【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】(改)
- karitoshi2011
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①【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】『科学』4月号iwanami.co.jp/kagaku/yokoku.… 掲載論文「2015年2月12日第18回福島県「県民健康調査」検討委員会発表の甲状腺がんデータの分析結果」。多発を想定せざるをえないとしたら何をすべき?
2015-03-29 08:44:24②【津田敏秀氏による…甲状腺がん2/12データ評価】『科学』4月号。甲状腺がんは多発か?津金昌一郎氏は「スクリーニング効果をはるかに越えている」「被曝が原因の人が1人もいないとは断言できないが、大半が被曝のためとは考えにくい」と。 togetter.com/li/751408
2015-03-29 08:45:19③【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】『科学』4月号「考えにくい」というのは多発である可能性も排除できないということだろう。津田氏の論考は多発の可能性を想定したら何をすべきか、アウトブレイク疫学に基づく論を展開。iwanami.co.jp/kagaku/yokoku.…
2015-03-29 08:46:39福島県の小児甲状腺癌多数発見に関する津金昌一郎氏の見解
④【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】以下、どういう対策をとるべきかについての津田教授の叙述を書き抜く。「検診は繰り返せば繰り返すほど受診割合が下がり、症例把握ができなくなるので、他の症例把握方法を早急に検討すべき時期である。具体的には、広島・長崎の」
2015-03-29 08:47:10⑤【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「被ばく者において行われている「被爆者手帳」(名前に抵抗があるのならば、「県民手帳」や「絆手帳」など名前を変えればよい)に相当する制度を始め、これに加えて全国のがん登録制度の充実とその中の福島県民を抽出する。」
2015-03-29 08:47:41⑥【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「これらのシステムを早急に構築するべきである」。以上は受診者の減少への対処法。以下は本格検査での、統計的に有意な多発の結果を受けて必要な対策。2巡目なのでスクリーニング効果ではまったく説明できない。だとすれば…
2015-03-29 08:48:25⑦【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「福島県は、もうこれ以上、根拠もなく無意味な時間の浪費を続けるのではなく、県民の信頼回復を図るために、科学的に妥当な分析を行い、その知見と現実とに対応し対策に結びつく発表を適宜行う姿勢へと修正を始めるべきである」
2015-03-29 08:48:53⑧【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「現在の無為無策の状態から早く抜けだし、症例把握を拡大し、2011年に19歳以上であった県民の甲状腺がん症例把握や甲状腺がん以外のがんや、非がん疾患の症例把握に力を入れるべきである。同時に、特に南の方に隣接する各県も」
2015-03-29 08:58:01⑨【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「また、これらの疾患の症例把握を始めるべきである」。最後に、WHOの予測にふれ、さらに対策を充実すべきと唱えられている。「現在の甲状腺がんの発見状況は、WHOによる15年リスクの予測(2013)を、すでに4年目にして」
2015-03-29 08:58:19⑩【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「上回っていると思われ、WHOなどの推定被ばく線量(2012)を見直す必要もある」「WHOの線量評価は、「実態とかけ離れて高い」と、日本政府のロビー活動により引き下げられて発表された経緯も明らかになっており(朝日新聞)
2015-03-29 08:58:46⑪【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「この経緯はもっと詳細に明らかにされるべきであろう。この経緯の反映は、白血病などの他の放射線関連疾患の予測に非常に重要である。現在までの甲状腺がんの発生はヨウ素131曝露の影響が主であるように思われる一方」
2015-03-29 08:59:00⑫【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】「最小潜伏期間を3年近く過ぎた白血病に関しては人口動態統計上では上昇傾向が見られつつある。引き続き、福島県内の空間線量率の高い地域においては、妊婦や若年者を優先させた、避難を含む一層の放射線防護対策が望まれる」
2015-03-29 08:59:18⑬【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】甲状腺がん検査の責任者である福島県立医大の鈴木眞一氏は過剰診断を否定している。津金昌一郎氏によれば、過剰診断でなければ多発ということになる。鈴木氏は過剰診断を否定し、津金氏がスクリーニング効果説を否定する。
2015-03-29 08:59:29⑭【津田敏秀氏による県民健康調査甲状腺がん2/12データ評価】鈴木氏は過剰診断を否定。togetter.com/li/678936 過剰診断説か、スクリーニング説か?どちらも確かな論拠があるわけではない。ならば多発の可能性を考慮に入れ、津田氏が提案するような対策を講じるべきでは?
2015-03-29 09:01:11【甲状腺検査評価部会6/10】