「モテる名前」から、言語クラスタからみた言語系新書の位置づけまで。
- kenbou0422
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@ab07_tact なるほど。まして新書は新聞広告なんかで目にもしますし、たまにランキングに入ったりもしますし、高校の先生なんかが今日も生徒に新書信仰を…おやだれかk
2010-12-19 22:12:51個人的にはs氏の新書には特に悪い印象はない。そもそもあれは学術書じゃなくて単なるエッセイでしょ? とは言っても最後に読んだのは5年以上前なのだが…
2010-12-19 22:14:36@Mitchara まあ、よほどあれな内容でもない限り(といってもさじ加減は難しいけど)、単なる読み物と割り切ったら良いんじゃないでしょうか?
2010-12-19 22:16:58@ab07_tact おっしゃるとおりだと思います。本当は「名著がたまたま新書だった、ラッキー」くらいのつきあい方が賢いですよねえ。学校とか新聞なんかで、「新書は読み物にすぎない」と釘をさす人があまりいないのが問題かしら…。
2010-12-19 22:19:46@Mitchara @ab07_tact 新書で平気で研究発表しちゃう先生もむかしはいましたよね というか,屋名池氏の『横書き誕生』はあれでもうまとまったことになってるらしい……
2010-12-19 22:21:31極端な話、knynを読んで日本語文法に興味を持った高校生が、大学に入ってまともな言語学・日本語学に出会って、「あ、俺が読んだもんって間違ってたんや…なんやあの本、嘘こきおって。もっかいちゃんと勉強してみよ」という流れになっても別に良いと思う。
2010-12-19 22:23:04@Mitchara 嘘を嘘と見抜けないと…ってやつですね。まあ、言語クラスタが言語学のベストな入門書を見つけるのに苦労してるくらいですから、新書にそんなものを求めてもですね…
2010-12-19 22:25:22@gotshu で、学問的に厳密な事は「読んでおもしろくない」認定されてしまうんですよねぇ。。(書き手の力量にも左右されるでしょうが)
2010-12-19 22:29:42@ab07_tact まぁ、厳密であるためには、一般では使わない語やら、一般的な語も特殊な意味で使ったりしますからね。結局「専門書」は予備知識がないと読めないわけで。
2010-12-19 22:31:40てか、新書に求められる内容というのが一昔前と異なる(軽い読み物にシフトした)のだとしたら、良質の教養というのは選書に求めればよいのだろうか。と思ったらknyn本とか「~は論理的である」「~の脳に~はいらない」みたいなものも混じってるしなぁ。
2010-12-19 22:33:48@Mitchara まあ、最近はあちこち新参の出版社が新書を出してますし、新書の「権威」も昔に比べると落ちているのかもしれませんね。結局、新書とか出版社とか著者とかいうブランドではなく、中身で判断できる眼力があれば良いのですが…。
2010-12-19 22:34:24あった――引用:「すぐ想像のつく通り,〈礼儀正しさ〉(politeness) を強調する雰囲気は〈恭順〉さへの性向を強化するし,それによって実質なき〈権威〉が〈権力〉の座に座り続けるという〈中空構造〉(河合・1982)も可能になるわけである」( 『日本語と日本語論』p.288)
2010-12-19 22:35:31ぶっちゃけ、(学問的に)有害図書と言われるものがあろうがなかろうが、非専門の方による思い込み・誤解みたいなものはあり続けるだろうし、専門の人が専門の枠内(ようするに学術論文・学会発表の類)で変なこと言わなきゃ、あとはなんでもいいと思う。はい、言い過ぎました。
2010-12-19 22:35:33@ab07_tact やたら週刊誌みたいにタイトルだけセンセーショナルな新刊を大量投入する出版社もありますしねえ。それで新書の信用が落ちて新書がお勉強だと思う人が減るならむしろいいことかもしれませんが。
2010-12-19 22:36:37