日韓中文学シンポジウム「動く境界、生ずる物語」

文學アジア3×2×4 編集長から http://www.shinchosha.co.jp/shincho/editor/20100507/
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佐々木敦 @sasakiatsushi

明日はコレのシンポジウムで韓国ソウルに行ってきます。なんかすごい寒いらしい。http://p.tl/auB0

2010-12-09 22:24:08
佐々木敦 @sasakiatsushi

とはいえ午後に着いて夜にシンポ、一泊して翌朝早くに帰国せねばならないのですが。

2010-12-09 22:24:46
佐々木敦 @sasakiatsushi

そして東京には戻らず名古屋空港で降りて電車を乗り換えて大垣のIAMASに行くのです。コレのために。http://p.tl/x0QD

2010-12-09 22:26:43
佐々木敦 @sasakiatsushi

ちなみに「プレゼンテーション道場」で僕がセレクトした松本祐一さんの作品はコレです。http://p.tl/E2PU

2010-12-09 22:29:23
佐々木敦 @sasakiatsushi

いまいあますでのミッションが終わりました。短い時間だったけど楽しかった。でもまだ大垣、、、

2010-12-11 20:54:42
佐々木敦 @sasakiatsushi

時間を巻き戻して昨朝、羽田で新潮編集長と待ち合わせて一路韓国へ。大阪に新幹線で行くよりも近い。新しい羽田は成田みたいだった!

2010-12-11 21:10:55
佐々木敦 @sasakiatsushi

確か前も書いたけど、韓国に行ったのは十数年ぶりの二度目。前はピエール瀧と一緒でした。

2010-12-11 21:12:09
佐々木敦 @sasakiatsushi

当然、ソウルはすごく変わってるだろうと思ってたけど、ホントになんだかまったく違う印象を受けました。というかハングル以外は東京とほとんど同じ。

2010-12-11 21:15:12
佐々木敦 @sasakiatsushi

「子音と母音」編集部の、はにかみ笑顔がチャーミングなチョウさんが空港に迎えに来てくれていて、そのままクルマでシンポジウム会場の創造マダンに。芸術大学のそばにある複合施設で、映画やイベントをやっている。ちょうど荻上直子のおばあちゃん映画を上映してたみたい。このあたりは学生街らしい。

2010-12-11 21:21:34
佐々木敦 @sasakiatsushi

しかしなんと飛行機降りて一時間半後にはシンポが始まってるとゆう。

2010-12-11 21:24:57
佐々木敦 @sasakiatsushi

このシンポジウムは、韓国の「子音と母音」、中国の「小説界」、そして日本の「新潮」の三誌合同企画で、半年に一度、同じテーマで各国二人ずつの作家が短編を書き下ろし、自国以外は翻訳して計六編を掲載するというもの。更に作家紹介がついていて、僕は柴崎友香さんと岡田利規さんの解説を担当した。

2010-12-11 22:00:19
佐々木敦 @sasakiatsushi

ちなみに、たまたまこれまでのところ僕だけ二名を執筆してるというのと、たぶん他の方が行かれなくて、今回のソウル行きの白羽の矢が立ったものと思われ。けっして文芸誌もニッポン文学も代表してないのでご安心ください。

2010-12-11 22:04:40
佐々木敦 @sasakiatsushi

今回のシンポのテーマは、「動く境界、生ずる物語」。評論家と小説家の二つのパネルが行われた。しかも各国掲載小説の抜粋の朗読付き!、それも日本語では中国の、中国語では韓国の、韓国語では日本の作品の翻訳を読むという凝り方で、非常に興味深かった。三人の美しい女性が担当されていました。

2010-12-11 22:12:45
佐々木敦 @sasakiatsushi

そういえば、会場に着いて一瞬入ったカフェにて腹ごしらえにとオーダーしたのはピザでした。韓国に来て最初に食べたのピザだった、、

2010-12-11 22:15:03
佐々木敦 @sasakiatsushi

今回のシンポのテーマは、「動く境界、生ずる物語」。評論家と小説家の二つのパネルが行われた。しかも各国掲載小説の抜粋の朗読付き! それも日本語では中国の、中国語では韓国の、韓国語では日本の作品を翻訳で読むという趣向で、非常に興味深かった。三人の美しい女性が担当されていました。

2010-12-11 22:25:14
佐々木敦 @sasakiatsushi

第一部のパネラーは、ソンジョンスさん、賀紹俊さん、僕。実は企画者側からは事前に発表原稿の提出の要請があったのだが、多忙を理由にお断りさせていただいた。過激に忙しい時期なのも事実だが、でもほんとは僕はいつも事前に話す内容を原稿として用意することはしないし、求められても断っている。

2010-12-11 22:31:27
佐々木敦 @sasakiatsushi

でもそれはあくまで僕のアティテュードで、通訳の弁のために原稿があったほうがいいのは事実である。実際、他のお二人は原稿を用意しておられた。なので僕だけが細かく区切りを入れて、それを通訳が韓国語に訳し、それを韓中の通訳の方が更に中国語にするという面倒なプロセスで進行した。

2010-12-11 22:37:59
佐々木敦 @sasakiatsushi

前にも何度か海外で話す仕事をしているが、同時通訳だったり、でなくても翻訳は一度で、今回みたいに重訳というのは初めてだった。なんか伝言ゲームみたいで不安になるんだよね。中国語の通訳のおじさんがこちらは明らかに笑うようなこと言ってないつもりなのに訳しながら噴いたりして笑。

2010-12-11 22:42:17
佐々木敦 @sasakiatsushi

まあでもあまり気にせず、いつものように元気いっぱいで楽しく話しましたよ!

2010-12-11 22:43:41
佐々木敦 @sasakiatsushi

でも、これはシンポジウム全体のトーンもそうだったのだが、どちらかというと日中韓の現代文学のなんらかの共通性にフォーカスし、ともに協力しながら東アジアの文学シーンを盛り上げてゆこう、という感じの話が多かったなかで、僕はニッポン文学の特異性についての話をしてしまった。あえて、ですが。

2010-12-11 22:48:13
佐々木敦 @sasakiatsushi

だが、それはもちろん、日本は変わってるとか特別だとか言いたいわけではまったくなくて、文学への他のサブカルチャーの侵食と、小説ジャンル内の混交という問題が、他の二国ではどのようになっているのかを知りたかったからなのだ。

2010-12-11 22:52:32
佐々木敦 @sasakiatsushi

だが、僕はよくわかってなかったのだが、なんと基本、各々の発表だけで、あとは司会者が少しコメントしたあと会場から質問を若干受ける、という形で進行し、互いのディスカッションは全然なかったのだ。まあやろうとしてたら通訳が超大変だっただろうけど。

2010-12-11 22:55:35
佐々木敦 @sasakiatsushi

与えられた時間は約20分だったから、あっという間に終わった。質問で柄谷行人の話が出て、休憩中にも浅田彰のことを話しかけられたりした。ここぞとばかりにたぶん来年には韓国語版が出るニッポンの思想の宣伝を笑

2010-12-11 23:02:50