舞台裏の話

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シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica 『……、ロニカさんは本当にずるい人です。そんな風に言われたら、ぼくがこのまま帰れないって知ってるんですから』諦めたように力を抜いて相手の胸に赤い頬を寄せると血のにおいの中に相手自身の香りを見つけて少しだけほっとする。

2014-10-13 23:00:00
シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica も、少しだけ冷静さを取り戻せば別の意味で自身が興奮していたことに気がつき慌てて真っ赤な顔で相手から離れようと再び胸を押した。

2014-10-13 23:00:06
裏・舞台俳優と奴隷 @xxxRonica

@applex002 「俺がズルいなんて、初めて会った時から分かってただろ?」意地悪く目を細めて笑いつつも手つきはあくまで優しいままで。しかし、落ち着いたと思った矢先に再び離れるような素振りをされると呆れたように溜め息を吐いた。「往生際が悪いな、今更どうしたんだよ。」

2014-10-13 23:29:41
シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica 『あの……、えっと、』言いづらそうに言葉を濁しながら羞恥に染まった顔で恨めしそうに相手を見上げる。……言えない。いくら平常心がどこかにフライアウェイしているからとはいえ、ロニカさんに抱きしめられて自分の下半身が反応しただなんて口が裂けても言えるはずがない。

2014-10-13 23:38:09

シャオイー(小伊) @applex002

「サロメはあなたの首を欲しがったけど、わたしはきっとあなたの剥製を欲しがるわ」賑わうエントランスに貼られた劇のポスターを横目に少女がなんとなしに呟く。「それでも、それはきっととても魅力のないものなんでしょうね。あなたは舞台に立つ為に、自分を磨こうとする心にこそ価値があるのだから」

2014-10-12 21:33:55
関渉者 @Interferitore

@applex002 (水色のコートを着た男が、後ろから真っ白な少女の細い手首を掴む。) 「天使、様?」 (そう発した男の声は少し、ほんの少しの震えがあった。)

2014-10-12 22:21:43
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 後ろから手首を掴まれた瞬間、少女は素早く振り返ると膝を上げ、思いっきり相手の股間を蹴り上げた。「っ、いきなりレディの体に触れるなんて失礼な人ね!!放しなさい!じゃないと蹴るわよ!」

2014-10-12 22:35:02
関渉者 @Interferitore

@applex002 「ぎ…っ!」 (彼女が振り返ったと思ったら、いきなり股間を蹴りあげられた。一瞬頭が真っ白になったが、激痛ですぐに現実に戻されその場にうずくまる。) 「も、も…っ、蹴ってる………よ…!」

2014-10-12 22:58:32
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「あら、それは失礼。だけど先に礼を欠いたのはあなたの方よ」警戒しているのかすこし距離を置きながらも思った以上にクリーンヒットしてしまったことに罪の意識があるのか蹲る相手を見下ろす。「…わたしになにか御用だったのかしら?」

2014-10-12 23:04:17
関渉者 @Interferitore

@applex002 「う・・・・。」 (潤んだアプリコットの瞳が彼女を見上げた。真っ白な髪。だけれど、目の色が違った。少女の眼は赤色だ。探していた色ではなかった。) 「えっと…、探し人かなって声かけてみたんだけど。ごめん、違ったみたい…。」

2014-10-12 23:32:07
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「そう、それは残念ですこと」未だ蹲る男に手を差し伸べる。「次からは手を掴む前に、声をかけることをお勧めするわね」情けなく謝罪する相手を見れば呆れたように、しかしどこか可笑しそうに微笑んだ。

2014-10-12 23:47:23
関渉者 @Interferitore

@applex002 (差しのべられた手に少し驚きながらも、それを掴み起き上がる。) 「ははっ…ごもっとも。今度からそうするよ。」

2014-10-13 13:02:31
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「だけど、天使さまだなんて随分と大それたものをお探しなのね」

2014-10-13 13:48:02
関渉者 @Interferitore

@applex002 「あはは、うん。だから、なかなか見つからないんだよね。」 (困った様に笑いながら、指で頬をかく仕草をする。)

2014-10-13 15:12:39
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「そんなに必死になって探しているんだから大切な方なんでしょうね」天使、と呼んだのを比喩だと解釈し。「特徴を教えてもらえれば、見かけたら教えてあげるわよ。その方もここにきてるのかしら?」

2014-10-13 21:10:54
関渉者 @Interferitore

@applex002 「えっ、いいの!?」 (少女の言葉に、男の顔が一気に明るくなった。) 「えっとねえっとね!キミみたいに真っ白な髪で、澄んだ海のような瞳をしてる子なんだっ!…ここには多分いないと思うよ。」

2014-10-13 21:53:15
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「へぇ、歳もわたしと近いのかしら。ここにはいないのね…それじゃあ出会うことは難しいかも知れないけれど…。わたしはシャオイーよ、シャオと呼んで。あなたの名前もお聞かせ願える?もし、あなたより先にその子にあったらあなたが探していたと伝えておくわ」

2014-10-13 22:01:36
関渉者 @Interferitore

@applex002 「シャオちゃんかあ、かわいい名前だね。うーん…歳はわかんないけど、シャオちゃんとおんなじくらいの高さだったよ。そんでオレの事は…、風船のお兄さんって伝えてほしいな。」

2014-10-13 22:28:08
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「風船のお兄さん……?ふふ、わかったわ。白髪の、青い目の子を見かけたらそう伝えておくわね」

2014-10-13 22:50:59
関渉者 @Interferitore

@applex002 「ありがと、シャオちゃんっ!じゃあ、手首掴んじゃったお詫びと、伝えてくれるお礼に。」 (そう言ってポケットから細長い風船を取り出すと、それを膨らまして器用にねじっていく。)

2014-10-13 23:03:17
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「まぁ、あなたったら見かけによらず器用なのね?」ふふ、と微笑みながら何が出来上がるのかと興味津々に覗き込み

2014-10-13 23:34:42
関渉者 @Interferitore

@applex002 「それって褒めてる?嬉しいなぁっ、はい完成。」 (そう言い、蝙蝠の形をした風船を少女に差し出す。)

2014-10-13 23:58:35
シャオイー(小伊) @applex002

@Interferitore 「わぁ、すごい!流石風船のお兄さんなのね!」可愛らしい風船の蝙蝠を受け取ると嬉しそうに掲げて見つめ。「ありがとう!」

2014-10-14 12:24:58
関渉者 @Interferitore

@applex002 「どーいたしまして!」 (少女の嬉しそうな顔につられ、へりゃりと表情が緩む。) 「それじゃあ、オレはこっから出てくよ。あんまり長居しすぎると、バレちゃ・・・・いや、不審者に思われちゃうからね。」

2014-10-14 19:43:34
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