同性婚・パートナーシップ協定は社会のためにならない。

渋谷区条例で昨今話題をさらっている、いわゆる同性婚。いわゆるLGBTや人権主義者の支持を得て徐々に社会は容認の方向に傾きつつあるが、ちょっと待った!! ―同性婚の容認は、社会のためにならない。独自の観点から、これを説明したい。
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鮭野郎 @salmon_econ

説明し尽くせないのはツイッターの宿命

2015-03-09 20:52:30

以下の記事で同性婚に反対する従来の理由のほとんどについては反論されておりますが、このまとめではその批判をかわし得る「新しい」観点の同性婚反対論を展開いたします。

まとめ 同性婚が可能になったら…??? ともみ(@6D77)さんの同性婚に関する一連のツイートをまとめました。 25298 pv 187 8 users 59

本編

鮭野郎 @salmon_econ

そもそも結婚とはなんだろう。僕が思うに、子供を産み、育てるという目的のために、男女が一つになるということだと思う。

2015-03-09 19:19:21
鮭野郎 @salmon_econ

伝統的な家族観とは、男女が合一して責任を果たそうという考え方を言う。そして、その目的こそは子孫、ひいては家の繁栄がある。夫婦個人のエゴが満たされるというのは幸運な副産物にすぎない。

2015-03-09 19:23:33
鮭野郎 @salmon_econ

LGBT婚というのは、言うまでもなく血縁のある子を、腹を痛めて産む可能性はない。それなら、そもそもひとつになる必要がないだろう、というのが一つ。

2015-03-09 19:20:37
鮭野郎 @salmon_econ

ではなぜ渋谷区のような条例を望むのか? ―それは、現代的な結婚によって満たされるエゴの部分だけが目的ではないだろうか?

2015-03-09 19:21:57
鮭野郎 @salmon_econ

その目的が存在しえないのに婚姻をするということは、どうもエゴの充足がそのものが目的と考えられる。 それは、夫婦別姓にも見られる、個人のエゴのために結婚し、不都合ならすぐさま離婚する誤った個人主義観と軌を一にする。 ゆえに、私はこれに反対したい。

2015-03-09 19:25:49

―つまり、一体となって子供を育て、子供や地域という他者、共同体のために奉仕する「可能性のある」夫婦のみを結婚という形で承認することは、社会に対して自分本位のエゴではなく、共同体のための奉仕を推奨するというメッセージを発することになる。
しかし、他者のための奉仕や環境的必然的ではなく、自分本位のエゴのみをその根拠とする同性婚の主張を承認することは、個人主義エゴイズムに公認を与える役割を果たしかねない。

容認派登場

言うまでもないが、本論は「同性婚を容認することで少子化が進む」論ではない。このへんは単なる誤読。

いい質問である。以下、なぜ同性婚や現代的なインスタント結婚が社会に害をもたらすのか説明しよう。

鮭野郎 @salmon_econ

@inashichi1047 現代的結婚の背後にある個人主義的エゴイズムこそが害を及ぼす。 エゴイズムの前には、環境保護の呼びかけなどなんの意味も持たない。なぜなら、自分が死 んだ後の世界など自分には関係がないからである。 資源は使いつくされオゾン層は破壊され、地球は破滅だ。

2015-03-09 19:43:09
鮭野郎 @salmon_econ

@inashichi1047 しかし、共同体主義、つまり子孫や同胞のことを思うなら、誰に言われなくても環境破壊なんかできないだろ? つまりそういうことさ。

2015-03-09 19:43:49
鮭野郎 @salmon_econ

@inashichi1047 同性婚の承認は、前者のいわばエゴ結婚を社会的に是認し、推奨する役割を果たしてしまう。結婚の必要がそもそも存在しないことを鑑みても、認めるべきではない。

2015-03-09 19:39:57
鮭野郎 @salmon_econ

@inashichi1047 そんな大それたものじゃないが。単に、利益や快楽の最大化を目的とした結婚(現代的な結婚、同性婚、LGBT婚)よりも、他者のための結婚(=子供の養育、つまり両親の期待への回答、地域への奉仕)の方が世のため人のためだと言っている。

2015-03-09 19:39:07

子孫や地域社会、両親のために尽くすことで満足する伝統的な価値観ではなく、自己の満足を追求する個人主義的エゴイズムが進展すれば、いまよりも多くの利益対立が社会のあらゆる場所で発生することは避けられない。なぜなら、共同体にとっての利益を人々が追求する時、その利害は一致する余地が大きいが、個人主義的な利害は多くの場合一致しないからである。
第二に、未来に遺された子孫のために尽くさないため、既存の環境を喰い潰し、消費することに歯止めがかからない。原発、石油、森林・・・子孫のことを思うからこそ、環境を保護しようと務めるのだ。

鮭野郎 @salmon_econ

共同体のために尽くすことも個人の主要な幸福でありうる。幸福の度合いとしては個人的エゴの充足と大差ないが、個人的エゴの追求は社会に争いをもたらし、資源を払底させるのに対して、共同体のために生きる人々は社会を持続させる。

2015-03-09 19:30:20

質疑の応酬が続く。これは、読者諸君にご判断いただきたい。