メモ メタ論理と定量的一般法則

ラフスケッチですね ...
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seki_yo @seki_yo

(ですから、傾きがーって いわれても、気にしないようにね ... )

2015-01-29 21:57:29
seki_yo @seki_yo

雑誌「現代思想」2014年 6月号から 津田敏秀さんの インタビューを 再録。

2015-01-31 09:54:30
seki_yo @seki_yo

「私の 専門としている 疫学は、観察対象が 人間個体である 学問です。 逆にいえば、人間個体を 観察対象としたときの 科学方法論の 集積が 疫学であるわけです」(津田敏秀さん)

2015-01-31 09:57:22
seki_yo @seki_yo

「人間や 植物を含む 生物個体は、分子や 原子とは 違い 個性が ありすぎるので、一つの 個の 観察から 得たものを、直接 他の 個に 当てはめることができません。 この、個から 一般への 部分を つなげるのが、統計学であるといえます」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:01:13
seki_yo @seki_yo

「すなわち、個の 観察を 集積して 定量的一般法則を 得て、それを 個の 観察に 適用するのです。 その手法は、層別分析や 多変量分析などの さまざまな 解析方法論が 用意されています」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:04:05
seki_yo @seki_yo

「疫学の 概念を 使うならば 曝露 (原因) と 病気 (結果) は 観察できるが、その間にある 関係は、あくまでも 観察データに もとづいて 定量的一般法則や 概念で 推測するほか ないのです」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:07:03
seki_yo @seki_yo

「このような 背景のなかで、場合によっては、曝露されるほど、病気の 確率や 発生率比も 高くなるのか (量 ー 反応関係) といったことも 注目されることになります」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:09:44
seki_yo @seki_yo

「私は この間「科学」(岩波書店) 誌上で、福島原発事故と 甲状腺がんの 関係について 分析を 重ねてきましたが、これは 福島県 健康管理検討委員会の 発表する データが 新しくなるたびに、推論を 改定しているわけです」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:12:46
seki_yo @seki_yo

「新しい 追加データを 含めて 分析するたびに、正規分布などの 確率分布を 修正していき、その変化の 具合も 考慮に 入れて、推論を 重ねていくのです」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:15:21
seki_yo @seki_yo

「甲状腺がんについて 述べれば『原発事故後に 多発していない』という 可能性も、もちろん ゼロではありません。 しかし その確率は、天文学的な 数字の 逆数ほどしか ないのです」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:17:47
seki_yo @seki_yo

「(政策決定システムでは) 科学者と 行政だけではなく、必ず 当事者が 議論に 参加することです。 あらゆる 当事者が 自由に 参加するべきです。 そうすれば、科学者と 行政は データに もとづいて 議論するほか なくなります」(津田敏秀さん)

2015-01-31 10:20:28