『アニメ作家としての手塚治虫 その軌跡と本質』(津堅信之)を批判する --- その4
その3はこちら。
http://togetter.com/li/807080
以下も合わせて読んでいただくとうれしいです。
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- ElementaryGard
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It happens sometimes
@ElementaryGard
>いくつかある小さな引き出しの中で昔使ったものを開けてみて、ああこういうものもありましたよ、と出してきて作品に仕立てたという印象しかなかったんです。
2015-04-12 00:12:42
It happens sometimes
@ElementaryGard
>それより以前に、「ある街角の物語」(62.11)という、虫プロが最初に総力を挙げてつくったというアニメーションで、バレリーナとヴァイオリニストか何かの男女二人のポスターが、空襲の中で軍靴に踏みにじられ散りぢりになりながら蛾のように火の中でくるくると舞っていくという映像があって、
2015-04-12 00:13:07
It happens sometimes
@ElementaryGard
>意識的に終末の美を描いて、それで感動させようという手塚治虫の”神の手”を感じました。-それは、「しずく」や「人魚」へと一連につながるものです。 昭和二十年代の作品では作家のイマジネーションだったものが、いつの間にか手管になってしまった。
2015-04-12 00:13:40
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@ElementaryGard
>「展覧会の絵」(66.11)も、何だこの映画と思ってみていた。「クレオパトラ」(70.9)も、ラストで「ローマよ帰れ」と言うあたりに、嫌味を感じました。
2015-04-12 00:14:07
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@ElementaryGard
>それまでさんざん濡れ場ばかり一所懸命やっていて、何が最後に「ローマよ帰れ」だと思って、その辺に手塚さんの虚栄心の破綻を感じたんです。
2015-04-12 00:14:15
It happens sometimes
@ElementaryGard
>自分が義太夫を習っているからと、店子を集めてムリやり聴かせる長屋の大家の落語がありますけど、手塚さんのアニメーションはそれと同じものでした。
2015-04-12 00:14:36
It happens sometimes
@ElementaryGard
「そんなシーンないよ」とかツッコミを入れるのは簡単ですが、この評はそれでも的確なものだと思います。
2015-04-12 00:15:24