ニー仏さんの新著『仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か』への反応

ニー仏(魚川祐司)さんの新刊『仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か」(2015,新潮社)についてのtweetをまとめてみました。
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りな @ri7305

@neetbuddhist 彼にお話したら私より前にニー仏さんの存在を知っておりました( ˊᵕˋ ) 仏ゼロのことも知っていてゆるすって本も出すんだよと言ったら勉強のために読もうかなと言っていたのでプレゼントしようと思います!ニー仏さん本の出版おめでとうございます(`・ω・´)

2015-04-25 12:55:12
りつぽ @arikitaring

ニー仏さんってイケボ。っていうより心についてのエッセイスト、マドモアゼル愛先生に声そっくり!!!やさしく丁寧に話す男性の声。『仏教思想のゼロポイント』は、信心などはすぐ疑ってしまうけど仏教勉強したい私みたいな人間は買うべきっぽい。

2015-04-20 21:42:02
りつぽ @arikitaring

@neetbuddhist マドモアゼル愛先生はAMラジオの「テレフォン人生相談」に相談員として出演されている方です。お気を悪くされたらすみません…!(こう書くと愛先生にも失礼かもですが)。『だから仏教は面白い!』勉強になりました。『仏教思想のゼロポイント』楽しみにしています。

2015-04-20 22:42:21
ニー仏 @neetbuddhist

@arikitaring いえ、全く気を悪くはしていないので大丈夫です! こちらこそせっかくご感想をいただいたのに失礼いたしました。今後ともよろしくお願い申し上げます!(・`ω´・ )

2015-04-20 22:43:14
なつき @natsukissweet

私は本を読むとき、特にもう一度読み返したい部分がある時にはそのページ数を記憶しておくタイプの人間であるけれど、今回は多すぎて記憶できないほどだったので、読み返す時は頭から最後まで通すだろうな。『ゼロポイント』はそんな本だった。

2015-04-25 20:22:48
なつき @natsukissweet

美しい文章である。一貫して論文のように明晰かつ明快なロジックで語られるが、同時に物語を編むように美しい表現が随所に現れる。故に、頭の中でうすぼんやりと「イメージで描いていた仏教」を「まるで手で触れられるかのように」彫り出してくれている。これが「理解なのだな」と気づかされる。

2015-04-25 20:23:19
なつき @natsukissweet

先だって電子書籍で発売された『だから仏教は面白い!(前後編)』も十二分に驚きに満ちた仏教書であったけれど、本作品を読んだあとに気づく。あの本は大切なポイントをエッセンスとして抽出して書かれていたのだなと。『仏教思想のゼロポイント』はより深く、よりロジカルに掘り下げられている。

2015-04-25 20:28:19
なつき @natsukissweet

特に98頁に表される「現象の継起のプロセスが輪廻」であるという考えは、私の感覚的に心地よく符合する。 また同時に数多くの人々が誤解している箇所なのではないかと推察する。

2015-04-25 20:33:49
なつき @natsukissweet

また「ゼロポイント」という言葉、そこに含まれる意図と意味を知ったとき、その表現の的確さに「膝を打つとはこの事か」と思わされた。

2015-04-25 20:37:32
なつき @natsukissweet

もちろんこの場にその意味を記すような不粋な真似はしないけれども。

2015-04-25 20:37:51
なつき @natsukissweet

メタ発言についても、とても面白かった。こういったセンスはまさにニー仏さんらしさというか、「オトナの諸事情からおっぱいネタは繰り出せなくともニヤリとさせるような遊び心は忘れないぞ」といった意気込みの現れなのかな、と感じている。

2015-04-25 20:41:28
なつき @natsukissweet

内容についての話題ではないけれど、帯が折れるのがイヤだなと思い、ハードカバーの外装を外して読んでいたのだけれど、内装も素敵ですね。ゼロへと集約していくような、もしくはゼロから拡がりゆくような。

2015-04-25 20:45:14
沼田和也 @nobeoka_apostle

魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』新潮社、2015が届いたので読みはじめた。第二章の途中まで読んでいる。ふと、新約や旧約の聖書学の本を読んでいる気持ちになった。旧新約の聖書神学ではなくて。

2015-04-25 21:21:59
沼田和也 @nobeoka_apostle

慣れ親しんだ仏教のイメージは、当然のことながら現代の文脈において出会いなおされた仏教である。ブッダからそれほど遠くない時期に書かれた教典やそれに基づいた実践は、現代の日本人には異様にすら映るほどの挑戦を持っている。そのことが伝わってくる。

2015-04-25 21:24:07
沼田和也 @nobeoka_apostle

神学部で聖書学を学んだ時に驚いたのは、そこから理解される、それぞれのテクストが成立した時期の預言者像なりイエス像なりが、現代のわたしが「信仰においてよく生きる」というようなことでイメージすることとおよそかけ離れたものであるということであった。

2015-04-25 21:26:47
沼田和也 @nobeoka_apostle

そういう聖書の、現代との乖離を念頭におきつつ、しかも日曜日に礼拝で現代の信徒とその御言葉を分かちあうということの緊張感。魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』を読むお坊さんも、もしかしたら似たような緊張を味わうのかもしれないなあと。

2015-04-25 21:29:05
沼田和也 @nobeoka_apostle

『仏教思想のゼロポイント』、第三章まで読んだ。第二章の苦や縁起の話は身に染みた。先日、「つまらないこと」で怒りや憎悪の感情に囚われていたことを苦々しく思い出していた。まさにないものをねだること(渇愛)の状態にあった。「つまらないこと」を常にあり続けるかのように思いなしていた。

2015-04-26 01:06:05
沼田和也 @nobeoka_apostle

魚川祐司『仏教思想のゼロポイント』第四章を読む。輪廻についてとても明快に書かれていて膝を打つ。「前世から輪廻転生するんだとしたら、なんで人口が増えたのか(人格の質量保存則に反しないか)」というわたしの疑問は子どもじみた馬鹿らしいものだったと納得。

2015-04-26 09:27:42
Avijja @cittaka

「仏教思想のゼロポイント」 4章まで読了。3章に、著者が、国際的にも非常に有名な大規模森林僧院で七年以上滞在している日本人僧侶に会ったとき、その僧侶から開口一番「ここで瞑想しても人格はよくなりませんよ。」と言われた話がある。私もこれに似たような話を聞いたことがある。

2015-04-29 11:45:18
Avijja @cittaka

魚川祐司著「仏教思想のゼロポイント」読了。後半は、涅槃、智慧と慈悲の関係など仏教の核心部分の、明瞭で納得できる解説が続く。 あと、本論の余談としながらも、大乗仏教の誕生が、「本来性」と「現実性」という視点から語られているのが興味深かった。 それと、仏教はやはり実践も重要と再確認。

2015-05-02 17:32:02
上野 康弘 @hakai_namagusa

ニー仏さんの新著を読み進めている。極めて明解で語尾を濁さない。それだけでもすごい勇気だ。私ならごにょるだろう。まだ全てを読んでないがどうも第四章の輪廻の文脈で私は先に進めなくなる。

2015-04-25 23:00:54
上野 康弘 @hakai_namagusa

わしがアーラヤ識のことばかり追ってただろうか。少なくとも私には木村泰賢氏の「蚕の変化」が世親の「相続転変差別」とだぶって見えて仕方ない。そして名色のプロセスというジョーティカ師の話も北伝アビダルマで散見されるatmabhavaのプロセスのことかと思っちゃう。

2015-04-25 23:02:00
上野 康弘 @hakai_namagusa

ダルマキールティアンの輪廻の論証もそうだがこの話は後代までずっと尾を引く議論だからインドの仏教徒もあれやこれやと説明補足する必要を感じてたんだろう。わしは現時点で正解はないと思ってる。ただカマラシーラなどの見解には魅力を感じてる。

2015-04-25 23:04:09
上野 康弘 @hakai_namagusa

カマラシーラ云々は護山真也「全知者証明・輪廻の証明」『認識論と論理学 シリーズ大乗仏教9』(春秋社、2012)を参照してます。よく纏められていると思います。

2015-04-25 23:07:55
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