中野善夫訳『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』のできるまで
ヴァーノン・リー資料本を片づけているときに見つけた本:栃折久美子『ワープロで私家版づくり』(創和出版/1996)は2001年の2刷を持っている。この頃はワープロ専用機が広く使われていたのだった。 pic.twitter.com/QGSD1TDI0h
2015-03-08 12:23:36栃折久美子『ワープロで私家版づくり』で、将来はパソコンと専用機に分かしていくのではないかと記されているが、ワープロ専用機は絶滅してしまった。
2015-03-08 12:25:56手製本関係の本は、判型がばらばらなので一箇所にまとめづらく、家じゅうに散らばっていて、見つけるのは困難になっている。引っ越しでもしない限り、偶然の再会を待っていると一生見つけられないかも知れない。
2015-03-08 12:27:19どんな感じの本にしたいかと訊かれ、怪奇幻想小説蒐集家が闇の中で抱きしめるようなものではなく誰もが手に持って歩いたりできて、人にその姿を見せたくなるような明るい色合いの本だと答えて「???」と失笑されたのだがまさにこういうことだったのだ。
2015-03-08 13:14:44全体的に聖なるものにしてしまってよいのかしらとはお話しました。そして絵の中に闇がひそんでいるから大丈夫ですね!ということになった…という経過です。RT: @tolle_et_lege
2015-03-08 13:32:53@fantas_magorie 聖なる感じという表現が思いつきませんでした。ときに闇しかないような本になってしまっている国の翻訳もあって、あれは違うと思っていました。
2015-03-08 13:39:48@tolle_et_lege 闇しかないのはいけませんね。邪悪過ぎて読者まで届きにくいと思います。
2015-03-08 13:42:54@tolle_et_lege 私にとってペルセポネーは何より「花を摘む乙女」なので、そんな風合いの本に使っていただき、花やお茶やお菓子やあらゆる綺麗な物、美味しい物、可愛い物、良い匂いのする物といっしょに愛蔵していただいていることを知り、感無量です。
2015-03-08 13:51:37@tolle_et_lege いや元々わたしも莫迦なのですが、ある一点に触れると許容を越えて急に動き出すか、逃走するのでした(そして驚かれるという)。今回は逃走では無い方向を目指してみました。あまり気になさらないでくださいませ。というか、うつっていたのか!
2015-03-08 14:07:07@fantas_magorie 販促栞などの話ではなく、「柳川さんは絶対に冗談など云わない人です」と聞いていたのに、最近Twitterで冗談としか思えないような言葉をときどき目にして……
2015-03-08 14:16:00@tolle_et_lege あれ?そうでしたか。仕事は日々戦いなので判らないふりをしているだけです(誰かに怒られそうな話ですが)。ということで流れに合いそうだったら訳の判る感じでいきますのでお気になさらず…。
2015-03-08 14:22:26【ブログ更新】「教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集 刊行記念 第三回 林由紀子展」は3月15日(日)までです。 ブログに展示風景を掲載いたします。 blog.livedoor.jp/kosyodoris/arc… pic.twitter.com/VXAtdmPbIZ
2015-03-08 16:47:41以前、詩はどうしても判らないという話をTwitterでしていたときに、自分が判っていることが判っていないのではないか、「教皇ヒヤシンス」は小説の形をした詩なのではないかと云ってくれた人がいた。だが、その人に『教皇ヒュアキントス』を見せることはもうできないのだ。悲しいではないか。
2015-03-08 19:22:11「饅頭ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集」限定一部の豆本を、著者の中野善夫様から頂戴しました。レジ前にあるので、店員にお声掛けの上、是非ご覧ください。 pic.twitter.com/KZFQ9WOnna
2015-03-10 19:29:13詳細については後程、中野さんが書かれるはずです。世界に一部しか存在しない本です。 pic.twitter.com/aOOuy7TQaB
2015-03-10 19:33:20今日、約束の『饅頭ヒュアキントス』を古書ドリスに納めてきました。 pic.twitter.com/HuL1Jb3JWY
2015-03-10 21:41:18ドイツ語部分が「饅頭」になっていないという指摘がありましたが、ドイツ語で何というか判らなかったことと、面倒臭いことなどの理由で、変えていません。 pic.twitter.com/Nsm8edI3aR
2015-03-10 21:45:20饅頭ヒュアキントスの表紙の絵は、これかな。「永遠の愛」に、ブロンツィーノの名前が出ていた。 「永遠の愛、残酷な愛」 絵:ブロンツィーノ「ルクレツィア・パンチャティキの肖像」 pic.twitter.com/n2DFMi7eKL
2015-03-10 22:55:21豆本:最後にカバーを印刷。トンボがついているので切るときに間違えない。 pic.twitter.com/O37W4ftXgQ
2015-03-11 07:44:00余白を切り落として本にかける。背の位置を合わせるのが意外に難しい。が、それも最初の一冊だけだろう。 pic.twitter.com/xdpSXusURR
2015-03-11 07:45:21昨日のとは違って、こちらは公式な販促品なので、本物と同じ表紙で出版者名も入っている。奥付にも。 pic.twitter.com/NFpsZMv9Nn
2015-03-11 07:46:21