今度の講演Ⅱ

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It happens sometimes @ElementaryGard

ただスポンサーの不二家が二年目で降りると言いだした。「視聴率30%なのに?」「いや、うちのオバQお菓子が売れなくなってきた。代わりを用意してくれ」 それで藤子F先生は『オバQ』の連載を止めて、代わりに企画したのが『パーマン』。

2015-05-07 16:13:06
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子どものスーパーマンです。これもヒットしたのですがキャラクター商品が売れたのは一年ぐらい。それでまた不二家側が「代わりをくれ」と言いだした。 pic.twitter.com/V2UTFB8zHR

2015-05-07 16:15:24
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『怪物くん』『ウメ星デンカ』を用意しましたが、それぞれ半年で終わった。キャラクター商品が子どもらにすぐ飽きられてしまったのです。

2015-05-07 16:16:29
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当時の新聞にあたると「まんがキャラクター市場が飽和して崩壊」とあります。バブルが弾けたのです。

2015-05-07 16:17:26
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子どもら(男の子が主力でしょうが)はこっちに流れた。 pic.twitter.com/dgtG8B8xA5

2015-05-07 16:19:40
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TBSはアニメ番組に力を入れてキャラクター商品で稼いだわけですが、それもなんか頭打ちだなーということで、今度は特撮番組に目を付けた。

2015-05-07 16:20:50
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特撮ものならアメリカに輸出しやすいし。

2015-05-07 16:21:18
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日本でも人気だった『トワイライトゾーン』や『アウターミニッツ』を意識して作られたのが『ウルトラQ』。 pic.twitter.com/SMMPx721lE

2015-05-07 16:22:39
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こんなゲテモノのキャラクター商品なんて売れんでしょうといわれていたのが、売れた。TBSも驚いた。

2015-05-07 16:23:14
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それで今度はスーパーヒーロー路線に切り替え、アメリカ輸出とキャラクター商品化の両方でがっぽり稼ぐことを考えた。

2015-05-07 16:24:09
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ウルトラマンといえば円谷プロ作品というイメージが強いのですが、あそこは特撮スタジオであって、脚本や演出の人材は揃っていなかった。『ウルトラマン』も演出家や脚本家はTBS側が用意した。

2015-05-07 16:26:33
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それでTBSにすればウルトラシリーズはうちの作品という意識が強かった。

2015-05-07 16:27:02
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キャラクター商品の印税はTBSと円谷プロの山分けだったそうですが。

2015-05-07 16:27:26
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このあたりのことが原因で、後にTBSと円谷プロは決裂。詳しくは『ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗』に詳しいです。amazon.co.jp/dp/4062882159/…

2015-05-07 16:29:10
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いろいろあったわけですが、要はテレビアニメも特撮番組も、アメリカの文化植民地となった日本でこそ生まれたということです。

2015-05-07 16:30:36
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アニメの労働環境がおかしくなっていったのもこの頃。

2015-05-07 16:31:04