ICRPのがん死リスクが0.5%上がる100mSvという被曝量の基準は実効線量。等価線量で当てはめてはいけない。
これだと、全身に均等に影響する放射性物質を実効線量(全身に対するもの)100ミリとなるように摂ったときには、身体のどの部分でも、甲状腺でも100ミリの等価線量ということになるのだけど、いいのかな…
2015-03-22 10:43:40甲状腺にだけ影響する放射性物質を甲状腺等価線量100ミリとなるように摂ったときには、甲状腺以外の身体のどの部分でも等価線量は0。実効線量は甲状腺等価線量100に0.04を掛けた値で4ミリとなるのだね。
2015-03-22 10:51:19そのような計算だと、甲状腺にだけ影響する放射性物質を実効線量(全身に対するもの)100ミリとなるように摂ったときには、甲状腺以外の身体のどの部分でも等価線量は0。甲状腺は甲状腺等価線量に0.04を掛けた値が100となって、甲状腺等価線量は2500ミリとなってしまうけど…
2015-03-22 10:47:49◯田崎先生やICRP103での記述から
・実効線量係数(ヨウ素(I)131)
基礎知識田崎先生( gakushuin.ac.jp/~881791/radboo… )、経口摂取実効線量係数I131 半減期8.02日、生後3月1.8×10(−7)、1歳1.8×10(−7)、5歳1.0×10(−7)、10歳5.2×10(−8)、15歳3.4×10(−8)、成人2.2×10(−8)
2015-03-24 00:53:11基礎知識田崎先生( gakushuin.ac.jp/~881791/radboo… )、吸引摂取実効線量係数I131 半減期8.02日、生後3月7.2×10(−8)、1歳7.2×10(−8)、5歳3.7×10(−8)、10歳1.9×10(−8)、15歳1.1×10(−8)、成人7.4×10(−9)
2015-03-24 00:54:19・実効線量係数(セシウム(Cs)173)
基礎知識田崎先生(gakushuin.ac.jp/~881791/radboo…)、経口摂取実効線量係数Ce137 半減期30.2年、生後3月2.1×10(−8)、1歳1.2×10(−8)、5歳9.6×10(−9)、10歳1.0×10(−8)、15歳1.3×10(−8)、成人1.3×10(−8)
2015-03-22 08:28:12基礎知識田崎先生(gakushuin.ac.jp/~881791/radboo…)、吸引摂取実効線量係数Cs137 半減期30.2年、生後3月8.8×10(−9)、1歳5.4×10(−9)、5歳3.6×10(−9)、10歳3.7×10(−9)、15歳4.4×10(−9)、成人4.6×10(−9)
2015-03-24 01:31:53・組織加重係数
ICRP103 '07勧告 諸量 126~8."組織加重係数|骨髄、結腸、肺、胃、乳房、残りの組織(男女それぞれ13種あわせ) 0.12 (6カ所あわせて0.72) // 生殖腺 0.08 // 膀胱、食堂、肝臓、甲状腺 0.04(4カ所あわせて0.16) // (続く)。"
2015-03-22 08:35:35ICRP103 '07勧告 諸量 126~8."組織加重係数|骨表面、脳、唾液腺、皮膚 0.01(4カ所あわせて0.04) // (ぜんぶで15個。すべて足すと1)"
2015-03-22 08:36:22ICRP103 '07勧告 諸量 128."組織加重定数|残りの組織(副腎、胸郭外領域、胆嚢、心臓、腎臓、リンパ節、筋肉、口腔粘膜、膵臓、小腸、脾臓、胸腺、前立腺(男)、子宮/頸部(女)。 男女それぞれ13カ所。"
2015-03-22 08:37:02ICRP103 '07勧告 諸量 128."組織加重定数|'残りの組織'に対する0.12の組織加重定数は、男女それぞれに、13種類の臓器・組織の算術平均線量に掛けられて、実効線量を求めるための1要素となる。"
2015-03-22 08:38:42・実効線量の計算
ICRP103 '07勧告 諸量 125."実効線量と組織加重係数|pub60 '90勧告で、実効線量Eは、ある臓器tの等価線量Htにその臓器tの組織加重定数Wtを掛けた値を全臓器にわたって足しあわせた物。→ E=Σ(t)Wt*Ht 。"
2015-03-22 08:41:14ICRP103 '07勧告 諸量 125."実効線量と組織加重係数|実効線量Eは、臓器tの等価線量Htに臓器tの組織加重定数Wtを掛けた値を全臓器にわたって足した物。→ E=Σ(t)Wt*Ht 。これは=Σ(t)Wt*Σ(r)Wr*Dtr。Σ(t)Wt=1。" とにかく、こうと。
2015-03-22 08:43:39・確定的影響、確率的影響
ICRP103 '07勧告 生物学的側面 57.”この章に要約されていること:一回線量か、または年間に蓄積された、約100mSvまでの実効線量による影響に重点をおいて、ICRPがこれまでに展開してきた見解。”
2015-03-22 10:54:58