- kinoboriyagi
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@69de74haji ヒトに飼われてヒトにだけ都合良くなった形質ではよのなか(自然界)いきていけないというのは植物に限らずわりとあるんですね……(蚕は昆虫ですが完全に家畜化されていて飛ぶことができず、白くて目立ってどんくさいのであっという間に捕食者に見つかって食われて終わる)
2015-02-23 16:28:34@sakino_haka 植物然り、蚕然り個体としてはそこに居る限り定期的に栄養が与えられるしwin-winって思ってる^^とか、野生はとうの昔に捨て去って飼いならされきっていてくれると人間側としては有り難いですがそんな都合良くもいくまい...と思ったり。それでも結局頂くものは→
2015-02-23 16:46:12@sakino_haka 頂いているので、感謝しつつ『動植物の怨嗟や絶望』の可能性というか、さぞかし恨んでるんだろうなあという感覚も持っているべきなのかも。玉葱「死ね!」→人間「辛くてウマー^^」のくだりに吹き出しつつも人間含め動植物ってすごいな...と思いました!
2015-02-23 16:52:35ヒトはある生き物を飼いながら食べようと思い、育てて増やしながらヒトのもとから逃げていきにくいものを選んでいきました。逃げていくものはもうそこで育てるのも止めたのでお家断絶。やがてヒトのもとからほとんど逃げていかない、ヒトに扱いやすい生き物ができました
2015-02-21 21:54:50これがつまり今のイネやムギや大豆なんだ。もともとのご先祖様はもっと生き物としての植物らしく、種子散布のため種子が成熟したら地面に落ちたり莢からはじけ飛ぶようになっていたのです。それを人間が刈り取って食べやすいように、成熟しても落ちないものばかり選んでいっただけ
2015-02-21 21:55:44ヒトに都合いい生き物になったイネやムギや大豆ですが、数知れぬ数の同胞を生贄として、種の存続だけ保証される現状が彼らのしあわせとは私にはやっぱり思えないんだ……反旗翻してヒトに都合の悪い生き物になってみようとしたところですぐお家断絶だしね……
2015-02-21 22:04:09それはそうと:今現在でも一度茹でこぼさないと食べることができない(サポニンja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5…を含むため)大豆や小豆は結構骨のある輩かもしれない
2015-02-21 22:08:16そういえば昨日言った捕食者への怨念すごいブナの件ですが、今年あたり約10年ぶりくらいの豊作になるかもしれないとのこと。秋に山に行ったらブナのナッツがたべほうだいかもしれません。小さいですが苦味もなくおいしいのでぜひ。 google.co.jp/search?safe=of…
2015-02-22 14:20:51ブナが豊作だとクマも山で十分食が足りるから里に降りてきにくくなるとかで、クマの警戒情報にも役立てられそうという研究もあるらしいぞ。なお豊作の翌年は必ずまったくもって実がならない凶作なので警戒すべきも翌年だったりする
2015-02-22 14:21:52@mianaito デスネー、素数周期なのも理由があるかもしれないとかないかもしれないとか・・・ ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8…
2015-02-22 14:31:48@sakino_haka あまり短周期(1年おきとか)だと周期を読まれて対応される(2年単位で子育てするとか)リスクが高く、かといって長周期すぎるとその間の捕食や災害で全滅のリスクが高くなるので、自然にその辺りに落ち着くんでしょうね
2015-02-22 14:34:38捕食者のいない環境で育てば毎年実をつけるのだろうか。そうでないならブナは複数年サイクルで生きているだけなんじゃないかという気もする。
2015-02-22 18:32:37@wordcage 複数年周期である事自体はその通りです、どのブナも実をつけた翌年にはエネルギー不足で実をつけられません(豊作の翌年が凶作になるのもそのせいです)。捕食者のいない環境での実験は多分まだ(労力的なものがすごくて)されていなかったと思いますが、
2015-02-22 21:48:29@wordcage 数は少ないもののみんなに合わせず我が道を行き短周期(3年~)で実をつけるブナも中にはいて、そういうブナは虫からの葉の食害が特に激しい傾向があることがわかっているそうです。実をつけようと思えば短周期でもつけられるものの、
2015-02-22 21:49:14@wordcage そっちにエネルギーの比重を割くと防御物質の生成が疎かになってしまうようで、これらはトレードオフの関係であると考えられています。
2015-02-22 21:50:18@wordcage ちなみに周期は5~10年と書きましたが、地域によって周期が違うとかではなくその時によってばらつきがかなりあって、それが何年になるのかはブナ以外だれにもわからないのです…
2015-02-22 21:57:21@sakino_haka 何だかすみません、追加情報ありがとうございます。比較的身近な樹木なのに知りませんでした。きっちり何年と決まっているわけでないのに、周囲のブナが申し合せたようにほぼ同じ年に実をつけるのですか。何がきっかけになるかはまだ分かっていないのでしょうか。
2015-02-22 22:08:54@wordcage いえいえ、今もわかっていないことが多いのです。実をつけられるだけの養分備蓄が完了し、かつ前年の気象が適していた(実をつけるには前年秋までに翌年使う花のもとを冬芽の中に用意しておかなくてはいけない)とき、というのがトリガーの一つであることは確からしいのですが…
2015-02-22 22:23:19@wordcage enyatotto.com/donguri/saguru… ともかくこんな感じで、かなり広い範囲で同調します。
2015-02-22 22:30:34@sakino_haka え、山ごととか林ごとなんて範囲じゃなくて東北地方くらいの広い範囲なのですか。太平洋側と日本海側では降水量も違うでしょうし、そもそも南北に相当な広さがあるので平均気温にも差が出るでしょうに、不思議です。
2015-02-22 22:39:02