青いお皿の秘密 ~カメラマンぶたさんっ!による色と光のお話~

何気なく普段使っているおうちの台所にある食器。 ここぞというときによく出てくるものをよく見ると青い色が使われているものが多いなあ。 ぶたさんっ!@J_Tphotoによる解説です。
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Jun TAKAI @J_Tphoto

画面に大きく青い皿が写っている場合などに、上に載っている料理の色が綺麗に補正されていても周辺の青に意識が引っ張られて青っぽい写真な気がしてしまう場合です。 おそらく青すぎる皿が美味しそうに見えないのはそう言う理由が複合的にあるのだと思います。

2015-04-17 00:01:52
Jun TAKAI @J_Tphoto

では続いて青いお皿に載った美味しそうなお料理。 1枚目はぶたやまかあちゃんのお家のお皿みたいに青が強いわけではないけど青いお皿。 2枚目はお皿ではないけれど青いクロスを背景に敷いて撮影したパンケーキ pic.twitter.com/M1zZGN14wA

2015-04-17 00:05:07
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ほんとだこれは美味しそう。

Jun TAKAI @J_Tphoto

さっき@リプで貰ったんですが1枚目は差し色として青が生きているので魚の赤がより引き立って美味しそうに見えます。

2015-04-17 00:12:10
Jun TAKAI @J_Tphoto

2枚目は青に囲まれているのに、パンケーキが青くないので、青い空間に暖色のパンケーキが浮き立ってより美味しそうに見えています。補色関係にある色と言っても良いかな。 2枚に共通するのはいずれもお料理の本体が暖色系、赤、黄色の強い物であると言う事ですね。だから周辺の青や緑に負けない。

2015-04-17 00:13:16
Jun TAKAI @J_Tphoto

2枚目のパンケーキの写真は自然光で撮ったっぽいんですが、実はがっちりセットを組んで撮影しています。僕的にはもしパンケーキ側面に青がかぶったとしても、そこを基準に補正してやればパンケーキ天面はよりアンバーに転び、そこにハチミツも映えるだろうと言う算段で撮っています。

2015-04-17 00:18:14
Jun TAKAI @J_Tphoto

上がりはどんぴしゃ想像どおりでした。青のくすんだ感じもお気に入りです。 さて話がそれましたが、かあちゃんに役立つ知識に今回のお話を落とし込むならば、青い皿を使うときは負けないくらい暖色系の物を載せると美味しそうに見えるかもね!でも、青過ぎるお皿は難しいよね!!!でした!

2015-04-17 00:20:04
Jun TAKAI @J_Tphoto

そうか、と、言う事はブルーもあれだ、皆が思っているブルーと僕が使っているブルーは指す色が違います。

2015-04-17 00:28:59
Jun TAKAI @J_Tphoto

感覚的には5Y+1Mがアンバー、逆がLBBのブルー。LBBのブルーとYの補色のBは別の色ですwww。

2015-04-17 00:31:43

一方では同時にこんな話しも進行してました。
こういうのもツイッターの面白さですね。
橋本麻里さんによる青と白の焼き物に関するまとめです。

橋本麻里 @hashimoto_tokyo

取りあえず備忘録として。「青と白の世界史&科学史」togetter.com/li/809355

2015-04-17 04:59:07
まとめ 青と白の世界史&科学史 「洋の東西を問わず作られた青と白の焼き物はユーラシア大陸の東西が交易によって結ばれることで生まれ、モンゴル帝国が振興するグローバル経済の下、世界中でコピーを繰り返された」。『BRUTUS』骨董特集で紹介した青と白の陶磁器と、その「青」にまつわるあれこれ。 35368 pv 529 163 users 88