読書部の冒険企画局 ゲーム編

読書部の冒険企画局 ゲームについての本や学術的な本について、ゆるーくまとめてみました。テーマが大まかに変わるところで、小鬼が休んでいます。他に、こんな部活まとめもあります。 読書部 文芸編 http://togetter.com/li/67795 食べもの http://togetter.com/li/70762 生きもの http://togetter.com/li/70305 RPG論については、こちらもぜひぜひ。 http://togetter.com/li/68165 続きを読む
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冒険企画局 @Bouken_jp

H・G・ウェルズの『Little Wars』や『Floor Games』が、iBooksでも無料で読めますね。ウォーゲームについての英語の本ですが、ルールブックのみを商業出版したという点では、TRPG史からみても興味深いものです。ご興味がわいたら、ぜひ。 #book

2010-09-28 10:37:26
冒険企画局 @Bouken_jp

ルール説明のあとに、「The Battle of Hook's Farm」という短篇小説風のリプレイがついていますよ。 RT @saint__elmo: H.G.ウェルズ作のSLG『Little War』にリプレイがあると聞いています。 RT @nakamz #TRPG

2010-11-06 20:37:06
冒険企画局 @Bouken_jp

ゲームにはルールがつきもの。現実世界を律するルールの「法」にも、冒険企画局は関心を持っています。法を考えるうえで、イェーリングの『権利のための闘争』は基本書の一つとしておすすめです。また、川島武宣先生の『日本人の法意識』は古い本ですけれど今なお面白いですね。 #book

2010-10-02 23:15:05
冒険企画局 @Bouken_jp

ゲームにはルールがつきもの。言葉のルールのひとつである「文字」にも、冒険企画局は関心を持っています。この点で外せないのが、白川静先生です。読みやすく、一節が短くまとまっている『漢字百話などがおすすめです。より詳しく知りたくなったら『字統』などもどうぞ。 #book

2010-09-30 04:08:24
冒険企画局 @Bouken_jp

ゲームにはルールがつきもの。言葉のやりとりである「議論」のルールにも、冒険企画局は関心を持っています。この点でわかりやすい本のひとつが、飯田泰之先生の『ダメな議論』です。ダメな議論や主張を見つけるチェックポイントがまとめられています。特に第3章までがおすすめです。 #book

2010-09-29 05:27:39
冒険企画局 @Bouken_jp

@765a あやしげな統計や調査を見分ける方法については、新書だと、ダレル・ハフ先生『統計でウソをつく法』や、谷岡一郎先生『「社会調査」のウソ』などが面白いですね。ゲームに親しんでいれば、そういう力が身につく……といいなあ。

2010-10-27 09:11:27
冒険企画局 @Bouken_jp

ゲームの研究所である冒険企画局は、「遊び」そのものにも関心を持っています。この点で外せない文献のひとつが、ヨハン・ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』です。そもそも人間の行為で、遊びとそうでないものの違いはあるのか? という点も追求しています。おすすめです。 #book

2010-10-02 18:09:51
冒険企画局 @Bouken_jp

ゲームの研究所でもある冒険企画局は、遊び全般にも関心をもっています。遠藤ケイ先生の『こども遊び大全』は、昭和30年代の子供の遊びをどっさり集めてあり、めくるたびに時間が吸われます。 #book

2010-10-14 02:52:57
冒険企画局 @Bouken_jp

冒険企画局は、ゲームの研究所でもあります。『遊びの人類学』(亀井伸孝先生編)という本は、人間以外の遊びにもふれていて興味深く読みました。23ページの哺乳類の遊びについての表をしげしげ。アリクイの社会的遊びかあ(ぽやぽやーん)。 #book

2010-10-24 04:05:23
冒険企画局 @Bouken_jp

松田道弘先生編の『世界のゲーム事典』をめくっています。もう何度目かなあ。ゲームを作ろうと思う、全ての人にすすめたい1冊です。 #book #game

2010-11-30 23:45:56
冒険企画局 @Bouken_jp

@765a 失敗も含めてTRPGの楽しさを伝えるという点で、黒田幸弘先生の『D&Dがよくわかる本』は素晴らしいですね。読むたびにビギナーの気持ちになります。 #TRPG #book

2010-10-07 11:06:52
冒険企画局 @Bouken_jp

増川宏一先生の『盤上遊戯』をめくっています。古今東西のボードゲームの歴史について書かれた本で、図版や参考文献も多く素晴らしい内容です。ゲームにはプレイヤーの社会環境が投影されるという指摘も重要です。 #book #boardgame

2010-12-14 02:06:12
冒険企画局 @Bouken_jp

@gonlinegack そうでしたか、ありがとうございます。さきほど紹介した増川先生の『盤上遊戯』によれば、近世日本の商家には、ボードゲームを禁じる家訓が多かったそうです。そういう面からも社会とゲームの関係がわかって興味深いですね。 #book #boardgamejp

2010-11-25 07:48:45
冒険企画局 @Bouken_jp

ダイスについてのツイートを見て、『リグ・ヴェーダ』が想い浮かびました。紀元前13世紀を中心に編まれたこの聖典には、ヴィビーダカの実をまいて行なう賭博で不幸を招いた男の「賭博者の歌」という讃歌もあります。このルールの詳細は失われたようで、残念。 #book

2010-10-07 02:15:47
冒険企画局 @Bouken_jp

最近、ダイスの話題が出ていたので、増川宏一先生の『さいころ』をすすめます。ダイスについての重要な本のひとつです。『マハーバーラタ』の賭博などの興味深い逸話はもちろん、さまざまな素材や形のさいころを見るだけでも楽しく、ふりたくなります。 #book

2010-10-09 01:39:21
冒険企画局 @Bouken_jp

増川宏一先生の著書『さいころ』は、最初の写真が「さいころ賭博に負けて相手の脛に噛みついている像」です。1世紀頃の作品とのことで、さいころに対する人類の情熱を感じます。素晴らしい構成ですね。 #book

2010-10-18 01:13:02
冒険企画局 @Bouken_jp

アジアの古典が集められた平凡社の東洋文庫には、ゲームの本もあります。門脇芳雄先生編の『詰むや詰まざるや』は、江戸時代の詰将棋作品集です。伊藤宗看看寿兄弟が、享保と宝暦時代に献上した傑作『将棋無双』と『将棋図巧』を解説入りで堪能できます。すごい。 #book

2010-11-19 03:23:45
冒険企画局 @Bouken_jp

若島正先生の『盤上のパラダイス』は、何度めくってもよいなあ。『詰将棋パラダイス』という雑誌をめぐる人々についての本です。ゲームを趣味とする人にとって、共感できる部分がたくさんあると思います。 #book

2010-11-28 14:20:57
冒険企画局 @Bouken_jp

何度かこっそりチェスについての本を紹介していますけれど、入門書では、『ジャック・ピノーのダイナミックチェス入門』がおすすめです。分かりやすいのはもちろん、ホームズとワトソンが出てくる一手詰の解説があったりと、著者の遊びも詰め込まれている楽しい構成です。 #book

2010-10-03 15:38:46
冒険企画局 @Bouken_jp

マリア・ロサ・メノカル先生の『寛容の文化』に、アラビア語からスペイン語に翻訳された『チェス, サイコロ, 遊戯盤の書』(1283年)が挿絵つきで紹介されています。当時のトレードは、アラブやヘブライの文献を吸収する翻訳センターだったとのこと。興味深い。 #book #game

2010-12-09 03:43:06
冒険企画局 @Bouken_jp

夏堀謹二郎先生の『日本の綾取』をめくっています。あやとりの系統図や資料も面白いのですけれど、いちばん目を引くのは絵解き。あまり縁がない遊びのルールブックとして、めくっているだけで楽しくなります。 #book

2010-12-02 03:24:21
冒険企画局 @Bouken_jp

ちょっと (- - U) きゅうけい (_ _ U)

2010-11-13 04:41:43
冒険企画局 @Bouken_jp

@ivnin @magonia00 @kirinozoki 贈与、沈黙交易、等価交換、貨幣などのテーマは、カール・ポランニーの研究が面白いですね。遺著『人間の経済』は、ゲーマーの視点からもたいへん興味深い内容です。 http://bit.ly/FE8RO #book

2010-11-10 22:18:33
冒険企画局 @Bouken_jp

@ivnin 沈黙交易について、Wikipediaの記述はよくまとまっていると思います。グリアスン先生の『沈黙交易』は、たしかに興味深い内容でした。 http://bit.ly/a4l9Rh #book #Wikipedia

2010-11-10 22:08:48
冒険企画局 @Bouken_jp

@tricken 読書猿さん( @kurubushi_rm )は、いいですよねー。 #book

2010-11-01 08:46:28