ジャン=ジャック・ルソー『社会契約論』読書メモ集
- arishima_takeo
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「日本のヤシが、見物人の目の前で子供のからだをバラバラにし、それから、その手足を次々に空中にほうりあげると、それらがすべて集って、生きた子供となって再び落ちてくる、といわれている」(ルソー『社会契約論』)。言われているヨ! ジ☆ャ☆パ☆ン☆彡
2015-02-01 20:48:16@arishima_takeo charlatanっぽいです。"Les charlatans du Japon dépècent, dit-on, un enfant aux yeux des spectateurs ; puis, jetant en l'air tous
2015-02-01 20:54:47@arishima_takeo ses membres l'un après l'autre, ils font retomber l'enfant vivant et tout rassemblé." classiques.uqac.ca/classiques/Rou…
2015-02-01 20:55:12人民は、ほっておいても、つねに幸福を欲する。しかし、ほっておいても、人民は、つねに幸福がわかるとはかぎらない。byルソー『社会契約論』
2015-02-02 15:32:31「もう一つ、注意に値する困難がある。賢者たちが、普通人にむかって、普通人の言葉でなく彼ら自身の言葉で語ろうとすれば、彼らのいうことは理解されないだろう」(ルソー『社会契約論』)。院生あるある。
2015-02-02 15:34:05「読者にことわっておくが、この章は、おちついて読まなければならないし、また、注意を払おうとしない読者にわからせる方法を、私は知らないのだ」(ルソー『社会契約論』第三編第一章)。この言い回し…私もいつかどこかで使おーとっ。
2015-02-02 16:58:24「人民が十分に情報をもって審議するとき、もし市民がお互いに意志を少しも伝えあわないなら、わずかの相違がたくさん集って、つねに一般意志が結果し、その決議はつねによいものであるだろう」(ルソー『社会契約論』)。「お互いに意志を少しも伝えあわない」方がいいって結構ラディカルだよな。
2015-02-04 11:09:58「土地が余るときには、土地の保持に骨が折れ、耕作は行きとどかず、作物はありあまる。これは自衛戦争の近因である。土地が十分にないときには、国家は、その補いに関して、隣国の意のままになる。これは侵略戦争の近因である」(ルソー『社会契約論』)。人間、ホドホドが大事なんや。
2015-02-04 12:05:04「貿易か戦争かのどちらしか選べないすべての国民は、本来弱いものである」(ルソー『社会契約論』第二編第十章)。いまだと食料自給率あげようぜって話か(?)。
2015-02-04 12:07:13国民を形成するには、これら条件に、もう一つ条件をつけ加えなければならない。これは、他の条件の代りになることもできないが、これがなければ他のすべての条件がだめになるものである。すなわち、人民が、ゆたかな生活と平和をたのしむことである。byルソー『社会契約論』第二編第十章
2015-02-04 13:56:15ルソーにとって「国家の真の憲法」とは、「大理石や銅板にきざまれるのではなく、市民たちの心にきざまれている」、「習俗、慣習、ことに世論」である(『社会契約論』第二編第一二章)。うーん、感慨深いな。今のご時世、とくに。
2015-02-04 14:43:35もし神々からなる人民があれば、その人民は民主政をとるであろう。これほどに完全な政府は人間には適しない。byルソー『社会契約論』第三編第四章
2015-02-04 14:46:05「財政」というこの言葉は、ドレイの言葉であって、都市国家の知らないものである。真に自由な国では、市民は自分の手ですべてを行い、金銭ずくでは何もしない。自分の義務をまぬがれるために金を払うどころか、金を払ってでも自分の義務を自分で果たそうとすうるであろう。byルソー『社会契約論』
2015-02-04 17:40:37「諸君のような近代人はドレイを全くもたないけれども、諸君自身がドレイなのだ。諸君は、諸君の自由を売って、ドレイの自由を買ってるのだ。この方がよいと自慢してもダメである」(ルソー『社会契約論』第三編第一六章)。ダメである。
2015-02-04 17:45:17ルソー『社会契約論』。祖国のために戦うべし、しかしこの「勝利の情熱」がないってのがポイントな気がする。 pic.twitter.com/pfZb4G1BGR
2015-02-04 19:34:51ルソー『社会契約論』読了。いわゆる『民約論』。よくいわれてるように「一般意志」の正体がまったく分からん。ただ、すごい面白そうなこと言ってるってのは伝わってきた。いつかまた時間をかけて読み直すべき一冊な気がする。
2015-02-04 19:38:13