曾野綾子語録

著書より引用・要約
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曾野綾子のいじめについての発言from『貧困の僻地』
まず被害者の側から言おう。いじめる人は必ずいるのだから、人間は戦わねばならない。いじめにあったら、秘術を尽くして戦うことだ。
英語にセレクションという言葉がある。セレクションには「選択・選抜」以外に「淘汰」の意味もあることは教わらない、弱者切り捨てはいけないとマスコミが規制するので、淘汰という行為がこの世には現実にあることも分からなくなった
いじめられた子が自殺すれば、それは淘汰されたことになる。しかし誰でも人間は抵抗するのが自然だ。その結果殺されても、爪の間に相手の着衣の繊維を残していて、それが犯人逮捕に繋がったという話が私が好きだ。これは褒めたたえねばならない死者の勝利だ。
誰よりも子供の変化を感じるのは、生活を共にする親でなくてどうするのだ。親にも察知できなかった異変を、学校がどうして感知できるのだ。
いじめを避けるためには転向の自由を認めろ、と文部科学省の前で立った一人プラカードを掲げて立つのも手だ。
しかし最上のやり方は逃げ出すことだ。転校である。
戦いの基本は自衛なのである。日本国家は、「平和憲法なるモノを遵守して」アメリカの核の傘の下にいて守ってもらえば、軍備もいらない、という人もいるが、一般的にこの地球上の力関係は自分の身は自分で守るということで成り立っているのである。だからいじめっ子に対しては、いじめられる子当人とその家族、親しい友人たちが、組んで戦う他はない。マスコミも学校も、昔から卑怯なものであった。戦争中は軍部に就き、戦後は掌を返したように民主主義を謳った。私の学校は例外だったが…
しかし一番みじめなのは、いじめる側である。品性が賤しく貧しい。「汚い、臭い」といじめる側は鼻をつまんだりするが、愚かだ。人間とはすぐ臭くなり汚くなるものなのだ。アフリカの田舎には貧困から抜け出せず、臭くて汚い子がいくらでもいる。そんな愚かな相手にいじめられたくらいで死ぬことはない。死ぬくらいなら、死ぬ気で闘争ができるはずである。


梶山発言について

もうれつ先生 @discusao

twitter.com/hinokiharappa/… 梶山静六の差別発言 「たとえば、悪貨は良貨を駆逐するというが、アメリカにクロ(黒人)がはいって、シロ(白人)が追いだされているような混在地になっている」 について、曾野綾子は一文を記している。

2015-02-16 18:16:13
檜原転石 @hinokiharappa

1990年、自民党の梶山静六法務大臣。資格外就労の外国人女性の摘発をめぐって、 「たとえば、悪貨は良貨を駆逐するというが、アメリカにクロ(黒人)がはいって、シロ(白人)が追いだされているような混在地になっている」 と発言 トンデモ和製英語「ブラック」の使用者は梶山静六並だな

2014-11-28 15:15:36
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 梶山法務大臣の黒人に対する人種差別発言への、アメリカの反発は、予想以上に大きいことが、日本ではまだわかっていないようだ。アメリカは全力を上げてこの発言を日本叩きの道具にしようとしている。

2015-02-16 18:17:21
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 大臣という立場にありながら、こういう初歩的な不作法をするというのは、つまり根本のところで教養人でないということの証拠だから、アメリカ人もバカにして、低俗な段階で反日感情を煽り立てる道具に使っているのである。

2015-02-16 18:17:58
もうれつ先生 @discusao

梶山静六を批判した「根本のところで教養人でない」という記述は25年目にしてブーメランとなるもの(曾野綾子自身は「自分は公人ではない」みたいな理屈で反論しそうだが)。あと、アメリカは梶山発言を反日感情操作の道具に使っている、という理解にある反米的意識と論点すり替えの混合のような記述

2015-02-16 18:22:30

「あなたは息子さんが行くと言ったら、戦争に出しますか」という設問について

もうれつ先生 @discusao

次の曾野綾子語録は、国連平和協力隊を出すか出さないか審議の最中に、女性議員が総理と防衛庁長官に「あなたは息子さんが行くと言ったら、戦争に出しますか」と質問したことについてのもの。ある特定の社会を想定しているのだが、表現全体が僕には意味不明なので、読解出来る方ご教示お願いします。

2015-02-16 18:34:30
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: こういう質問は、神と人間との間に、苦しみに満ちて交わされる極めて個人的なそして侵すべからざる神聖さを秘めた思いを重大視する社会では、とうていできない失礼なものだと思うが、私だったら別に少しも答えに困らないだろうと思う。

2015-02-16 18:35:02
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 私も自分から息子に行けとは決して言わないだろう。息子はまず自分で深く考え、それから誰よりも真先に妻と相談するだろう。その結果を遠くにいる私たち親は、たとえその結論がどんなものであっても、受け入れるだけだ。

2015-02-16 18:35:35
もうれつ先生 @discusao

「神と人間との間に、苦しみに満ちて交わされる極めて個人的なそして侵すべからざる神聖さを秘めた思いを重大視する社会」って、もうなんだかよく分かりません。曾野綾子さんの考える理想社会ということか?だけどそうなると、曾野綾子理想郷では失礼だが、今の私は答えに困らない、というのは変な話だ

2015-02-16 18:39:42

中絶について、民主主義、功利主義など

もうれつ先生 @discusao

geocities.co.jp/HeartLand-Kaed… これ、凄いなあ。小渕内閣時代、曾野綾子が教育改革国民会議で奉仕を提言した時同時に提出した意見書。

2015-02-18 02:49:41
もうれつ先生 @discusao

妊娠11週くらいまでならさまざまな理由をつけて中絶を合法的にできる、というのは、欲しくない子供の命を中絶するのは、時期さえ誤らなければ殺人にならないということです。その時期をほんの30週間ほど過ぎて出産し、殺して遺体をコインロッカーに放置すると、殺人に問われる。犯罪者になる。

2015-02-18 02:51:43
もうれつ先生 @discusao

twitter.com/discusao/statu… 「ほんの30週間ほど」ってのも言いも言ったりだけど、「殺して遺体をコインロッカーに放置すると、殺人に問われる」って、「殺して」って言ってるんだから当たり前じゃん。そう書くと中絶も殺人に比するとでもいうのかな、曾野綾子さんは…?

2015-02-18 02:55:59
もうれつ先生 @discusao

geocities.co.jp/HeartLand-Kaed… 曾野綾子「どうしてそうなのか、 ハイティーンにも、私にも理解できない問題です。」 ↑キリスト教原理主義のハイティーンという条件なら、そうかもしれない。

2015-02-18 03:00:30
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 日の丸は血塗られた旗だと、私は聞かされましたが、大東亜戦争の犠牲者は多く見積もっても300万人 前後でしょう。しかし戦後の日本では、実数をつかむことは非常にむずかしいことですが、産婦人科の医 師の中で、中絶数を1億と見なす人もいます。

2015-02-18 03:02:57
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 実に大東亜戦争の33回分の殺人が、行われたのです。戦争 は自分が殺されるか、相手を殺すかの切羽詰まった状況でおこなわれますが、中絶は一方的です。

2015-02-18 03:04:22
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 声を挙 げて助けも求められず、デモもできず、反対運動の署名もできない、文字通り一番弱者である胎児を一方 的に始末するのですから、これほどの残虐な行為はないでしょう。

2015-02-18 03:05:04
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 日の丸が血塗られた旗とすれば、その 血の量は、比べものにならないほど戦後の中絶の血によって血塗られています。それが、現代の常識であ りました。基本と論理を通さなければ、教育などできるわけがありません。

2015-02-18 03:05:26
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 民主主義は、 51パーセントの賛成の前には、49パーセントが、自分の意志が通らないことに苦しむことを基本的な 形にしています。> それは民主主義じゃなくて多数決原理やん。「自分の意志が通らないことに苦しむこと」ってのも、絶対真理の審判みたいなもんと間違えてない?

2015-02-18 03:10:21
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: しかしいつのまにか社会は、この原則と痛みを忘れて、「一人でも反対があったら橋を 架けない」「一人の落伍者も出さない」という形の全体主義を採用しました。> 二つとも全体主義じゃない。後者は理念を述べてるだけのものだし、前者に至ってはそういう事例があったのかね?

2015-02-18 03:14:34
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 「1人の人間の命は地球よりも重い」と言う言葉は非常にもてはやされましたが、それ は全く事実に反したものです。~9人の命を救うために1人の命を犠牲にしなければならない状況がしばしば起こることはよ くあるのです。ですから1人の命は9人より軽いと見るのが正確でしょう。

2015-02-18 03:17:13
もうれつ先生 @discusao

これは功利主義における犠牲の問題ってヤツで、「9人の命を救うために1人の命を犠牲にしていい」「1人の命は9人より軽い」とすると「個人の自由」という社会を成立させる基盤が崩壊するから学者が苦心惨憺している現状。曾野綾子はそこを宗教的解決しようとしている(だから非民主的結論となる)

2015-02-18 03:24:05
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: だからと言って、人間の生死 を数で割り切れるものではありません。私が生涯携わって来た文学もまさにその点を衝くことを使命とし てきました。> だから曾野先生の小説、登場人物の自死・事故死でウヤムヤにするの定番なの?」togetter.com/li/783060

2015-02-18 03:28:33