読書部の冒険企画局 ゲーム編
面白いですよね。よくここまで数式を使わずに数学を理解させるなと思います。大好きです。 RT @tkaot: 数学者 遠山啓氏の「無限と連続」面白いなあ。 #book
2010-10-07 22:37:49@GK_Ozwald @kon_nyaku_ 横レスですけれど、グールドは面白いですね。『フルハウス』などは、ゲームの観点からも興味深いです。
2010-09-16 03:01:47「はやぶさ」の成功にわく天文部。ふと、小惑星開発を夢見た物理学者フリーマン・ダイソンを思い出しました。そしてフリーマンの息子のジョージは、アラスカ沿岸を旅するカヌーイスト。異なる舞台で冒険をしたユニークな親子は、ブラウワー『宇宙船とカヌー』という本に描かれています。 #book
2010-11-18 12:47:03文庫版『柳田國男全集26』におさめられている『明治大正史世相篇』をめくっています。ゲーム関連では、たとえば競馬についての記述がみられます。柳田先生とは全く関係がないのですけれど、こういう本を読むと、なぜか『Call of Cthulhu』を遊びたくなります。 #book
2010-10-24 07:23:49@KAWACHInoLEON ですよねー。柳田先生からつなげますと、折口信夫先生や南方熊楠先生も好きです。現代の研究者では、小松和彦先生も。 #book
2010-10-24 07:48:54文庫版『柳田國男全集4』は、『遠野物語』などの重要な文章に加えて、永池健二先生の解説も面白いです。明治時代の怪談話の流行と柳田先生の関係についてふれていたりして、山田風太郎先生的な明治伝奇シノビガミの想像がふくらみます。 #book #shinobigami
2010-10-27 02:48:46文庫版『柳田國男全集5』の『山島民譚集』の370ページに、「飯綱」と「エニグマ」の文字が! 「柳田先生もシノビガミをご存知だったんだよ!」「な、なんだってー!?」(妄想です) #book #shinobigami
2010-10-27 08:11:21TRPGを遊んでいると、その他の言葉を使う遊びも気になったりします。柳田國男先生の研究は、そういう時に役立ちます。たとえば文庫版『柳田國男全集8』の『口承文芸史考』では、謎解きについて、意味がわかりにくいコトワザを質問の形にした遊戯であると定義しています。 #book
2010-12-18 16:35:12谷川健一先生の『魔の系譜』を読み返しています。死者の「魔」が生者を支配するという視点で日本史を語る、刺激的な本です。動物の魔性、崇徳上皇、呪い、巫女、装飾古墳、そして『万葉集』から夢野久作までの日本文芸も取り上げられています。『シノビガミ』が好きなかたにも、おすすめ。 #book
2010-11-26 03:56:12花咲一男先生の 『江戸行商百姿』をめくっています。「世を忍ぶ仮の姿」に使えそうな絵がたくさんあり、楽しいです。こういうものを見ていると、江戸時代で『シノビガミ』もいいなあと思ったり。 #book
2010-12-02 20:34:51小林登志子先生の『五〇〇〇年前の日常』に、超古代史の説明がありました。シュメル人と日本人を結びつけて、「高天原はバビロニアにあった」とか「"すめらみこと"は"シュメルのみこと"である」などと主張する説があるのだとか。丸独党みたい! #book #shinobigami
2010-12-04 02:02:49中世にかぎらず西欧的な世界を舞台にしたTRPGの参考としては、ギボン先生の『ローマ帝国衰亡史』や、ブローデル先生の『地中海』などが役立ちます。分厚い本ですけれど、興味のあるところを読むだけでも面白いですよ。 #book
2010-12-09 04:57:34@Think_cod 阿部謹也先生の本は、特に読みやすいですよー。『ハーメルンの笛吹き男』という本を書いたり、中世の刑罰の記録『ある首斬り役人の日記』では解説を書いていたりします。自叙伝では、速水螺旋人先生もおすすめの『鉄腕ゲッツ行状記』! 面白いです。#book #TRPG
2010-12-09 04:28:26ヴォルフガング・ブラウンフェルス先生の名著『西ヨーロッパの修道院建築』は、新版が出ていたのですね! 書名は『図説 西欧の修道院建築』です。こういう本をめくっていると、『迷宮キングダム』がしたくなるなあ。もちろん、他のTRPGの参考にもなると思います。 #book
2010-12-03 18:27:10中世西欧的なTRPGの参考として、商人については清水廣一郎先生『中世イタリア商人の世界』、宗教をめぐる争いについては堀米庸三先生『正統と異端』が参考になります。中世の日本と西欧を比べた『中世の風景』も面白いです。 #book
2010-12-09 05:06:11『刑吏の社会史』も素敵ですね。 RT @RASENJIN: @semimaruP ヨーロッパの荒くれっぷりについては『中世都市と暴力』『ある首斬り役人の日記』あたりもステキです。 http://amzn.to/9FW4Ma http://amzn.to/9Drv1g #book
2010-10-28 23:51:37さっきの @semimaruP さんのお話で、14世紀のクルトレーの戦いを思い出しました。騎士団に対して、徒歩の市民兵の鈍器や槍が大活躍したというジョヴァンニ・ヴィッラーニの記述などなど。 #book
2010-10-29 01:49:36@RASENJIN 西欧言語の通史では、アンリエット・ヴァルテール先生の『西欧言語の歴史』がよくまとまっていたので、そこからさらに掘っても面白いかもしれません。 #book
2010-10-29 03:02:32@RASENJIN 商人の旅については、清水廣一郎先生の『中世イタリア商人の世界』に面白い逸話が多いですね。13世紀頃にはローマ巡礼のためのガイドブックがあり、商人がそれを帳簿にはさんで旅をしたとか。 #book
2010-10-29 03:48:50@RASENJIN 阿部謹也先生の『中世の星の下で』によれば、遍歴職人は一定のセリフと動作で身分証明をしたとありますね。時には同席した職人が一緒にステップを踏んだとか。身分が証明されると仕事を探し、なければ別の町をめざす。日常言語が違う者同士でも行なわれたそうです。 #book
2010-10-29 03:58:09@namakura_bori 日本の中世については、網野善彦先生の著作も面白いですね。『無縁・公界・楽』や『日本の歴史をよみなおす』などなど、たいへんスリリングな内容です。TRPGの参考にしたこともあります。 #book
2010-12-09 21:37:40中世の人がどのような世界観、歴史観を持ったかについては、イブン=ハルドゥーン先生の『歴史序説』があります。とても広範な内容で、人間の性質、王朝の興亡の法則などが書かれており、アダム・スミスを先取りした論点もあるほど。TRPGで学者を出す時の参考にもなるかも。 #book
2010-12-09 17:41:10おはようございます。来週11月25日は、冒険企画局が企画協力を行なった名著『ルワンダ中央銀行総裁日記』(服部正也著、中公新書)が復刊されます。独立間もないアフリカの一国で、中央銀行総裁として数々の難問に取りくんだ日本人の貴重な記録です。どうぞお読みください!
2009-11-20 11:58:06