近畿視情協主催「どうなる! 電子書籍のアクセシビリティ ~ だれにも使える「本」の実現をめざして」#近畿視情協201519
電子書籍のメリット。出版と同時読める。試し読みができる。安く買える(高い録音図書や点字図書との比較)。点字図書と比べて場所をとらない。恥ずかしい本も買える #近畿視情協201519
2015-02-19 16:09:42課題。視覚障害者が利用できる電子書籍専用端末は国内では存在しない。視覚障害者が利用できるソフトウェアが少ない。利用可能なコンテンツが少ない(VoiceOverに対応していませんとよく言われる)、DRM(視覚障害者が利用可能な環境での閲覧を阻害) #近畿視情協201519
2015-02-19 16:12:18障害者への情報提供はボランティア団体や図書館が行うのではなく、出版者自身が行うべきのが責任。 #近畿視情協201519
2015-02-19 16:18:32開発段階から障害当事者が関わるべき。これが強く言いたい。開発者がよかれを思って想像しても使えないことが多い。開発段階から障害当事者の意見を聞いてしっかりきくこと。これが一番重要。 #近畿視情協201519
2015-02-19 16:21:14公共図書館はだれでも、障害者をふくめて誰でも使えないといけない。障害者が利用できないシステムは入札参加から除外するべき。 #近畿視情協201519
2015-02-19 16:22:00質疑応答
質疑応答:公立図書館に勤める視覚障害職員から。いまの図書館システムが音声読み上げなどに対応しておらず、視覚障害のある職員が使えるように作られていない現状がある。「道具を与えられないで、働け」という状況。電子書籍のシステムについても同様な課題を感じる。#近畿視情協201519
2015-02-19 16:32:52質疑応答:植村八潮さん:従来図書館の分野では「障害者サービス」という枠組みで取り組まれてきたと思うが、これから「アクセシビリティ」というテーマで取り組んでいくと、すべての人にかかわるテーマにでき、予算をはじめ、サービスにも広がりをもっていけるのではないか。#近畿視情協201519
2015-02-19 16:35:46質疑応答:大学関係者。閲覧ソフトによって機能がかなり異なっているようだが、政府による規制など、統一基準のようなものは作れるのでしょうか。#近畿視情協201519
2015-02-19 16:37:35質疑応答:岡山将也さん。私はDRMの専門家なのですが、DRMをきつくすればするほど、利便性は下がるのは自明。DRMがかけられていたとしても、声が選べるなど、カスタマイズができる機能がそこにセッティングされていれば、解決できる可能性も持っていると思う。#近畿視情協201519
2015-02-19 16:42:03質疑応答:杉田さん。コンテンツ問題よりも視覚障害者が選択できるアプリが少ない。例えば、キンドルアプリはiPadで音声読み上げできるが、hontoや紀伊國屋のブラウザが読み上げできないのは問題だと思う。国内メーカーもまずはそこから解決してほしい。#近畿視情協201519
2015-02-19 16:50:08質疑応答:植村八潮さん。アクセシビリティを解決するのがITだとして、ITの技術変化が激しいので、図書館も出版界もなかなかそれに追いついていけてないのが現状だと思う。でも一度認めてしまえば(前進してしまえば)、後ろに戻ることはないので、それを信じていきたい。#近畿視情協201519
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