創作診断「月花奇譚」詳細設定

花作り

花作りとは草木の花を育てるもののことをいうが、この世界では種はなく、花作りが手をかざし、力を込めたところにだけ草木の花が咲く。とても大切な存在だ。

花読み

花読みとは花と心を通わせることのできる者である。花から言葉を授かり他の者に伝える役割もある。

花歌い

花歌いとは花の歌を作り歌い、花に力を授ける者のことをいう。力といっても些細なもので、それほど強いものではない。しかし花歌いによって少しではあるが差があるよう。

花染め

花染めとは花の色を変えることの出来る者。色によって花言葉が変わることや、花の気分を変えてあげることが出来る。花にとっては友人のような存在かもしれない。

花綴り

花綴りとは異称が花学者ともいえ、花の研究をし記録する者のことをいう。大抵のことなら花綴りに聞けばわかる、といいたいところだがまだわからないことも多くあるようだ。

花使い

花使いとは花を自由に操る者のことをいう。花作りや花染めの力も持ち、そして花を自由に成長させることもできる。とても特殊な能力を持った者である。

花舞い

花舞いとは花を持ち舞い踊る者のこと。花歌いと合わさると花に与える影響（力）が大きくなる。花舞いだけでも力はあるが花歌いと同様些細なものである。

花喰い

花喰いとは言葉の通り花を喰らう者である。しかしもともと花喰いの者はいなく何らかの事情で花喰いになってしまっている。心が少し病んでしまったものが多い。

花盗み

花盗みとは花を盗む者のことだが、普段は普通に過ごしていてもある時途端に花盗みへと豹変してしまう者のことをいう。こちらは少し歪んだ性格のものが多いよう。花喰いと同様もともと花盗みであったわけではない。盗んだ花は大切にする。

花守り

花守りとは花盗みや花喰いから花を守る者ということ。しかし優しい人が多く、花盗みや花喰いも自らそうなったわけではないと理解しているので花盗みや花食いのカウンセラー的な役割もある。