人類史から宇宙開発史、ベストセラー史、偽史、性病や流行の日本刀の歴史まで「歴史のスゴ本オフ」まとめ
(承前)単純に遊ぶだけで無く、「面倒を見る」と家を買って住まわせるが、本家に挨拶に行かせないといけないとか、子どもが生まれたらお金を渡して里子にいかせなければならないとか、なんじゃこりゃの世界。(了) #スゴ本オフ
2015-03-07 19:00:28「この作品の主人公は『歴史』である」と思っ切り書いてある『蒲生邸事件』(宮部みゆき)。2・26事件を取り扱っていて、この事件から日本は軍国主義に入っていくのだけれど、その時代の人々が無知だからそんな流れになったのでは無い、という事がテーマの温かい作品。 #スゴ本オフ
2015-03-07 19:01:48「人が歴史を作る。人を作る(産む)のは女性の子宮」の『後宮小説』(酒見賢一)。中世中国のような文化を持つ仮想の国を舞台に、賢い女の子が戦って歴史を産んでいく。子宮という言葉が出てくるのにエロさの欠片も無いのが面白い #スゴ本オフ
2015-03-07 19:03:49ちゃみぞうさん。これが歴史の本だ!と思ったのが『蒲生邸事件』宮部みゆき。ニ・ニ六事件がテーマ。それを庶民の視点から紹介している。(続く) #スゴ本オフ
2015-03-07 19:06:58(承前)現代の人は昔の人がバカだったから戦争したとかジャッジしがちだけど、そうではなく、当時の人々も一生懸命生きていたんだという優しい目線がいい。日本SF大賞をとっている。『後宮小説』酒見賢一。(続く) #スゴ本オフ
2015-03-07 19:07:00(承前)数年前からTwitterで読書の話をしている北丸ちゃんオススメの歴史本。人が歴史を作る。人を作る(産む)のは女性の子宮」がテーマの「子宮」小説。最初から最後まで嘘つきな司馬遼太郎みたいな嘘の歴史の小説。(続く) #スゴ本オフ
2015-03-07 19:07:01隆慶一郎『影武者徳川家康』、もし関ヶ原の合戦で徳川家康が戦死していたとしたら…という大胆な仮説に基づいて、歴史の「なぜ?」の独自の答えを当てはめていく壮大な虚構小説。登場人物がみんな侠気溢れてカッコイイ歴史エンタメ #スゴ本オフ
2015-03-07 19:08:51ジョーゼフ・キャンベル『神話の力』、古今東西の神話を紐解きながら人間の精神と宗教の本質に迫る哲学的な対話。なぜ僕らは結婚するのか?社会の制度だったものが、個人と個人の話になるのか、いろんな人生の疑問が解けた気になれる #スゴ本オフ
2015-03-07 19:09:47マイケル・ベイシェント『テンプル騎士団とフリーメーソン』、欧州文化が生んだ厨二系二大キーワードである「テンプル騎士団」の弾圧と崩壊からフリーメーソンの成立、そしてアメリカ合衆国建国の秘密を解き明かした、怪しそうだけど実はまっとうな歴史 #スゴ本オフ
2015-03-07 19:10:06↑この日は、僕(@zubapita)は『影武者徳川家康』『神話の力』『テンプル騎士団とフリーメーソン』の3冊を紹介しました。