【推理アドベンチャー】スペイン語版FF7攻略の軌跡
当時の感想としては「FF7やった?」と聞けば「やってる。面白いんだけど翻訳がさ...」と返ってくるのはテンプレだった。FF8の時も皆、戦々恐々とするか絶望していた。FF8は良翻訳だったが。だがゲームの進行に支障が出るほどではなく翻訳の所為で進行不可と言う事はなかった。
2014-12-19 16:36:41物語は確実に難解になり特に後半クラウドの記憶、セフィロス関連のストーリーは正しく理解出来なかったし今でも理解していない、と言う人はチラホラいた。 この部分のストーリーは普通に解り辛く、実は翻訳関係無しに上手く理解してないだけだ。だが殆どの人は翻訳の所為で理解出来てないと感じていた
2014-12-19 16:40:28翻訳の所為でFF7の評価は落ちたか?と言えばそんな事は全く無くFF7は今でもゲーム史に残る不朽の名作として評価されている。 ゲーム部分と翻訳の出来は全く別とゲーム・レビューサイトの記事は切り分けている。プレイした人達も同じだ。
2014-12-19 16:43:25スペイン人にとっての「AYBABTU」としての「Allevoy」
※「AYBABTU」とは?
東亜プランによって1989年に作られたコンピュータゲーム『ゼロウィング』の、1992年に発売されたヨーロッパ向けのメガドライブ版のオープニングデモにある文章「All your base are belong to us」のこと。翻訳として稚拙な文章かつ言葉として異様な威圧感があり、英語圏で「誤訳」の代名詞として最も有名なネットスラング。
http://ja.wikipedia.org/wiki/All_your_base_are_belong_to_us
さてAllevoyだ。これはFF7SPAを代表するミスだ。コラ画像にも使われている程だし翻訳に触れた記事ではほぼ全てに言及されている。だが当時はパーティとか半分鎧の方が良く話題に上った。理由としてはパーティはゲーム開始直ぐに確認出来ニューロン殴りつけプレイヤーにショックを与える。
2014-12-17 22:47:04Allevoy、パーティ、先空け、この三つが2000年以降の記事で取り上げられる三強だろう。ネット上もっともネタになりやすいのはAllevoy一強。確かに使いやすく語感も良い。決め台詞的にも良い。いや良くない。何を書いてるんだ。ホント精神衛生上良くないな。この糞翻訳。
2014-12-17 22:53:17Allevoyは本来ならAlla voy(アジャァ ボイ)さぁ行くぞ、ホラ行くぞ、な意味のフレーズだ。これが何らかの理由で悪魔合体を起こして合体事故になった結果がスライムの如きAllevoyになった。見た瞬間に解る分かり易くどうしてこうなったかも推測しやすい。
2014-12-17 22:57:21Alleboyだと発音がアジェボイ、アジェェボイになる。気分的にはアジェボイ。今確認したがこれはゴールドソーサーの闘技場?にクラウドで入るときに毎回繰り返される。いざ戦闘と言うテンションの前に繰り出される為この間抜けかつ響きの良い単語が現れる。チャレンジする度アジェボイ。
2014-12-17 23:07:29アジェボイはミスとしてはそれ程酷く無い方で程度で言えばジョジョの「なにをするだー」程度だがそれより視覚的に解り易く衝撃もデカイ。しかもこの単語の前にMuy bien(Verry good,All right)と付く。解り易く普通に訳すと「よーし!いくべ!」日本語的には普通だ。
2014-12-17 23:20:35発音はアレホッ、アレハッ。アジェボイはこれに近い感じでアジェボッ、アレボッと発音出来る為日常会話の中で使う事が出来る。いや出来ないけど出来る。何書いてんだ。つまりそうやってふざけて使われていた。私の周りでもごく一部オンリーで。「出かけようか」「よっしゃアジェボッ」こんな感じで。
2014-12-17 23:15:53FF7SPAの糞翻訳群の中でも控えめで邪悪じゃない方の糞翻訳なのに、言うならばイベント線前に、繰り返し現れる、言いたくなる語感、いじりやすさ、何よりあの我等が寒い男代表の主人公クラウドから放たれる、と言う複数の要因からネット上で糞翻訳を語る際にネットスラング的に使われるのだろう
2014-12-17 23:36:43纏めて見よう。 Allevoyの発音はアジェボイ -誤訳レベルは大した事なく「なにをするだー!」程度。衝撃度もそんな程度。進行に影響もしない -発言者と発言されるタイミング、語感、視覚効果、繰り返し発言される事で威力アップ -結果いじりやすくイメージしやすいネットスラング化
2014-12-17 23:53:59追加 -本来の訳はは「よしっ!いくぞ!」アジェボイすると「よしっ!いくじぇ!」 -「よしっ!いくべ!」「よっしゃ!いくべ!」も有りか? -意味、響き、語感の似たフレーズが存在し、それを真似た感じ日常で発言可能
2014-12-17 23:59:42男の娘RPGという浪漫と全能鞭叩きという浪漫
スペイン語のルールとして大抵の単語は女性・男性に分けられる。前提として前述のエル・ラ、そして語尾が男性なら-Oで終わり、女性なら-A。それぞれ複数形ならLOS(ロス・男)、LAS(ラス・女)、語尾は-OS,-AS。英語で a apple の a に当たるのが数を表すuno,una
2014-12-18 16:24:59正確にはun,uno,unos(男性),una,unas(女性)。 FF7SPAではチョイチョイこの混同が見られる。この概念自体が日本語や英語には無い為、映像・人物などの資料がない場合は判断に困る。これは訳者のミスだろう。機械翻訳だっとしても有り勝ちなミス。
2014-12-18 16:29:15日本語訳としてその違和感を表現するなら、 「可哀想な子」がスペイン語では「可哀想な男の子(女の子)」と何れかの表現になる。なのでティファとクラウドが存在するシーンで第三者が「可哀想な男の娘」とかいってる様な物としよう。カマ臭い男とゴリラ女、どちらに向けて発言してるのか。
2014-12-18 16:33:30実際のシーンではこの第三者はクラウドに向けて「可哀想な女の子」言っている。 クラウドを女性扱いするシーンは多くは無いが散見されお陰でオネェ説、ゲイ説が誕生。同じくティファとエアリスを男扱いしているシーンも度々有る。ティファに至っては性転換説、実は雄ゴリラ説など。エアリスは主に電波
2014-12-18 16:38:27エアリス電波女説、シドはボケてる説等は例文で。 性別系の間違いはこういったキャライメージとしていじられた。 バレットは「野蛮なオネェ」「性別の区別も付かない脳筋」のような台詞を吐く人物とイメージされている、と思って欲しい。実際はそれ程酷くは無いがあえて誇張しよう。
2014-12-18 16:44:49バレットの受難は続く。 翻訳ミスでは無い可能性が有るが一部、彼の台詞で汚い言葉を吐く時「*{#$%だと!あの$&%#'&」と言う表現がされる。日本でならピー音が入ったと認識出来るがスペインでは突然気が狂ったかバグったかと思われた。当時はこういった日本的表記に慣れていなかったからだ
2014-12-18 16:50:12英語で寒く感じても日本語に直すとダサい名前は沢山ある。逆もまた然り。 例えるなら日本人が寒いと思って着ている英文の入ったシャツが英語圏の人にはダサい英文のシャツに思えたり、逆に英語圏の人間が寒いと思って入れているタトゥーが日本人から見たら痛い様な物だ。スペイン語でも当然起こりうる
2014-12-20 00:21:30FF7SPAはこの点に一切気遣いが無い。 また本来なら翻訳しづらい名前、意味や特定文化の知識が必要な物などはそれに近い物や意味を持つ物、でなければ、その単語の中身が持つ意味、単語を構成するパーツ毎の意味から汲み取り訳す事で近しい単語に置き換える、べきだと思
2014-12-20 00:29:23