週刊大衆が中吊り広告をやめました

週刊大衆 @Weekly_Taishu

【週刊大衆からのご報告①】（※⑫まであります。すみません） おはようございます、週刊大衆です。 突然ですが、 「あれ？　今週から電車の中に何かが足りない」 とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。 実は、 4月から『週刊大衆』は車内中吊り広告をやめました。

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【週刊大衆からのご報告②】 「JRが将来的に中吊りを止める」 とニュースにもなりましたが、 週刊大衆も電車の中にある中吊り広告をやめることになりました。 毎週、楽しみにしていただいていた方々には、 本当に申し訳ないと思います。

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【週刊大衆からのご報告③】 中吊り広告は、ある意味、言葉狩りとの闘いでした。 「SEX」「女性器」「ヘアヌード」はダメ……。 出すなら、S○Xにしろ、文言の大きさも、小さくしろ、目立たなくしろ…… 「おっぱい」が「ぱいぱい」になる、意味不明の変更もありました。

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【週刊大衆からのご報告④】 世間の皆様からしてみれば、 バカバカしいとは思いますが、 毎週毎週、真剣勝負をしていました。 中吊り広告をやめたことで、 清々するのか、このやりとりがなくなるのが寂しくなるのか、 正直、それはわかりません。

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【週刊大衆からのご報告⑤】 「こんな下世話な言葉が並ぶ広告が 公共の乗り物にあるのは、不快である」 という意見もたくさん頂戴しております。 至極まっとうな意見だと思います。

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【週刊大衆からのご報告⑥】 それと同時に、 「満員電車の中での一服の清涼剤だった」 というありがたい感想も頂戴しております。 本当にありがとうございます。

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【週刊大衆からのご報告⑦】 「30年後には雑誌や書籍がなくなる」と 5年前にソフトバンクの孫正義社長は明言されました。 だからあと25年後ということになりますね。 私たちは出版社で働く身である以上、 それにはなるべく抗いたいな、と思います。

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【週刊大衆からのご報告⑧】 ただし、もはや出版不況を否定する気はありません。 こうして中吊り広告をやめることで、 雑誌不況の現状が一層喧伝されることでしょう。 確かに厳しい状況であることは確かですし、認めざるをえません。 紙以外の可能性も模索しなければならないでしょう。

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【週刊大衆からのご報告⑨】 将来的には、先日発表された『週刊アスキー』のように、 『週刊大衆』も紙媒体でなくなる日がくるのかもしれません。 それでも、私たちは姿かたちを変えてでも、 読者の皆さまがいる限り 『週刊大衆』を作り続けたいと思います。

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【週刊大衆からのご報告⑩】 どんな形になろうとも、 私たちは、 面白いと思える週刊誌を、 ひたすらに作り続けたいと思います。

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【週刊大衆からのご報告⑪】 こうしてツイッターで情報を発信することも、 中吊り広告に代わる事の第一歩なのかもしれません。 これからも編集部一同、一生懸命頑張っていきます。

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【週刊大衆からのご報告⑫】 書店やコンビニや売店で、 目を留めていただけましたならば、 この世の中に『週刊大衆』という面白おかしい雑誌があるんだな、 と思っていただければ幸いです。 週刊大衆編集部