを得ないと考えているのですが、捏造のために……と思うと、本当に涙が出るほど悔しいです。
ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3
@shima_usa96 お忙しいなか、今夜もありがとうございました。 また、是非お願いします!( ´ ▽ ` )ノ
ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3
これと一緒に読むとわかりやすいかも。縞うさぎさん執筆のブログ。/ 日本科学未来館科学コミュニケーターブログ「キメラマウスになった細胞は、本当にSTAP細胞だったのか? 」blog.miraikan.jst.go.jp/topics/2014031…

--さっきの4Nマウスの件で、お話を聞いていたミケ先生@Micheletto_Dに質問させていただきました。もったいないので収録。
キメラマウスを作るときみたいに、細胞に細胞を入れちゃうってのは、拒否反応みたいのが出ないのかなーって。

ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3
@Micheletto_D 細胞の中に細胞を入れてしまうから、自己とか非自己とか、そういうのは無問題なんですね。
バイクくん@進撃の超お嬢様執事 @Micheletto_D
@Butayama3 すごく良い質問です。実は細胞を細胞の中に入れるのではなくて、細胞集団(内部細胞塊)の中に細胞(約10個)を入れる、つまり混ぜるのです。本当は黒マウスと白マウスだから拒絶反応が起きそうですよね?でもこの段階ではまだ免疫は機能していないので両方の細胞が混ぜ混ぜに
バイクくん@進撃の超お嬢様執事 @Micheletto_D
@Butayama3 胚盤胞は一つの細胞ではなくて、6回の細胞分裂を行って64個の細胞の集まりです。なかに空洞があるので「胞」と言っています
バイクくん@進撃の超お嬢様執事 @Micheletto_D
@Butayama3 ちなみに129マウス(白)のES細胞をB6(黒)の皮下に移植するとちゃんと拒絶されます。でもB6のES細胞をB6マウスに移植すると…今晩のお題に続く

腫瘍ってあれのことよね。

というわけで、次のお題「テラトーマ」に続きます。

コメント

バイクくん@進撃の超お嬢様執事 @Micheletto_D 2015年1月29日
4Nキメラ法のイメージはこれが判り易いかな。2細胞期の胚を電気刺激で一つの細胞にしてしまう。それぞれ2Nなので合計4Nの胚盤胞になる。そこにESやiPSを打ち込む。結果出来るのはクローンマウス(ぶたやまさん8888) http://www8.cao.go.jp/cstp/tyousakai/life/haihu66/siryo2_2.pdf
ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3 2015年1月31日
まとめを更新しました。分子生物学や遺伝子工学にお詳しいDon Micheletto バイクくんさん@Micheletto_D による「4Nマウスの作成方法」についてのツイートを収録しました。
ぶたやま@「群像」2月号 @Butayama3 2015年1月31日
まとめを更新しました。今度こそ、大丈夫(のはず)。
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